Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

紫の涙

2007/06/27 08:56:34
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1
初投稿です。
初めて書いた作品ですので至らぬ点が多々あるとございますが、読んで
頂けると幸いです。






















ある日の夜、博麗神社の境内で霊夢と紫が弾幕格闘ごっこをしていた。
弾幕格闘ごっこを始めてから20分ほどが経過していた。戦いもそろそろ
終幕を迎えようとしていた。そこで紫がスペルカードを発動させる。

「ふふ、これで決まりよ霊夢!弐符・魅力的な四重結界!」

紫がそういうのとほぼ同時に霊夢もスペルカードを発動させようとしていた
が霊夢のスペルカードは間に合わず紫のスペルカードの直撃を受けることに
なった。

ドスン。

霊夢は紫に接近していたため直撃をくらいそれが良い位置に決まってしまっ
たのだろう嫌な音がなった。
そして、霊夢は意識を失った。

紫はそれを見て「勝った」とただその満足感に浸っていた。だが、数秒しても
霊夢は起き上がらない。心配になって駆け寄っていく。

「霊夢、大丈夫?ほら、いつもみたいにすぐ起きなさい」

軽く頬を叩いてみるが霊夢は目を覚まさない。紫は少しの不安を感じた。だが、
霊夢は呼吸をしているので死んでしまったわけではない。
とりあえず布団に寝かしたほうがいいだろうと思い神社の中に敷いてあった布団
の上に霊夢をスキマで運び寝かしておく。
霊夢は静かに息をしている……。

紫は霊夢を布団に寝かしてからまたスキマを開き今度は永遠亭の薬師、八意永琳
のもとを尋ねていた。

「霊夢と弾幕格闘ごっこをしていて私のスペルの当たりどころが悪かったみたいで
 目を覚まさないのよ。意識を取り戻す薬とか作れないかしら?」

永琳は珍しく焦っているような紫の様子を見て真剣に話を聞いていた

「そうね、今すぐには無理ね。材料が手元にないし……。鈴仙とてゐに取りに行か
 せるわ、五日後くらいには薬ができると思うからまた来て頂戴」
「わかったわ、こんな夜分遅くにごめんなさいね」
「あなたがそんなに焦ってるの見るのは初めてだからね……」
「じゃぁ、また五日後にくることにするわ。頼むわよ……」

スキマを開いて紫はマヨヒガへと帰っていった。

一日後

霊夢はまだ目を覚ましていなかった。
昼を少し過ぎたころ神社に一人の少女が訪れていた。日傘を差し優雅に歩いている
その少女はレミリア・スカーレット。吸血鬼である。レミリアはこの頃頻繁に神社
を訪れている。

「霊夢~、遊びに来たわよ~」

しかし返事は返ってこない。不思議に思い首をかしげながらレミリアは神社の中へ
と入っていく。

「霊夢いないの~?」

レミリアは神社の奥へと進んでいく。霊夢の寝ている部屋へと辿り着いた。

「あら、まだ寝てたのね珍しい」

おーい霊夢~とレミリアが霊夢の頬を軽く叩いてみたが起きる気配はない。霊夢が
寝ているのをいいことに布団の中へと進入を試みてみる。容易く進入できた。
(ふふ、霊夢~♪)レミリアはご機嫌になっていた、いつもは軽くあしらわれるの
だが今日はなぜか寝ていて起きる気配がない霊夢の布団の中へ踏み込むことができ
たからだ。

「ふふふ……、霊夢の胸~♪」

レミリアは霊夢の胸を触りだした。

少女悪戯中……

約3分ほどしてからレミリアは異変に気付いた。いつもならこんなことをする前に
目を覚ますはずだ。流石に心配になってきたので咲夜を呼んでくることにして一度
、紅魔館に戻った。
レミリアが紅魔館に戻り、咲夜を連れてきた。

