Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

夕方いそがしく

2007/06/23 11:40:49
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これを見る前に「朝起きたら」「昼はのんびり」「村でゆったり」の3つを見ることを推奨します。
一部軽くカオスです。一部軽くネタです。









































「私が幼女なるわけないでしょ。ただ外観を幼女にしただけだわ」

「ぁー…吃驚しましたよ、本当に」

「幼女なのか幼女のフリなのかをもっと見極めるべきねぇ~」

「まったく…紫様は…」

「ところで、霖之助さんの姿を戻してもらえないでしょうか?」

「どうして私?」

「紫様ぐらいしか戻せないでしょうがっ!」

「まぁ、そのうち戻すわ~…そのうちね…フフフ」

「怪しい、すごい怪しい…」













そろそろ夕方だ。美鈴さんは何時まで居るんだろう。聞いてみることにする。

「ぇ?何時まで居るって?最初に言ったじゃないですか」

「ああ、たしかそうだったね…今日一日…」

「じゃなくて。とりあえず居れるだけ?」

…ナンデスト?ちょっと待ってくださいよ。

「なんかねー…お嬢様からいきなり『クビよ』っていう手紙が…」

あれ?紅魔館ってそんなに厳しかったっけ。休暇はもらったはずなんじゃ…

「どうやら門番隊の皆が間違えて私に休暇を与えたようですね。素で。」

…紅魔館の門番隊はほぼドジっ子…っと。メモってもあまり意味は無いけどね。
あと、それで納得するのはどうかと思いますよ。美鈴さん。

「それでお嬢様がちょっとキレて…と」

「へ…へぇ…」

「まぁ、でも。辛い仕事でヒィヒィ言ってるより、こういう場所でのんびりしたほうがいいですー」

「…そ…そうか」

…なんかとんでもない話になったけどとりあえずお客が来るまで待つか…









しばらく経って。ドアが開く音がする。しかも勢い良く。

「おや、咲夜じゃないか」

なぜか咲夜は顔を下に向けながらブツブツ何かを言っている

「……美鈴がクビって……そんな……なぜ……まさか……」

「あのー?咲夜さーん?」

「何かの手違いだわよね!?ねぇ?ねぇ!?」

「………」

「ありえないわ、美鈴がクビだなんて。お嬢様は何を考えてあmkgふぁfs」

「お…落ち着け、咲夜」

「…すみまsん。いtものこうちチャの葉をくださk」

「落ち着いて無いですよ…」

……僕の第六感が最終判断を下している。これが最善なことだと

「…永琳のところに運んでもらおうか?」

「誰にですか?」

「…紅魔館のメイド」

「じゃあさっそく呼んできます!」

…速い。速過ぎるよ美鈴さん…
走りに関しては幻想郷はほぼ人外らしい。いや、足が速いと確認した人はほとんど人外だが。

「あははうふふ、あなたは迷える子羊?いいえ、私はオオカミです」

咲夜はもはや崩壊寸前だ。いや、もう手遅れだ。何を言ってるのかわからない。

「連れてきましたっ!」

さすが、早い。3分ほどしか経ってないのだが。

「ああ…これが幻想郷なのね…お嬢様が(自主規制)だわ…」

「あー…これはもう一週間ほど安静にしてないどダメですね…またこんなことになって」

誰が見たってそう思うだろう。って『また』?『また』なのか?咲夜。











咲夜は永琳のところへ運ばれた。
あいつはそろそろ落ち着くということを知らなければいけないな。

「…そういえばお客さん。今日何人来ましたっけー?」

「4人…かな、大体良い方だ」

「4人で良い方…」

「いつもは少ないんだし、まだ夜になってない。」

「…大変ですねぇー」

「…飢え死にしそうなときがあったな…」

「…あー…私もあったような…」

「…………」

「…………」

「お互い似てますねぇー…」

「似てますなぁ…」

なんだこの悲しい空間。不運な人同士が居るとこんな空気ができるものなのか…

「今の霖之助さん、声が高いですけど男性口調ですね。もう慣れましたけど…」

「なんでこんな姿になったんだろう…」

まぁ、子供の姿で居るのも悪くない。体が軽いし、眼鏡掛けなくても見えるし。
…だが姿は幼女…違和感が凄くある。だから棚の上の物に手が届かないって…ああ~
と。そんなことをしていると、ドアが開く音がした。普通は一日3,4回しか聞けない音だ。

「おや。お客さんですよー」

「今日は繁盛だな。もう6人目か」

6人なんて最高記録だ…まぁ、まともに買ってくれる人は居なかったが(一人は現在ココにいる)

「すみませんー、髪飾りありますかー?」

妖夢か。ようやく商品を買ってくれるまともなお客が来た…ちょっと泣けてくる。

「ああ、髪飾りならここに」

…あれ、何普通にやってるんだ。自分。

「…ええと。誰ですか、あなたは?」

「信じられませんけど、霖之助さんですよー」

「ええっ!?嘘!?」

おー、驚いてる驚いてる。って反応を普通に楽しんでいる自分はなんなんだ。

「……まさか…」

「あのスキマ妖怪じゃないらしいんだ」

「じゃあ誰がやったんですか?」

「それは分からないけど、とりあえずこの姿のままでいるよ」

「だ…大丈夫ですかね?」

「大丈夫大丈夫」

「霖之助さん。そのままのほうが可愛いですよー」

「こやつめ、ハハハ!」

「ハハハ!」

妖夢、少し心配そうにしているが。まず自分の主人のための食料の心配をしたほうがいい。
そんなことは置いといて。

「ところで。どの髪飾りにするかい?」

髪飾りは3つ

花で作った髪飾り。布で作った髪飾り。それと…これは…髪飾りというのか…?

