Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

たなばた

2007/07/07 10:55:42
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今日は7月7日。
世間一般で言う七夕である。

「ねぇねぇ、大ちゃん」
「何、チルノちゃん?」
「今日何の日か知ってる?」
「七夕でしょ?」
「やっぱり知ってたかー」
「知ってるも何も昨年もやったでしょ……」

「なぁ霊夢」
「何よ?」
「今日何の日か知ってるか?」
「私が米を最後に食べてから二週間目?」
「違うって……というか二週間前から米きれてたのかよ……」
「冗談に決まってるわよ。あれでしょ? 七夕」

「ねぇ咲夜」
「なんでしょうかお嬢様」
「今日、何の日だか知っている?」
「七夕ですね」
「今年はどうする予定?」
「……すみません。まだ特に決めていません」

「なー、慧音」
「なんだ妹紅? 朝食なら先ほど食べたではないか」
「ちょ、人をボケた人みたいに言わないでよ!」
「で、何だ?」
「今日、七夕だよな?」
「ああ、そうだが。それがどうしたのだ?」
「……いやー、ちょっとね」

「えーりん、えーりん」
「何ですか姫? 助けを求めてるようには見えないのですが……」
「今日って七夕よね?」
「世間一般ではそうですね」
「何か永遠亭でも宴会とかしないの?」
「残念ながら今永遠亭は厳しい財政難で、それどころじゃありません。暇だったのでしたら外の笹でも売ってきたらどうですか?」
「……」

「さ~さ~の葉 た~んざく~♪ わ~た~し~が ゆ~れ~る~♪」
「あー、今日は七夕だったなー。ちょっと町の近くで屋台開くかな?」

「ねぇねぇ妖夢」
「なんですか、幽々子様」
「笹団子が食べたいなー」
「はぁ……」
「せっかく七夕なんですから笹にちなんだ物を食べたいじゃない?」
「……わかりました。今から材料を買ってきます」
「いってらっしゃい」

「藍さまー」
「なんだい?」
「藍さま、今日何の日か覚えていますか?」
「ああ、七夕だろう」
「ちぇん、笹取ってきますね」
「気をつけてな」
「はい、それじゃいってきます!」


ちぇんが笹を取りに永遠亭近くまで来ると、妹紅さんと輝夜さんが弾幕ごっこしてた。
「お前に譲る笹なんぞ一本もないんじゃあぁぁぁ!!」
「妹紅、考えていることは同じだったようね?」
辺りの竹とか笹は結構な範囲で燃えています。山火事です。
「私の邪魔をするなら今度こそ息の根を止めてやるぞ! 輝夜!」
「あら、残念だけどお互い死ねない体じゃない?」
「ふふ、そうだったな。だが、私の邪魔はさせない!!」
ああ、どんどんと火災の範囲が広がっていきます。藍さま、ちぇんはどうしたらいいんですか?
もう、ただ呆然と立ち尽くしている事意外出来そうにありません。
「こらあぁぁ!! 二人とも何やっているのだ!」
「あ、やばっ」
「あ、ちょっと妹紅!?」
人里に住んでいる慧音さんが現れて妹紅さんは逃げました。……不死鳥の羽を纏って。
「こら、何をやっているんだ!」
「ちょ、妹紅ずるい!!」
「ああ、心配するな。後でたっぷりと説教しておく。ところで、橙無事ですか?」
「は、はいっ!」
「あら、スキマ妖怪の所の式じゃない」
「あ、あの、えーっと」
「まったく、お前ら二人は何を考えているのだ……」
輝夜さんと慧音さんの話を聞くと、どうも笹を取ってきて里で売ってくるらしかった。
……もし、輝夜さんと妹紅さんが出会わなかったらお金払って笹を取ってこなきゃならない所だったかもしれない。慧音さんに感謝。
一通り説明すると輝夜さんは帰っていったみたい。
「それで、橙殿はやっぱりここの笹を取りにきたのか?」
「あ、はい」
「それじゃ、私も手伝おう。どうせ私も里の者達の為の笹を取りに来たところだ」
「ありがとうございます」


