注意:ギャグとかサスペンスとかシリアスとかないです。
気を楽にして読んでいただけると嬉しいです。
では、どうぞ。
「…」
神社の屋根の上で私は座り、空を仰いでいる。
今日は仕事も異変も無く何もすることがない。
「たまにはこんな感じの日もいいか…」
「いつものことだろー」
「あら、魔理沙…」
箒に乗ってスカートをヒラヒラさせながら友人が飛んで来きて
私の隣に着地し、よっこいしょと座る
「霊夢…お前何しているんだ?」
「何をって、空を見てるのよ」
「空を?」
そう言い、彼女は空を眺めながら私に話しかけてくる。
「雲しかないぜ…」
「たまに妖怪なんかも飛んでるわよ」
「妖怪見ても、見飽きてるし…」
魔理沙に返事をしながらそのまま私は頭上を仰ぎつつ寝転がる。
「たまには空を眺めるのも良い事よ」
「いつも飛びながら見ているけどな」
「それとは違う物よ、私達は飛んでいても前しか見ていないじゃない」
「横や後ろも見てるがな」
「それとこれとは違うのよ」
「そんなもんかね」
半ばあきれながら不思議そうに彼女はこちらを見つめている。
私は彼女のほうを向いて不思議そうにしている彼女を笑いながら
「そんなものよ、あんたも寝転がって空をみて見れば?」
「暇潰しにもなるし、そうさせてもらう」
笑い返しながら私に並ぶように彼女は寝転がる。
そして二人で空を眺めていると
「…何をしているんだ君達は」
聞いたことのある声が境内から聞こえてきた。
「見てわからないのか、駄目だな香霖は」
「あんたも同じでしょ」
「で、何をしているんだね?」
私達の会話を聞きつつ霖之助さんは質問を再度してくる
「空を見ているんです。霖之助さんもどうですかー?」
「てかお前仕事はどうしたんだ」
「今日は休業、ついでだから霊夢に毎回持って行かれてる商品の請求をしに」
「私はかってに持って行ってませんよ、ちゃんと貰って行きますと言っているし」
「ダメだなかってに物を持って行ったら、いけないぞ霊夢」
「あんたに言われたくない」
二人でしょうもない会話をしていると霖之助さんも屋根の上によじ登っていることに気づいた。
飛ぶことができないと不便なんだなと思いつつ、必死な彼を二人でニヤついてながめる。
霖之助さんが登りおわり魔理沙の横にごろんと寝転がり空を眺める。
「…」
「…」
「…」
「そーなのかー」「ひぇぇ、食べないで~」
「あ、宵闇の妖怪と昼間の蛍」
「だから妖怪は見飽きてるって」
「下から黒い球体を眺めるのも新鮮だ」
神社の屋根で三人、川の字で並び誰がみても不思議に見える光景をしている。
「そう言えば…」
「どうかしました?」
「どうした?」
ブツブツと話している彼に反応して、私達は霖之助さんの方に首を傾ける。
「空を眺めるなんて、小さい子供のとき以来だなとおもって」
「そんなものよ」
「なのか?」
そして、また三人で空を眺める。
雲が右から左へ進みながらと形を変えたり、くっ付いたりしている。
二人とそれを見つつ軽い眠気が迫ってくる…
「すぅー」
「くかぁー」
「zzz…」
そして時は流れ
「霊夢~御飯作って~」
「う~ん…、あら萃香おはよう」
「なに寝ぼけてるの~」
あの後、私達三人とも寝てしまったのか。
あたりを見ると日も暮れ、隣の二人の顔が顔があまりよく見えない。
「萃香、いまどれくらい?」
「戌一つくらいだよ」
「ちゃんと時間を言いなさいよ」
「えー」
この時間から夕飯作るのかと少し考えた後、とりあえず隣の二人を起す。
「魔理沙、霖之助さん、いま午後7時くらいだって起きて」
「くらいってなんだよ霊夢…」
「もう、そんな時間か」
魔理沙が涎のあとを拭き、霖之助さんは眼鏡をかけ直しつつ返事をするが
二人ともまだ眠いのか少し呆けている。
この時間から夕飯作ってもあれなので
「萃香、外に食べに行くから戸締りと私の分も含めて用意しといて」
「ぇー」
「文句言わない」
彼女はしぶしぶ神社の中へ入り閉じまりをしているのを確認して
「二人とも、私達食べに行くけどついてくる?」
「お前が奢ってくれるのか?」
「食べに行けるなら、店の代金払ってくれよ」
「私がそんなことするとでも?」
「「思わない」」
二人と屋根がら降り夜道を四人で会話しながら歩いて行く。
今日は異変も仕事も無い日、でも少しにぎやかな日か
こんな日もいいわね。
「霊夢、何処に食べに行くの?」
「八つ目鰻屋か焼き鳥屋」
「ケチぃ」
「せめて豪華な物食いに行こうぜ」
「そんなことだから貧乏巫女とか言われるんだよ」
「…あんたたち」
訂正、いつもどおりの日
空を眺めると大きな月が雲を照らし、星々が瞬いていた。
気を楽にして読んでいただけると嬉しいです。
では、どうぞ。
「…」
神社の屋根の上で私は座り、空を仰いでいる。
今日は仕事も異変も無く何もすることがない。