「咲夜、霊夢は大丈夫なの?」
「少々お待ちくださいお嬢様」

心配そうな主に瀟洒な従者はそう答えて霊夢の様子を観察し始めた。

「意識を失ってるみたいですね……」
「大丈夫なの?いつ意識は戻るの?」
「残念ながらわかりません……」

咲夜はそう答えるしかなかった。レミリアが心配そうな顔をしている。

「お嬢様今日はお帰りになりましょう。また後日来て見ましょう」
「わかったわ」

咲夜とレミリアは紅魔館へと帰っていた。
時刻はもう夜になっていた。夜、紫とその式の藍が霊夢の所へと訪れていた。

「紫様、まだ目を覚まさないようですね」
「そうね、霊夢は人間だし脆い部分もあるわ……」
「これは不慮の事故なのです、ですからそれほど気を落とさないで下さい。それに
 霊夢はまだ生きています」
「そうね……、薬師に頼んだ薬ができれば意識を取り戻すはずだしね……」
「今日は戻ってお休みになったほうがよいでしょう」

えぇと紫は頷きスキマを開いてマヨヒガへと帰っていった。

二日後

霊夢はまだ目を覚ましていない。
この日は神社に訪れるものが珍しくいなかった。ただ夜に紫が霊夢の所へと来ただけ
だった。

三日後

やはりまだ目を覚ましていない。
昼時に一人の少女が博麗神社へとやってきた。白黒の服を着て箒に乗って飛んできた
普通の魔法使い、霧雨魔理沙だ。

「おーい霊夢ー、昼飯をご馳走になりにきたぜー」

返事がない。

「今日は留守なのか?」

魔理沙はそう言いながら神社の奥の方へと入っていった。霊夢が寝ているのを見つける


「まだ寝てたのか、珍しいこともあるもんだぜ」

と言いながら近寄っていく。

「霊夢、もう昼だぜいつまで寝てるつもりだ?」

掛け布団をとってみるが霊夢は目を覚まさない。魔理沙は霊夢の頬を軽くつねってみた
がやはり目を覚まさない。

「霊夢に何かあったのか?これはパチュリーのところにいって調べてみるか……」

魔理沙は紅魔館に行きパチュリーのいる図書館から本をいくつか拝借し自分の家で読み
漁ることにした。

その日の夜も紫が霊夢のところへと来ていた。

「霊夢……、まだ目を覚まさないのね……」

そう呟いた時、紫の目から一滴の涙が流れていた。

「お願いだから目を覚ましてよ、霊夢……」

境界の妖怪、幻想郷でも最高クラスの妖怪が一人の少女に対して涙を流している。その
涙は紫の頬を伝い、霊夢の頬へと落ちた。しかし、霊夢は目を覚まさない。
紫は涙を拭いスキマの中へと消えていった……。

四日後

この日の夜も紫は霊夢の元へと訪れていた。

「霊夢、早く目を覚ましてよ……」

紫が昨日と同じように涙を流し、その涙が頬を伝い霊夢の頬へと落ちる。その時、奇跡
が起きた。

「ん……、紫……?」
「霊夢!?」
「紫どうして泣いてるのよ?」
「っ……」

紫は何も言うことができなくなるほどに泣いてしまっていた。紫は上半身だけを起こした
霊夢に抱きつき泣いていた。

この日、大妖怪は一人の少女の存在の大きさに気付いた。そして大妖怪はその少女の為に
涙を流し、この時は一人の少女となった―――。
霊夢は優しく紫を包み込み穏やかな気持ちになっていた。

霊夢が目を覚ましたのは魔理沙が書物だけではわからないので永琳に尋ねにいったら紫の
頼んでいた薬ができていたのでそれを魔理沙が持ってきて飲ましていたからなのだが、こ
のことは紫も霊夢も知らない。
初めて書いたので誤字脱字などがいっぱいあるかもしれません。
最後まで読んでもらえれば幸いです。
kanon
コメント



1.名無し妖怪削除
>咲夜を読んでくる
呼では
2.kanon削除
>咲夜を読んでくる
呼でした。修正しましたありがとうございますm(__)m