これを見る前に「朝起きたら」と「昼はのんびり」を読みましょう
暑い。
厚着はちょっと春でもきつかった。というよりとにかく暑い。
今日は春にしては少し気温が高かったらしく、村のみんなは半袖などを着ていた。
今、僕が着ているローブという衣服は顔まですっぽり隠せれるのでいいんだが、なかなか風に当たらない。
幻想郷の外の服らしいのだが、風に当たらないようにする場所なんてあるのか…?
「それで、何を買いますかー?」
「まず米、それと…」
関係無いのだが。身長が低いと伸長差が。いつもこんな視線なのか、レミリアとか言う吸血鬼とか。
それと暑い。
「…まぁ、それぐらいか。だけど問題がある」
「へ?」
…誰もが思うだろう。香霖堂の売り上げは悲惨だと。
「…あ…そ、そうですね…」
何も言って無いんだが、分かってくれたか…美鈴さん。
「なるべく安い店を探さないと…」
「あ、安い店なら知ってますよー」
なんと都合が良い。
「じゃあ場所を教えてくれるかな」
「勿論ですよ。霖之助さん、私と同じような感じがしますし」
…被害が魔理沙ばっかりってことか?いや、それは今は忘れよう。
今日はマスタースパークを撃ってこないだけよかったと思う。
…そして彼女に紹介された店に到着した。
中に入ってみると人が結構居た。畜生、僕の店の売り上げの100倍の売り上げなんか余裕そうだ。
しかし…
(なぜ阿求やら鈴仙がいるんだ?おまけに藍やアリスまで居るじゃないか…)
(しょうがないですよ。ここ品揃えが良い店で評判だし、これでまだお客は少ない方ですよ)
10人で少ないだと。忌々しい、ああ忌々しい、忌々しい。
まぁ、品揃えの良さと、商品の安さは認めよう。認めるしかない。
…っと、さっそく藍がこっちに気づいたな
「おおっ、美鈴ではないか!」
「藍さん、こんにちわ」
「うむ、こんにちわ」
まるでいつも会ってるような会話の始め方だな。
苦労人は苦労人同士、話が合うのか、二人とも笑顔である。
「ところで…その子は?」
ギクッ
「あー…あのー…えーっと…」
(一応こう言っておいてくれ…コソコソ…)
「あ、私はこの子の買い物の手伝いです」
「そうかそうか、で、その子の名前は?」
ピンチ。
それを言うとは思わなかったよ、藍。
「ぅ…あの…その…」
美鈴さん、無理しなくていいですよ。
「霖之助だが?」
声は藍だけに聞こえるようにしただけなので大丈夫。ついでにこの店広いし。
「なっ…!?」
「藍、お願いがあるんだが」
「な…なんだ…?」
「スキマ妖怪にちょっと僕のことを聞いてきてくれ、このことができるのはあいつしかいない」
それ以外に誰が居るんだtt…ああ、永琳がいたか。
「む…分かった…じゃあ少し待ってくれ」
まて、今から聞きに行くのか。
って速っ!?ってちょっとー!藍ー!老人が風で飛んでいったぞー!
…幻想郷は人外が多いな。改めて考えると。
しかし、なぜこっちを見たとたんに鼻を押さえて震えるんだ。まるで咲夜みたいだ。
数分後
「聞いてきた…」
「早いな…」
「早い…ですかね?」
ちょっとまて、それは『私から見たら…』だろう。その言い方は。
「『私はさっきまで寝てたわよ、一週間ほど。だから無理だわー。』と言っていた」
寝すぎ。ってか起こす気は無いのか。
あと、なぜ鼻を押さえる。そこが疑問だ。
「…そうか、じゃあこのことは誰にも言わないでくれ…。後、そのことをスキマ妖怪に注意してくれるか?」
「分かった。お前は同情できるからな、色々と」
…それは同感だね。美鈴さんも頷いてるし。
「じゃあ私はこれにて。早く帰って紫様を黙らせn…いや、注意しないとな」
「ああ、それじゃあまた明日」
…やっぱり足が速いな…一瞬で見えなく…
「って買い物を済ませないと…!」
「ああ、そうだった」
この店は中々よかった。安いし、品質も良い。今度からここで買っていくかな。
「やっぱここが落ち着きますねー」
貴女が言っても無意味ですが…
今は…15時か(時計があるのは店で小型の安物の時計を買った)
15時…奴が来るのが遅いな…まさか!