慧音さんも手伝ってくれたお陰で結構大きい笹を手に入れることができた。
これで藍さまは褒めてくれるかな?
「……ん? 橙」
「はい?」
「よく見ると服が少し破けているな。よし、妹紅が迷惑を掛けたお詫びと言っては何だが服を直してあげよう」
あ、よく見るとスカートの裾の所とか袖口とかが破けている。
「あ、大丈夫です」
「いやいや、藍殿が心配するだろう? 里までは距離は無いし、帰りは私が送って行ってやろう」
「あ、ありがとうございます。それではお言葉に甘えます」
「ふふ……そこまで他人行儀にならんでもいいぞ」
「はいっ」


「あれー? 橙じゃない? ……それと慧音」
竹林からの帰り道に夜雀の友達が屋台を引いていた。
「あ、みすちーこんにちは」
「なんだ、その間は。それにしてもお前、また里人に悪戯でもしようとしているのか?」
「ちょっとまってよ、この格好見てそういうことしか考えられないの~?」
「ふむ……今日は真面目に働いているのだな」
「何よ、今日『は』って! 今日『も』の間違いじゃない?」
どうも慧音さんとみすちーは仲が悪いらしい。
「もう、里人には悪戯しないって約束したじゃない。それに大切なお客さんなんだから!」
「そうだったな。邪魔して悪かった」
「それでさ、橙。なんで慧音なんかと居るの?」
「えっとね、竹林で笹取ってきたの」
ちぇんは竹林で取ってきた大きな笹をみすちーに見せる。結構、自慢できるくらいの大きさだと思うよ。
「おーおー、今日は七夕だねっ! あ、慧音」
「なんだ、夜雀」
「ちょっと、私にはちゃんとミスティアって名前がるんだから種族名で呼ばないでよっ!」
「ああ、悪かった。で、どうしたミスティア」
「笹、余ってない?」
「ん、別に一本位なら構わないが」
「それじゃさ、八目鰻少し分けるから笹欲しいな」
「ああ、交換と言うことなら構わないさ。この笹でいいか?」
「うん。これ位の大きさなら屋台に飾れるからね」
そう言ってみすちーは一番小さい笹を貰って屋台に括りつけた。
ちょうどいい具合の大きさでお客さんの座る所も邪魔をしていない、ちょっと屋台が七夕風。
「それじゃ……よっと、これどうぞー」
「うむ、有難く頂くよ」
「それじゃ、これから仕込みするからもう行くねー」
「ばいばーい、みすちー」
「頑張れ、私も時間が会ったら屋台へ向かう」
「はいはいー」
そう言ってみすちーは川原の方へ行ってしまった。
「ああ、この鰻は橙が持っていくといい」
「いいんですか?」
「ああ、持って行け」
「ありがとうございます」


「さて、色々と時間を取らせてしまったな。さっさと私の家へ行って服を直そう」
「はい」
慧音さんの家は人の里にある。
ちぇんもたまに藍さまと一緒に買い物に来るから里の人は驚かない。というか、紅魔館のメイドさん(名前は確か咲夜さんだったっけ?)とか永遠亭の薬剤師の人達とかも買物に来ているので妖怪とかはもう驚かれなくなってるみたい。
……それに慧音さんも半獣だし、里の人を守っているから妖怪が受け入れやすくなってるかも。
「さぁ、入った入った」
ちょっと考え事をしているうちに慧音さんの家に到着。
「お、おじゃまします」
「ふふ、私以外誰も住んでいないよ」
家は普通の家で、ちぇんの家ともあんまり変わらなかった。
「よし、それじゃあちょっとこっちに来てくれ。 すぐに直してやる」
ちぇんは、慧音さんの前に座る。
慧音さんは針と糸を取り出して、ちぇんの服を縫ってくれる。
「ところで、橙殿。今日は紫殿と藍殿と一緒に七夕を過ごす予定なのか?」
「はい。……でも紫さまは起きてくるかわかりませんけど……」
「そうか。よし、簡単にだがこれでいいだろう」
「ありがとうございます」
服を直してくれた慧音さんに何度も頭を下げる。
「こらこら、そんなに頭を下げるな。 元々は妹紅の所為で破けたようなものだ」
そう言って慧音さんが頭を下げようとする。
「あ、あの、慧音さん。私がボーっとしていたのが悪いんです」
「後でちゃんと妹紅にも説教をしておくから安心してくれ。 ああ、茶でも入れてこようか」
慧音さんが立ち上がって台所へ行ってお茶を入れにいく。
「あ……のど渇いていないので大丈夫です」
「そうか」
「あの、そろそろ帰りますね。藍さまも心配すると思うので」
「ああ、それじゃ送ってやろう」