「………」

「………」

「………」

気まずい。本日2度目の空気だ。

「…これは…なんで…すかね?」

「…さぁ…なんで…しょう?」

「…これは…なんですか…ね?」

それは髪飾りというには余りにも大きすぎた。タライに入らない大きさってなんなんだよ、いったい!
何の形をしてるのかは言わないでおこう。自分のためにも。
とにかく。この気まずい空気を直すためにこの物質は捨てた。大きいのに異常に軽かった。

「…じゃあ花の髪飾りをもらえます?」

「はい…じゃあ代金を」

「お金は無いのですが…これはどうでしょう?」

妖夢はどこに隠し持ってたか分からないが、鉄の塊みたいなのを持っている。…大きい。

「うーん…めずらしい物だね…うん、これでいいよ。交換ということで」

「はいっ!ありがとうございます!」

「幽々子様、よろこびますかなー」

妖夢は駆け足で帰っていった。…だから速いってば…もう慣れたけど…
お礼とかはいい返事でいいなぁ。こういう人(人…?)が沢山居る世界が良い世界なんだ。
…何を考えてる自分。というより、大きくて重いな。これ。

「ところで、妖夢さんと交換したこれはなんでしょう?」

「ん~。僕の能力を使ってもわからないなー」

少し悩む。すると、またドアの音が。

「何か掘り出し物ありますかー?」

へにょ耳。これだけで分かる。鈴仙だ。

「珍しいな、君が来るなんて」

…まーた普通に対応しちゃったよ。自分。
もういっそ幼女のままで居ようかなー…

「…貴女、声高いし…霖之助さんじゃないですよ…ね?幼女だし」

「ところがどっこい、霖之助さんです」

「うーわー…」

何ジロジロ見ている。目線がきになる、きになるってば。

「…それで、掘り出し物は無いんだが。仕入れて無いし」

「そっかぁ…無駄足だぁー…」

鈴仙はそう言いながらハァと溜息をつく。
…そういえば彼女は『銃』と言う物を扱っているんだったな。
さっきもらったこの鉄の塊が『銃』とよく似ているし、聞いてみるか

「ところで、これは何だか知ってるかい?」

彼女に『銃』らしき鉄の塊を見せる。

「嘘…これ…ライサンダーZじゃないですか!」

急に彼女の目が光る。そんなに珍しい物なのか…

「いくらですか!?というよりもらってもいいですか!?」

「まぁ…落ち着いて…」

「あ、はい…」

「僕には使用方法が(なぜか)分からないし、倉庫にも似たような鉄の塊が大量にあるんだ。それも見てみるかい?」

「是非!」

そんなに顔を近づけないでくれ…
僕は鈴仙を倉庫に案内した










「ぇぇ、何これ!?まさしく宝庫じゃないですか!」

「ま…まぁ、欲しい物があるなら持っててくれ、全部」

「いいんですか!?」

「うむ、持って行ってもいいさ」

「わぁ…」






――――――――――
わぁ、ボルケーノ6Wがあるー!こっちにはリヴァイアサン!?
ずっと探していたハーキュリーも!
まさか…secret武器全部あるの……?
だけどさすがにジェノサイド砲は無いかぁ…
あ!でもルフィシェルSはある!

うわぁーうわぁー!!!
――――――――――





数十分後






鈴仙はでっかい風呂敷に『銃』を大量に積んで持っている。

「本当にもらっていいんですか?」

「もう…それ14回目だよ。いいよ、欲しいならもらっていって」

「ありがとうございます!それでは!」

…速い…たまには遅い走りが見たく…なるわけないか。










「そろそろ暗くなってきますねー」

「ああ、そうだな」

「……ちょっと私は寝ますねー」

「どうぞどうぞ」



…あー…疲れた…





































「もう紫様には騙されないぞ。橙~橙~どこだー?」

「どうかしましたか?藍様」

「いっ!!!??」

「誰かあああああああああああ誰かあああああああああああああああああ」




















「橙が大人にぃぃいい言い言いいいいいいいいい!!!!!!!!!??」









続く?
どうも 名前が(ry です
本当にシークレット武器が全然出ません。幻想郷に行ったみたいに。
そろそろプレイ時間が200時間越えそうです。それとX箱○と防衛軍3が欲しいです。

さて。
とりあえず話が全然分からなくてもいいんだ。このお話は。むしろカオスでOK。
咲夜さんは自分の中では壊れやすいキャラ。

すみません。謝りますから石は投げないでください。

次のは現在妄想中。完成度40%

最後にこれだけは言っておきましょう



美鈴は皆の保母さん…ってあれ?
名前が在る程度の能力
コメント



1.名無し妖怪削除
大きくなるという発想は想いつかなかった
2.名無し妖怪削除
300時間やっても……ハーキュリーが出ませんorz