輝夜登場です。
「あれ…?ここ…どこ?」
霊夢は迷っていた。永琳が料理をしている間にマヨヒガに行こうとして迷ったようです
「えっと…この間はこっちにあったのに…」
マヨヒガは移動しているので前に霊夢が1人で行けたのは奇跡に等しかったのですが…
霊夢はちびなのでよくわかっていません、ちなみにここは博麗神社の裏手の山(戻れば10分で帰れます)だったりします
「ふぇ…えーりんねーちゃ-ん…さくやねーちゃーん…どこー…」
とうとう泣き出してしまった霊夢でした。
「ふぇえええええええええ~…」
そのころ霊夢が泣いてる地点から少し離れた先で
「あ~…ひっさびさに外に出たのはいいけど…」
NEET…じゃなかった。輝夜も迷っているようです
「えーりんに助けを呼ぼうにも今は霊夢のところだし…霊夢は私の物だっての」
なにやらとんでもないジャイア○ズムをぼやいていると泣き声が聞こえてきました
「あら?この声は…子供の声ね…まったく!こっちも忙しいのに!」
そう言いつつ、輝夜の足は霊夢の方に向かっていました
ガサガサ
「ひぇっ!」
誰かが向こうから近づいてくる音に気付いた霊夢はびくっとしました
「だ…だあれ?」
霊夢は音のしたほうに尋ねます
「ふう…アンタが泣き声の本体ね」
そういいつつひょっこり顔を出したのはNEE…じゃなかった輝夜です
「おねーちゃんだれ?」
狼でなかったのがよかったのか霊夢は少し安心しています
しかし輝夜の方は少し不機嫌そうにこういいました
「まったく、人に名前を聞くときはまず自分の名前からよ、親に習わなかった?」
それを聞いて少し霊夢は反省したのか答えました
「えーと…はくれいれいむです」
「へ?」
輝夜は目を白黒させています
「だかられいむのなまえは、はくれいれいむだよ?」
「あ・・・あなたが霊夢?」
「うん!」
輝夜は震えています。
だって前会った時は大きかったはずなのに今ではちんまりとしてはしゃいでるからです
「おねーちゃんは?」
「あ…そ、そうだったわね輝夜、蓬莱山輝夜よ」
輝夜は複雑そうな顔をしていました。
なんかいも会ってるのに今更自己紹介する必要があったからです
「てるよねーちゃんでいい?」
首をかしげながら霊夢は尋ねてきました。
「ええ、それでいいわ。ところで霊夢はなんでここに?」
すこし顔を赤くしながら輝夜は尋ねます
「えっとね…ちぇんちゃんのいえにあそびに行こうとしたらまよっちゃったの」
それを聞いて輝夜はおどろきました。
だって今日はマヨヒガはスキマの影響で見つからないからです
「今日はよしなさい、今日は橙も用事があるだろうから」
「そうなの?」
何で知ってるのかとそんな目で見る霊夢に輝夜はまた顔を赤くしました
「そ、そうよ、だから今日は神社に行きましょう」
あわてて輝夜が帰るようにいいますが
「おうちわかんない・・・」
霊夢は帰り道がわかりません
それを聞くと輝夜は少しため息をついた後に霊夢を抱えました。
俗に言うお姫様だっこという形で
「ひゃっ!」
「仕方ないわね…飛んで行くからしっかり捕まってなさいよ!」
そう言うと輝夜は久々に飛びました
「って!霊夢!神社すぐそこじゃないのよ!」
「あーほんとだー!」
神社についた後、輝夜は霊夢に文句を言っています
「まったく…このくらいの距離なら飛ばなくても歩けばよかったわ」
ブツブツ文句を言ってる輝夜に霊夢は何かお礼をあげる事にしました
「ねえ、おねーちゃん」
「何よ?」
振り向くとそこにはリボンを外した霊夢がいました
「コレ、あげる」
そういった霊夢の手にはリボンが握られていて、髪を下ろした霊夢は少し輝夜に似ていました
「…ありがとう」
輝夜はニッコリ笑ってそれを受け取りました
その日の永遠亭の夜、永琳は神社に料理を持って行っているのでいませんでした
「あら?姫様、リボンを頭につけて…珍しいですね」
「ふふ、かわいい子にもらったのよ…そうだ、うどんげ」
「はい?」
「明日、みんなで神社に行くわよ…お菓子を持ってね」
おしまい
こ、こいつぁ、半端じゃないな……
萌え死ぬところだったぜw
こ、こいつぁ、半端じゃないな……
萌え死ぬところだったぜw
重複した…orz
楽園さんは書くのがはやいですね!w
そうきたかwwwwwww