慧音さんの家から外に出ると、白玉楼に住んでいる庭師の人が居た。
「あれ、慧音さん。それに橙さん、お久しぶりです」
「ああ、妖夢殿、久しいな」
「お久しぶりです、妖夢さん」
妖夢さんは両手に手提げ袋を提げていた。中身は……恐らく食材だと思う。
「今日は買出しか?」
「はい、幽々子様がどうしても笹団子が食べたいと言っていましたので材料の買出しです」
「ふむ、七夕にちなんでの笹団子か」
笹団子?
「ああ、笹団子はね団子を笹で包んだものですよ」
ちぇんが笹団子が何か気にしていたのがわかったのか妖夢さんが説明してくれた。
「美味しそうですね」
「とっても美味しいですよ。今度機会があったら是非」
「はい」
「それにしても、幽々子殿は変わらないな」
「本当に、突然に言い出されるので困り物ですよ」
「ははは、主人が何か頼み事をするというのは頼られている証拠だよ。愛想をつかされては何も言ってはこん」
「……そうですね。ではその主人がご機嫌のうちに戻って笹団子を作ります」
「それがいいだろう。では頑張ってな」
「それでは」
「うむ」
妖夢さんは急いで帰っていった。
「さて、妖夢殿と話し込んでしまったな。帰るとするか」
「はい」


慧音さんにおんぶされて家まで帰ってきた。
「それじゃ、良い七夕を過ごしてくれ」
「何から何までありがとうございました。今度里へ行くときは家寄らせてもらってもいいですか?」
「ああ、是非寄ってくれ。それでは」
そう言って慧音さんは飛んでいった。
「ただいま、藍さまー」
「おお、お帰り橙」
とたとたと足音を立てて藍さまが玄関まで来てくれた。
「いい笹は取れたか?」
「はい! 慧音さんに手伝ってもらっていい笹を貰ってきました」
「そうかそうか。それでは今度里へ行くときは慧音殿になにか土産でも持っていこうか」
「はい! あ、それから」
「ん?」
「これ、みすちーからもらいました」
みすちーから貰った八目鰻を藍さまに渡す。
「八目鰻か、これは今度ミスティアの屋台へ行ったときに礼を言っておかねばならんな」
「藍さまはみすちーの屋台行った事あるの?」
「まぁな。……おおっ」
藍さまが外に置いてある笹を見て驚いた。
「これは立派な笹だな。早速立てよう」
藍さまが頭を撫でてくれた。
「お手伝いします!」
ちぇんは藍さまの役に立ててとっても嬉しかった。
「おはよう、藍、橙」
外で騒がしくしていたからか、紫さまが起きてきた。
「あ、紫さまおはようございます」
「紫様、おはようございます……と言ってももうお昼ですが」
そういえばちょっとお腹が空いたなって思っていた所だった。
……今日のお昼ご飯は藍さまと紫さまと一緒に食べれるって思うとまた嬉しくる。
「あら、立派な笹ね」
「はい、橙が取ってきてくれました」
「あらあら、笹も立派だけど一人で笹を取ってこれるなんて橙も立派ねー」
紫さまも頭を撫でてくれた。また何かあったら頑張ろうって思った。
「それじゃあ藍、貴女はお昼ご飯を作ってね。私は橙と笹を立てておくわ」
「はい、わかりました。紫様、橙をお願いします」
「はいはいー」
藍さまはまた家の中へ戻っていく。
そして紫さまが私の耳元で呟いた。
「ふふ、藍も昔七夕の日に笹を取ってきてもらったのだけど、その時の笹より立派な笹ね。本当に立派だわ、橙」
「ありがとうございます!」
そうして、紫さまと一緒に笹を立てた。……ちょっと、笹大きすぎたかも。