「美鈴さん、ちょっと台所を見に行きますか」
「え?」
僕の店はちゃんと生活するペースがある。台所だってあるさ。
12時と言ったらあいつが昼に来る最終時間だ。それを過ぎているなんておかしい。
抜き足差し足で台所を見に行く。食料が入れてある「冷蔵庫」と言う物の前にあいつが居た
「…………私はあんな人にやられたのですか…」
「…………ああ…」
そう。霊夢だ。
「中々美味しいわね、この白菜」
確認してみると。食料はほぼ無くなっていた。畜生。
「……ちょっとここで待ってくださいね」
「?」
彼女が徐々に霊夢に近づいていく。それよりも、気づけ、貧乏巫女。
そんな奴に負けたのか…と色んな人が悲しむぞ。
「むぐむぐ…む!」
やっと気づいたのか、彼女の方に振り向く
「殺kkグフッ!」
…霊夢が振り向いた途端に彼女の拳が霊夢の鳩尾にめり込んでた。あれは痛い。
「ふー…どうします?コレ」
いきなりコレ扱いですか。いや、今の霊夢の状況と姿を見たら『コレ』で済む。
「…とりあえず置いておこうか…」
とりあえず仕返しのために霊夢が何か持ってるか調べた…というより調べさせた。美鈴さんに。
「ぇーと…28円しか持ってませんね…」
泣ける金額だ。村の子供より酷い。というかあの神社の賽銭箱はなんのためにあるんだ。飾りか?
「…ん?」
「どうしました?」
「いや…音がした、入り口のほうに」
お客か?と思って確認してみた。勿論隠れながら。
「霊夢が言ってた場所はここかー」
萃香だ、何しに来たんだ?
「霖之助が居ないのなら、ゆっくりと食べ物を頂戴していくか!」
…どうやら霊夢と同じ犯罪を犯す気満々だ。しかし、相手は鬼だ。どうすればいいのやら。
(まかせてください。霖之助さん)
ぇ、貴女、鬼と戦えるんですか?ちょっと無理しないほうがいいですよ。いや、本当に。
門番である彼女が鬼と戦うなんてちょっと無謀だと思ったが、彼女は自信満々だった。
…こっちにできることは祈ることしかない…
祈りながら待っていたら彼女と萃香が一緒にこっちへ来た
「すみません、もうしません。まさか負けるなんて思っても…」
え、勝ったの!?マジで!?ちょっと文さん呼ばないといけませんね。これは…
って自分も取材させられるからこの発想は3秒で考えるのをやめた。
「じゃあ謝罪として、コレを持って帰ること」
美鈴さん。カッコイイですよ。
「ちぇ…霊夢、重いんだよなー」
そんな情報があったのか。メモっておこう。
…ペンがある場所に手が届かない…
「うー…こんどこそは負けないぞ!ほんめいりん!」
「こんどはもっと広いところで戦いましょうね」
さすがに僕の店の近くだと狭かったんだろうか。
どうやって勝ったのか彼女に聞こうと思ったが、やめといた。
そういえば、彼女が力を入れて地面を一踏みしたとこを見たことがある。
それで地面が割れそうになった。なんとも恐ろしい力。
「さ、遅い昼食作りましょうか」
「僕は手伝いしかできませんが」
「紫様~起きてください…てのうわっ!?」
「む~…?」
「橙~!!大変だ~!紫様がああああああああああ」
「幼女にぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
続く?
