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ちびれーむ紅魔館へ行く・第四話 お嬢様VS紅魔館防衛部隊

2007/07/05 05:53:12
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注意
甘いなんて物じゃないことは言っておきます。
ちびれーむは少ししか出てきません。




 咲夜は霊夢を呼びに行こうと図書館へ向かっていた。その途中で、レミリアに出会ったがその表情に咲夜は絶句した。
獣、野獣、魔獣、某波紋使いの血を飲もうとする吸血鬼そのものであったからである。
目は血走り、呼吸は荒く、帽子は少し浮いていた。
その姿を見て硬直している咲夜にレミリアは尋ねた。
「ねえ、咲夜」
「はっ、はい!」
 威圧感の塊のようなその声に、ビクッと体を震わせる咲夜
「霊夢は…どこかしら?」
「とっ図書館にいます!」
 思わず答えてしまい、しまった。と心の中で思う咲夜の考えを見透かしたように、
「ふふ…ありがとう…」
と、答えると、そのまま図書館へ向かっていった。
「…マズイ!」
レミリアの考えがわかった咲夜は、時を止めて霊夢を保護しに向かった。


「ま…間に合った…」
 霊夢を保護し終わった咲夜はゼイゼイと息を切らしながら、自室へと戻った。霊夢はまだ寝ている。
しかし、既にレミリアには咲夜が霊夢を保護したことを知っているだろう。
「多分…一直線に向かってくるでしょうね。」
 辺りを見回しながら、咲夜は解決策を考えている。確かに、全力の咲夜の能力を使えば勝てるかもしれない、
だが、あの状態のレミリアに能力は通用しないと考えていい。
 そう思った咲夜は、部屋の隅にある紐を引っ張る。すると、通信機のようなものが出てきた。
それを手に取り、全力で叫んだ。
















「紅魔館防衛部隊総員!十六夜咲夜の部屋に至急集まれ!緊急事態だ!」








紅魔館全体に盛大に声が響いた。








紅魔館防衛部隊
それは紅魔館の為の、紅魔館による、紅魔館防衛部隊である。
隊長は十六夜咲夜、副隊長は紅 美鈴以下12もの部隊で結成されている防衛部隊であり、
過去に、霊夢たちが解決した異変の際も彼女達が立ちふさがった。プレイヤーなら、彼女達の恐ろしさはよくわかるだろう。
ちなみに、図書館組は参加していない。肉体労働は苦手だからである。





ボコォ!

 轟音と共に咲夜の部屋の窓が、壁が、天井が、床が一瞬にしてボロボロになった。
彼女達が―来た。紅魔館防衛部隊が。
「咲夜さん!どうしたんですか!緊急事態なんて」
 窓から門番隊と共に飛び込んできた美鈴が慌てている。
「みんな、落ち着いて聞いて欲しいの、今からお嬢様…いえ、レミリア・スカーレットを戦闘不能にする」
「「「ええ!?」」」
全員が素っ頓狂な声を上げる。それも当然で、守るべき主を戦闘不能にすると言っているのだから。
「隊長!どうしてお嬢様を攻撃するんですか!」
「そうですよ!なんでですか!」
メイドたちが隊長である咲夜に詰め寄る。
「お嬢様は…霊夢を吸血鬼にするつもりよ」
その言葉を聞いた途端、全員が黙った。
「たぶん…今の状態の霊夢なら、何の問題もなく吸血鬼に出来るからね」
咲夜が言葉を発するたび、信じられない、というような表情になる防衛隊。
「咲夜さん…それは…」
「ええ、あってはならないことよ。きっと今まで碌な出番がなかったから、その鬱憤が今になって出てきたのね」
 咲夜が悲しそうな顔をする。それと同じように、他の全員が悲しそうな顔をしている。
「もう…わかったわね?」
「「「はい」」」
咲夜が尋ねると、全員は意を決した。
主が悪人にならない為に、霊夢を守るために















「作戦は・・・?」
美鈴以下、12の部隊長が集まっている。拠点はまだ咲夜の部屋である。
「そうね…とりあえず、ここに某13課から調達した祝福済みの銃剣があるわ。これなら殺すことは出来ないけど止められるかも」
 部屋の隅のタンスから何百本もの銃剣を取り出す咲夜。その光景に全員が、どよめきをあげる。さらに
「そして…銀弾。入手経路は秘密よ」
バラバラと銀弾を落とす。
「あとは通信機、全員に持たせてるわ。そして本部のここに繋がるようにしてる」
取り出した通信機は最新式で、血の池に沈んでも、ちゃんと通信が出来る優れものである。
「これと、各員、好きな武器を持って応戦しなさい」
「咲夜さん…霊夢は・・?」
「大丈夫、ちゃんと隠してあるわ」
心配が無くなった全員は戦乙女の顔をしている。
戦闘準備は整った―




















紅魔館一階~図書館へ向かう通路~
「あら?あなた達は…ふふ、さっきの通信で集まってきたのね」
「お嬢様…お願いです。止まってください。」
必死に主を止めようとする防衛隊。だが
「ダメよ、霊夢は私のもの…私の…」
何も見えていないレミリアは部下に攻撃を開始した。