「たまにはこんな感じの日もいいか…」
「いつものことだろー」
「あら、魔理沙…」
箒に乗ってスカートをヒラヒラさせながら友人が飛んで来きて
私の隣に着地し、よっこいしょと座る
「霊夢…お前何しているんだ?」
「何をって、空を見てるのよ」
「空を?」
そう言い、彼女は空を眺めながら私に話しかけてくる。
「雲しかないぜ…」
「たまに妖怪なんかも飛んでるわよ」
「妖怪見ても、見飽きてるし…」
魔理沙に返事をしながらそのまま私は頭上を仰ぎつつ寝転がる。
「たまには空を眺めるのも良い事よ」
「いつも飛びながら見ているけどな」
「それとは違う物よ、私達は飛んでいても前しか見ていないじゃない」
「横や後ろも見てるがな」
「それとこれとは違うのよ」
「そんなもんかね」
半ばあきれながら不思議そうに彼女はこちらを見つめている。
私は彼女のほうを向いて不思議そうにしている彼女を笑いながら
「そんなものよ、あんたも寝転がって空をみて見れば?」
「暇潰しにもなるし、そうさせてもらう」
笑い返しながら私に並ぶように彼女は寝転がる。
そして二人で空を眺めていると
「…何をしているんだ君達は」
聞いたことのある声が境内から聞こえてきた。
「見てわからないのか、駄目だな香霖は」
「あんたも同じでしょ」
「で、何をしているんだね?」
私達の会話を聞きつつ霖之助さんは質問を再度してくる
「空を見ているんです。霖之助さんもどうですかー?」
「てかお前仕事はどうしたんだ」
「今日は休業、ついでだから霊夢に毎回持って行かれてる商品の請求をしに」
「私はかってに持って行ってませんよ、ちゃんと貰って行きますと言っているし」
「ダメだなかってに物を持って行ったら、いけないぞ霊夢」
「あんたに言われたくない」
二人でしょうもない会話をしていると霖之助さんも屋根の上によじ登っていることに気づいた。
飛ぶことができないと不便なんだなと思いつつ、必死な彼を二人でニヤついてながめる。
霖之助さんが登りおわり魔理沙の横にごろんと寝転がり空を眺める。
「…」
「…」
「…」
「そーなのかー」「ひぇぇ、食べないで~」
「あ、宵闇の妖怪と昼間の蛍」
「だから妖怪は見飽きてるって」
「下から黒い球体を眺めるのも新鮮だ」
神社の屋根で三人、川の字で並び誰がみても不思議に見える光景をしている。
「そう言えば…」
「どうかしました?」
「どうした?」
ブツブツと話している彼に反応して、私達は霖之助さんの方に首を傾ける。
「空を眺めるなんて、小さい子供のとき以来だなとおもって」
「そんなものよ」
「なのか?」
そして、また三人で空を眺める。
雲が右から左へ進みながらと形を変えたり、くっ付いたりしている。
二人とそれを見つつ軽い眠気が迫ってくる…
「すぅー」
「くかぁー」
「zzz…」
そして時は流れ
「霊夢~御飯作って~」
「う~ん…、あら萃香おはよう」
「なに寝ぼけてるの~」
あの後、私達三人とも寝てしまったのか。
あたりを見ると日も暮れ、隣の二人の顔が顔があまりよく見えない。
「萃香、いまどれくらい?」
「戌一つくらいだよ」
「ちゃんと時間を言いなさいよ」
「えー」
この時間から夕飯作るのかと少し考えた後、とりあえず隣の二人を起す。
「魔理沙、霖之助さん、いま午後7時くらいだって起きて」
「くらいってなんだよ霊夢…」
「もう、そんな時間か」
魔理沙が涎のあとを拭き、霖之助さんは眼鏡をかけ直しつつ返事をするが
二人ともまだ眠いのか少し呆けている。
この時間から夕飯作ってもあれなので
「萃香、外に食べに行くから戸締りと私の分も含めて用意しといて」
「ぇー」
「文句言わない」
彼女はしぶしぶ神社の中へ入り閉じまりをしているのを確認して
「二人とも、私達食べに行くけどついてくる?」
「お前が奢ってくれるのか?」
「食べに行けるなら、店の代金払ってくれよ」
「私がそんなことするとでも?」
「「思わない」」
二人と屋根がら降り夜道を四人で会話しながら歩いて行く。
今日は異変も仕事も無い日、でも少しにぎやかな日か
こんな日もいいわね。
「霊夢、何処に食べに行くの?」
「八つ目鰻屋か焼き鳥屋」
「ケチぃ」
「せめて豪華な物食いに行こうぜ」
「そんなことだから貧乏巫女とか言われるんだよ」
「…あんたたち」
訂正、いつもどおりの日
空を眺めると大きな月が雲を照らし、星々が瞬いていた。
それにしてもリグル哀れ…
癒された
これはないわ……折角浸ってた雰囲気が台無し。
リグルは愛していますよ。
ちょっと虐めたくなるだけです。
>飛べれない
香霖堂で香霖自体は飛べれる記述は無かった感じの記憶なので違ってたらすいません。
いや、ここの文章なのかな…
こまかく言ってくだされると嬉しいです。
日本語勉強しなおしていらっしゃい
他の部分はいい感じなのにねえ
たぶんこれで大丈夫だと思います。