暑い。
厚着はちょっと春でもきつかった。というよりとにかく暑い。
今日は春にしては少し気温が高かったらしく、村のみんなは半袖などを着ていた。
今、僕が着ているローブという衣服は顔まですっぽり隠せれるのでいいんだが、なかなか風に当たらない。
幻想郷の外の服らしいのだが、風に当たらないようにする場所なんてあるのか…?
「それで、何を買いますかー?」
「まず米、それと…」
関係無いのだが。身長が低いと伸長差が。いつもこんな視線なのか、レミリアとか言う吸血鬼とか。
それと暑い。
「…まぁ、それぐらいか。だけど問題がある」
「へ?」
…誰もが思うだろう。香霖堂の売り上げは悲惨だと。
「…あ…そ、そうですね…」
何も言って無いんだが、分かってくれたか…美鈴さん。
「なるべく安い店を探さないと…」
「あ、安い店なら知ってますよー」
なんと都合が良い。
「じゃあ場所を教えてくれるかな」
「勿論ですよ。霖之助さん、私と同じような感じがしますし」
…被害が魔理沙ばっかりってことか?いや、それは今は忘れよう。
今日はマスタースパークを撃ってこないだけよかったと思う。
…そして彼女に紹介された店に到着した。
中に入ってみると人が結構居た。畜生、僕の店の売り上げの100倍の売り上げなんか余裕そうだ。
しかし…
(なぜ阿求やら鈴仙がいるんだ?おまけに藍やアリスまで居るじゃないか…)
(しょうがないですよ。ここ品揃えが良い店で評判だし、これでまだお客は少ない方ですよ)
10人で少ないだと。忌々しい、ああ忌々しい、忌々しい。
まぁ、品揃えの良さと、商品の安さは認めよう。認めるしかない。
…っと、さっそく藍がこっちに気づいたな
「おおっ、美鈴ではないか!」
「藍さん、こんにちわ」
「うむ、こんにちわ」
まるでいつも会ってるような会話の始め方だな。
苦労人は苦労人同士、話が合うのか、二人とも笑顔である。
「ところで…その子は?」
ギクッ
「あー…あのー…えーっと…」
(一応こう言っておいてくれ…コソコソ…)
「あ、私はこの子の買い物の手伝いです」
「そうかそうか、で、その子の名前は?」
ピンチ。
それを言うとは思わなかったよ、藍。
「ぅ…あの…その…」
美鈴さん、無理しなくていいですよ。
「霖之助だが?」
声は藍だけに聞こえるようにしただけなので大丈夫。ついでにこの店広いし。
「なっ…!?」
「藍、お願いがあるんだが」
「な…なんだ…?」
「スキマ妖怪にちょっと僕のことを聞いてきてくれ、このことができるのはあいつしかいない」
それ以外に誰が居るんだtt…ああ、永琳がいたか。
「む…分かった…じゃあ少し待ってくれ」
まて、今から聞きに行くのか。
って速っ!?ってちょっとー!藍ー!老人が風で飛んでいったぞー!
…幻想郷は人外が多いな。改めて考えると。
しかし、なぜこっちを見たとたんに鼻を押さえて震えるんだ。まるで咲夜みたいだ。
数分後
「聞いてきた…」
「早いな…」
「早い…ですかね?」
ちょっとまて、それは『私から見たら…』だろう。その言い方は。
「『私はさっきまで寝てたわよ、一週間ほど。だから無理だわー。』と言っていた」
寝すぎ。ってか起こす気は無いのか。
あと、なぜ鼻を押さえる。そこが疑問だ。
「…そうか、じゃあこのことは誰にも言わないでくれ…。後、そのことをスキマ妖怪に注意してくれるか?」
「分かった。お前は同情できるからな、色々と」
…それは同感だね。美鈴さんも頷いてるし。
「じゃあ私はこれにて。早く帰って紫様を黙らせn…いや、注意しないとな」
「ああ、それじゃあまた明日」
…やっぱり足が速いな…一瞬で見えなく…
「って買い物を済ませないと…!」
「ああ、そうだった」
この店は中々よかった。安いし、品質も良い。今度からここで買っていくかな。
「やっぱここが落ち着きますねー」
貴女が言っても無意味ですが…
今は…15時か(時計があるのは店で小型の安物の時計を買った)
15時…奴が来るのが遅いな…まさか!