本部
「咲夜さん。お嬢様は、現在もこの部屋に向かって爆進中です」
「でしょうね…通信でわかるわ」
咲夜が聞いている通信に美鈴は耳を傾けた。













「くっ!銃弾が効かない!」「くそっ!弾幕が激しすぎる…」「きゃぁぁぁぁぁー!」
「篠秋ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃい!!!」「後退だ!後退しながら撃つんだ!」
「再生したぞ!悪魔め!」「私はムス○大佐だ」「当たれ!当たれぇぇぇぇ!」
「神父は!神父はどこだぁー!」









あれ?
 美鈴はそう思った。今、明らかに別の通信が混ざったような…
「ねえ、咲夜さん。何か別の通信混じってません?」
「あら?」











「な、何だこれは…さ、サンダー!」「後退、後退ー!」「霊夢は渡さないわ!」
「弱点はすねだ!スネを狙え!」「まさか…あなた、自分の首をかきむしってるんじゃないですよね?」
「俺の歌を聴けぇぇぇぇぇぇ!」「伝令ー!伝令ー!蜀が建国されたようです!」「咲夜!今すぐパソコンの電源を切るんだ!」

















明らかに、別のが混じっている。
「ああ、ゴメンなさい。前居た部隊とかの通信も混じってたわ。」
「咲夜さん。あなた一体今までドコに」
その言葉を華麗にスルーした咲夜は、通信の周波数を部隊に合わせた。



「なっ!口からスカーレットシュートを放ったぞ!」「信じられない!今、目から針が!」
「なんでナイフが腹から出てくるのよぉぉぉ!」「気をつけろ!糸を吐いてくるぞ!あれに捕まったら終わりだ!」




「聞かないほうがよかったかもね」
「本当ですね」
半ば呆れたように、会話をする二人。しかし、レミリアは既に扉の前に居た。







ドカン!






「ふふふ・・・みいつけた…」
服はボロボロ、帽子は既に脱げている。しかし、その目は今だ変わらず血走っている。
「くっ!」
流石の咲夜も慌てている。予想外であったからだ。ここまで耐久力が高いとは思わなかった。
「咲夜さん!ここは私が!」
美鈴が二人の間に割り込む。
「あなたが私を止めれると?」
「ええ…こうすれば!」
そう言うと、美鈴は構えを取り







ちゃらららら~ん




「我が名は紅 美鈴!お相手願う!」


一騎打ち待機中


「だが断る」


やはり、受けなかったレミリア、だが
「ナイスよ、美鈴」
「なっ!?」
いつの間にか、レミリアの後ろに咲夜が回り込んで腕を体に回していた。
「はっ、放しなさい!」
「ダメです」
そう言うと咲夜は一気にレミリアを持ったまま後ろに仰け反り







「スープレックス!」





ゴンッ



「ぎゃー!脳が揺れるー!」










「うう…まさか私がプロレス技に負けるなんて…」
しめ縄でぎっちぎちに縛られたレミリアが嘆く
「お嬢様…今のアナタでは霊夢は近づきもしません」
「なんでよ咲夜」
レミリアは尋ねる。
「今のアナタは邪気の塊、子供は近づくだけでショック死します」
「え?マジ?」
「マジです」
ふざけてるように思えるが、本人はいたって真面目であることを言っておく。
「あなたの邪気をはらうためには、滝に打たれる必要があります」
「わかったわ咲夜!今から行って来る!」
咲夜は冗談だったのだが、レミリアはすぐに縄を引きちぎり飛び立っていった。
「ああ…お嬢様…直情過ぎます」
レミリアが飛び立ったあと、部屋で咲夜が嘆いた。
























永琳「東方ニュースの時間です。昨日、紅魔館で大規模な戦闘が起こり、メイドをしている 皇束篠秋さん(年齢不明)が
その際の戦闘により死亡した模様です。白玉楼に篠秋さんにインタビューに行きましたが、まだ来ていないとのことです。
あと紅魔館の主であるレミリア・スカーレットさんは本日未明、滝つぼに浮かんでいるのが、発見されました。
虫の息ですが、命に別状はないとのことです。」




続く






懺悔室
前作が短かったので少し長めに
甘くありませんね。ハイ。
レミリアとの絡みはありきたりになりそうで…無いものを考えてたらいつの間にかこんな作品に
いやー、怖いっすね。
さて、次は咲夜さんです。小悪魔は最後なのでご心配なく
皇束篠秋
コメント



1.名無し妖怪削除
咲夜さんと、通信できる君が羨ましい…
2.名無し妖怪削除
なんという・・・なんという(間抜けな)お嬢様なんだ!
3.名無し妖怪削除
おじいちゃんの地球防衛軍3~FINAL~見た直後だったんで酸吹いたw
4.創製の魔法使い削除
他の元ネタが判ってしまっ自分に鬱だ・・・・

でも面白かったw
5.創製の魔法使い削除
他の元ネタが判ってしまった自分に鬱だ・・・・

でも面白かったw
6.名前が在る程度の能力削除
全部ネタが分かった自分はどんな存在なんだろう。
○○防衛軍ネタは吹いた、そして篠秋さんがぁああああ!!
もちろん、篠秋さんは礼賛Fぐらいは戦場に持ってってますよね?
7.鬼干瓜削除
↓×2
あれ、俺もう書き込んだっけ・・・?
8.名無し妖怪削除
えらい力技かましたなメイド長wwwwww
9.SETH削除
これメイドの書いたドキュメントってこと?w
10.名前が無い程度の能力削除
結城隊員なにやってんすかwwwwww