めっちゃ短め
絵本風
途中からパチュリー視点
あらすじ
フランちゃんと結婚式ごっこをした後に、霊夢は図書館でパチュリーの手伝いを始めました。
薄暗い図書館で霊夢は本の整理をしています。
「霊夢」
「なに？ぱちゅりーねーちゃん」
遠くの方からパチュリーが霊夢に話しかけてきました。
「それが終わったら後でこっちにきなさい」
「うん！」
霊夢はせっせと本を片付けます。
それをパチュリーはじっと見ています。
「ああ、そうだ。あっちにもあるからね」
「うん！」
すこしもいやそうな顔をせず霊夢はむしろ笑いました。
しばらくして
「おわったよー！」
「そう、ご苦労様」
そっけなくパチュリーは答えます。でも
「ほら、私の上に座って、ごほうびに本を読んであげるから」
その言葉に霊夢は顔を輝かせました。
パチュリー視点
なんでかしらね…私は霊夢に興味なんてなかったはずなのに
よく紅魔館に来て、フランとかと遊んで帰るだけを繰り返して
私はそれを見てるだけだったわ。
それなのに、今、霊夢は小さくなって私のひざの上に座ってる。
自分でも不思議な光景だわ。霊夢が大きいときは考えられなかったのにね…
ほらほら、いくらうれしいからって暴れないのよ。私は体弱いんだから
えーと・・・持って来た本は…橙の鬼退治…？また変わった本を持ってきたわね…でも、約束は守るわ
むか～しむかし…
―幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし
どうだったかしら？霊夢…あら、寝ちゃってるわ。しょうがない子ね。
よくひざの上に座ったまま寝れるわねぇ…痛くないのかしら。
疲れてちゃってたか…この子には少し荷が重すぎたかしら…
まったく…こういうキャラじゃないんだけどな、私
膝枕とか初めてやるわよ…もう…しょうがない子ね
幸せそうな顔して寝てるわね～本当見てるこっちも飽きないわ
あら？何かねごと寝言いってるわ…何て言ってるのかしら？
「ぱちゅりー…ねーちゃ…絵本ありがと…ぐー」
…ああ！もう！調子狂うなあ…
でも…またこんなことがあったら、最後まで聞いて欲しいわね。言いたいこともあるし…
聞こえないだろうけどここで言っちゃおうかしら…
「―ねえ、霊夢、次は私も遊びに混ぜてもらっていいかしら？」
続く
咲夜さん・・・毎回鼻血だしてないかｗｗ
どこまで行くか？咲夜……