お昼ごはんも食べて、お茶を飲んで休憩。
ちぇんは猫舌だからぬるいお茶を藍さまに入れてもらった。
「んー、そうだ。ちょっと神社まで行って来るわね」
「お気を付けて、紫様」
「行ってらっしゃい、紫さま」
紫さまのスキマは便利。
ここからちょっと時間がかかる霊夢さんの居る神社まであっと言う間に着ける。
そう言っている間に紫さまが入っていったスキマが閉じられた。
「さてと、橙。短冊に願い事を書こうか」
「はーい」
さて、お願い事は何にしようかな?
んーと、おいしいお魚が食べたい?
それとも、チルノちゃん達ともっと遊びたい?
……悩んじゃうなー……
んーと、んーと。
「藍さま、お願い事書けましたか?」
「ああ。橙はどうだ?」
「えっと、色々お願い事があって悩んでます」
「ははは、橙らしい。じっくり悩んで書きなさい。まだ時間はあるのだから」
「はい!」


あれから半刻くらい悩んでようやくお願い事を書けた。
「あ、ら~ん?」
「紫様、どうしました?」
スキマからちょこんって紫さまが現れた。
「今晩って何かもう用意しちゃってる?」
「いえ、これから夕飯の支度をする所でしたので」
「丁度良かったわね。藍、食材を持って博麗神社に来てね」
そう言って紫さまはまたスキマに戻っていった。
「はぁ、また宴会でしょうか?」
「恐らくそうであろう。年に一度の七夕、たまには宴会で楽しむのもいいだろう」
「ちぇんもお手伝いしますね」
「ああ、助かる。それでは私は食材を用意してくる」
「あ、とりあえず短冊を吊るしてきます」
ちぇんは外に出て短冊を笹の葉に吊るした。
……お願い事、叶うといいな……
「橙ー、準備が出来たからいくぞ」
「はい、藍さま」


神社の境内はすでに多くの人(っていうのかな?)が居た。
普段チルノちゃんたちと遊びに来るときの博麗神社はとっても静かな場所なんだけど、こういう宴会のときはとっても賑やかな場所になる。
「あれ、橙さん」
「あ、妖夢さん」
さっき里で会った妖夢さんとまた会った。
「紫様が白玉楼へいらっしゃって、幽々子様をお誘いしていたのでもしかしたらーって思っていたんですけど、やっぱり来てましたね」
「はい! 今日は藍さまのお手伝いも兼ねて来ました」
「そうですか。ああ、そういえば」
「?」
妖夢さんが、手に持ってた手提げの中から笹に包まれた物を取り出した。
あ、いい匂い。
「これ、さっき里で話していた笹団子です。 お一つどうぞ」
「わぁ、ありがとうございます!」
「それじゃ、私は幽々子様の所に戻りますね」
「はいー」
とっても大きな笹団子を貰っちゃった。
「あー、チェンがなにか美味しそうなものもってるー!」
「あらあら」
チルノちゃんと大ちゃんも宴会に来てたみたい。
「あ、これ笹団子っていう物だって」
「へー、ササダンゴね。んーいい匂いだね」
「あ、そうだ。チルノちゃん、大ちゃん、これ一緒に食べない?」
「え、いいの?それ橙さんが貰ったものでしょ?」
「うん。一人で食べるよりみんなで食べるほうのが美味しいからね」
「やったー」
ちぇんは笹団子の笹を取って、中のお団子を三等分してみんなに配った。
「いただきまーす」
「それじゃ橙さん、いただきますね」
「いただきます」
パクッっと一口かじると、あんこの甘い味と笹の香りが口の中に広がる。
「おー、美味しい!」
「あら、美味しい」
「美味しいねー」
あっと言う間にみんな笹団子を平らげ、満足の表情を浮かべた。
「チェン、これから遊ばない? どうせ、みんな酒のんで暴れちゃうし」
「暴れるって事は無いと思うけどね、チルノちゃん」
「ごめんね、ちぇんは藍さまのお手伝いしなきゃダメなの」
「そっか、それじゃ手伝いが終わったら遊ぼうねー」
「それじゃあ、お手伝い頑張ってね」
チルノちゃんと大ちゃんは二人で霊夢さんのところへ向かったみたい。
よーし、お手伝い頑張ろう!


