絵本風
あらすじ
暴走したお嬢様をこらしめた咲夜さんは、隠した霊夢に会いに行きました。
「霊夢~もう大丈夫よ~」
咲夜さんは、部屋の隅のクローゼットに隠してた霊夢に呼びかけます。
でも、霊夢は出てきません。
「霊夢?」
クローゼットを開けるとそこで霊夢は泣いていました。
「どっ、どうしたのよ霊夢!」
慌てて咲夜さんが霊夢に尋ねます。
「ふぇ…うっ…うっ…」
でも、霊夢は泣いてるばかりで答えません。
「霊夢、泣いてるばかりじゃわからないわ。ちゃんと話して」
咲夜さんがそう言うと、霊夢は泣きじゃくりながら話し出しました。
「だってね…ふぇっ…れみりあねーちゃんとさくやねーちゃんとめーりんねーちゃんがけんかしてたから…」
その時、咲夜さんは気付きました。
霊夢に闘ってた時を見られていたのです。
「げんいんは、れいむ…なんでしょ?だから…うぇっ…れいむのせいでみんながけんかしちゃって…」
霊夢はそういって、さらに泣き出しました。
「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…」
下を向いて謝る霊夢をみて、咲夜さんは悲しくなりました。
悪いのは自分なのに、霊夢は霊夢のせいだと勘違いしているからです。
確かに、霊夢を守るために咲夜さんは闘いました。
でも、結果としてそれは霊夢を悲しませることになってしまったのです。
「れいむは…いらない子なんだよね…そうだよね?」
パンッ
音が響きました。
咲夜さんが霊夢のほっぺたを叩いたからです。
「ねえ、霊夢。なんで叩かれたかわかる?」
無表情で、咲夜さんは尋ねます。
霊夢はそれで泣き止みましたが、ほっぺたをおさえたまま、首を横にふりました。
「霊夢、アナタはいらない子なんかじゃない。」
無表情だった咲夜さんの顔が、段々泣き顔になってきました。
「アナタは皆の大事な子なんだから…そんなこと言わないで…」
咲夜さんの目から、涙がこぼれました。
そして、咲夜さんは霊夢を抱きしめて
「だから…お願い…私は…霊夢のこと…大好きだから…」
そう言いました。もう、咲夜さんも泣いています。
「うぇ…ふぇえええええ…うわあああああん…」
霊夢も、咲夜さんの胸に顔を埋めて泣き出しました。
その日は、霊夢は咲夜さんと一緒に部屋で寝ました。
泣きつかれていたのか、霊夢はすぐに寝てしまい、少しだけ咲夜さんは残念そうな顔をしましたが
「アナタがいてくれるだけで…それだけでいいのよ。霊夢」
そういって霊夢の頭をなでました。
永琳「どう考えても東方ニュースの時間です。今朝放送したニュースで続報が入りました。
滝つぼで発見されたレミリアさんですが、永遠亭に入院中に朝の事件で死亡した皇束篠秋さんが死ぬ間際放った高性能追尾ミサイル
リヴァイ○サンが永遠亭に直撃し、近辺が焼け野原になりました。
しかしレミリアさんは奇跡的に回復し直撃寸前に脱出しており、他の永遠亭の住人は偶然、たけのこ狩りをしていたため無事でした。
家の無くなった永遠亭の人たちは、建て直すまで博麗神社に居候するそうです。」
続く
って、死ぬ間際にミサイルですかw
しかも何故永遠亭ww
とりあえず、EDF!EDF!