「美鈴さん、ちょっと台所を見に行きますか」
「え?」
僕の店はちゃんと生活するペースがある。台所だってあるさ。
12時と言ったらあいつが昼に来る最終時間だ。それを過ぎているなんておかしい。
抜き足差し足で台所を見に行く。食料が入れてある「冷蔵庫」と言う物の前にあいつが居た
「…………私はあんな人にやられたのですか…」
「…………ああ…」
そう。霊夢だ。
「中々美味しいわね、この白菜」
確認してみると。食料はほぼ無くなっていた。畜生。
「……ちょっとここで待ってくださいね」
「?」
彼女が徐々に霊夢に近づいていく。それよりも、気づけ、貧乏巫女。
そんな奴に負けたのか…と色んな人が悲しむぞ。
「むぐむぐ…む!」
やっと気づいたのか、彼女の方に振り向く
「殺kkグフッ!」
…霊夢が振り向いた途端に彼女の拳が霊夢の鳩尾にめり込んでた。あれは痛い。
「ふー…どうします?コレ」
いきなりコレ扱いですか。いや、今の霊夢の状況と姿を見たら『コレ』で済む。
「…とりあえず置いておこうか…」
とりあえず仕返しのために霊夢が何か持ってるか調べた…というより調べさせた。美鈴さんに。
「ぇーと…28円しか持ってませんね…」
泣ける金額だ。村の子供より酷い。というかあの神社の賽銭箱はなんのためにあるんだ。飾りか?
「…ん?」
「どうしました?」
「いや…音がした、入り口のほうに」
お客か?と思って確認してみた。勿論隠れながら。
「霊夢が言ってた場所はここかー」
萃香だ、何しに来たんだ?
「霖之助が居ないのなら、ゆっくりと食べ物を頂戴していくか!」
…どうやら霊夢と同じ犯罪を犯す気満々だ。しかし、相手は鬼だ。どうすればいいのやら。
(まかせてください。霖之助さん)
ぇ、貴女、鬼と戦えるんですか?ちょっと無理しないほうがいいですよ。いや、本当に。
門番である彼女が鬼と戦うなんてちょっと無謀だと思ったが、彼女は自信満々だった。
…こっちにできることは祈ることしかない…
祈りながら待っていたら彼女と萃香が一緒にこっちへ来た
「すみません、もうしません。まさか負けるなんて思っても…」
え、勝ったの!?マジで!?ちょっと文さん呼ばないといけませんね。これは…
って自分も取材させられるからこの発想は3秒で考えるのをやめた。
「じゃあ謝罪として、コレを持って帰ること」
美鈴さん。カッコイイですよ。
「ちぇ…霊夢、重いんだよなー」
そんな情報があったのか。メモっておこう。
…ペンがある場所に手が届かない…
「うー…こんどこそは負けないぞ!ほんめいりん!」
「こんどはもっと広いところで戦いましょうね」
さすがに僕の店の近くだと狭かったんだろうか。
どうやって勝ったのか彼女に聞こうと思ったが、やめといた。
そういえば、彼女が力を入れて地面を一踏みしたとこを見たことがある。
それで地面が割れそうになった。なんとも恐ろしい力。
「さ、遅い昼食作りましょうか」
「僕は手伝いしかできませんが」
「紫様~起きてください…てのうわっ!?」
「む~…?」
「橙~!!大変だ~!紫様がああああああああああ」
「幼女にぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
続く?
誤字です。
>伸長差が酷い
>そのことをに