宴会も盛り上がり、ちぇんは藍さまが作った料理を運んだり、みんなにお酒を配ったりして藍さまのお手伝いを頑張った。
大分みんな酔いが回ってきたみたいだった。
フランドールさん、アリスさん、パチュリーさんがなにやら弾幕ごっこを始めそうな勢いで、それを魔理沙さんが止めようとしてたり、霊夢さんとレミリアさんが一緒にお酒を飲んでいるのを遠目に咲夜さんが羨ましそうに眺めていたり、鈴仙さんが永琳さんに、鈴仙さんが輝夜さんにお酌をしていたり。
「ご~し~き~の さ~らっさら~♪ の~き~ば~に か~い~たっ♪」
「あら、意外と早かったわね」
みすちーの屋台が神社の境内までやってきた。
「ご注文はお早めにー、材料に限界があるからねー」
「紫さま、みすちー呼んだんですか?」
「ちょっとは藍達の負担を減らそうと思ってね。里の外れで開いてたミスティアの屋台まで行って、ちょーっと来てって言ったのよ」
なんだかさっきよりもとっても賑やかになってきた。
「さぁー、プリズムリバーシスターズのライブが始まるよー!」
ヴァイオリンとトランペットとピアノの音が軽快に境内に響いた。
「ふふ、今夜は一段と賑やかになったわね」
改めて辺りを見渡すと、本当にいっぱいの人が来ていた。
ちぇんも何回か宴会には参加したことあったけど、こんなに賑やかなのは初めて。
「何やら賑やかだと思えば、妖怪がこんなにも集まっているとはな」
「あ、慧音さん」
「おお、橙じゃないか。笹はどうだったか?」
「はい、慧音さんのお陰で藍さまと紫さまに褒められました」
「それはよかった」
「慧音さん、ありがとうございました」
「いや、礼には及ばん。さて、私も少しだけだが参加させてもらうとしようか」
「あ、妹紅さんはどうしましたか?」
「ああ、妹紅なら先程まで竹林を片付けていたから今頃は寝ていると思う」
「はぁ、折角の七夕なのに……可愛そうです」
「いやいや、元々妹紅が原因の火災なので因果応報というやつだ。輝夜も一緒に片付けさせたしな」
「あ、でも輝夜さんはさっき見かけましたよ?」
「やっぱり、不死の人間は体力に限界が無いと言うことか……」
「ちょっと、慧音!! こんな宴になんで私を呼ばないのよ!!」
あ、妹紅さんが上空から飛んできた。
「いや、私も今来たところだ」
「ふーん。ま、いいや」
また一人増え、どんどんと賑やかになっていく神社。
慧音さんはみすちーの屋台へ向かったみたい。
妹紅さんは早速輝夜さんに見つかってが弾幕ごっこを始めようとしたけど、永琳さんに咎められてた。
「よし、それじゃ飲み比べで決着を!!」
「望む所よ! 妹紅!」
なんて聞こえてきたりもする。
ちょっと疲れてきたので、縁側に座って夜空を眺めてみる。
あー、天の川が綺麗に見えるなー、なんて思っているうちにちぇんは眠ってしまったみたい。


「ふふ、いい寝顔ね」
「橙はよく働いてくれました。お陰で私はとても助かりました」
「それにしても今日は一段と賑やかだったわね」
「そうですね。たまには今日のような賑やかな宴会も良いものですね」
「ふふ、そうね。きっと橙が頑張ってくれたからね」
「……はい、私もそう思います」
「あら、家の笹に短冊がかかっているわ」
「ああ、橙の短冊ですね」
「なになに……?」

「 いつまでも紫さまと藍さまと仲良く暮らせますように
                                      橙 」
初めてこちらへ投稿させていただきます、秋月と申します。
七夕という事で7月7日に間に合うようにがんばりました。
(実際には七夕のことを思い出したのが6日の夕方でしたorz)
ヘタレな作品で申し訳ありません。

でも、橙と慧音とみすちーが書けて満足です。
秋月 誠
コメント



1.名無し妖怪削除
橙無事ですか?」
他の言葉と比べて違和感が・・・
2.ルエ削除
あちこち文章が錯乱しているので修正を
3.秋月 誠削除
ご指摘有難う御座います。
7日が忙しくPCに触れられない為、可笑しい所がある状態でも七夕に間に合わせる為に投稿してしまいました。
現在全力で修正作業をしています。