前書き
カオスの侵食を止めるため橙シリーズ?を書きます。
初心にもどって書くつもりなのです
「れーむれーむ!」
ドスッ!
「どくふぉ!」
どっからやってきたか知らないが回転しながら橙が突っ込んできた。かなり痛そうである
「れーむ?どうしたのー?」
(今しがたアンタに攻撃されたのよ…)
橙はこーゆー時は実は本当に気付いていないので霊夢は言うのをやめた
「い、いえなんでもないわ…で、今日は何のようなの?」
「ちぇんねー!何でも屋さんするかられーむにも手伝って欲しいのー!」
「はぁ?」
唖然として霊夢は答える。攻撃を食らってダメージを受けてその内容が手伝いなのだから
「何でも屋さんって・・この間防衛隊作ってすぐ解散したじゃないの」
そう、前に橙は防衛隊を作るといって神社にやってきたのだ。
「でも、アレは…ちるのちゃんたちがお菓子を買っちゃったら!」
お札用の紙を買うはずがいつの間にか東方チョコ(89円税込みシール付き)になっていた。
それで防衛隊は あ っという間に離散、チョコは霊夢に届けられた。(中身は檄レアの黒巫女、霊夢は橙たちにだまって転売)
「それでもあんたねぇ…」
霊夢が悩んでいると、どこからともなく
「いいじゃない、手伝ってあげれば」
と、声がした。二人が声の方向に目をやるとボイーンと効果音がしそうな胸の持ち主、永琳がいた
「何でも屋さんならあなたの仕事も似たようなものじゃない」
「うう…それは…」
霊夢は永琳に弱い、とてつもなく理論的というか合理的というか、そんなこんなで少し苦手なのだ
「えーりん!ありがとー!」
「ふふ、それに私も手伝ってあげるわよ」
その言葉に霊夢は顔を上げた。何故なら年がら年中あのNEET姫の世話をしている永琳が手伝うと自分から言ってるのだから
「どういう風の吹き回しよ。」
「ああ、姫ね。姫は就職したから」
めるぽ
霊夢は頭の中で考える。
(え?こいつ今なんていった?就職?アレが?あのNEETが?落ち着け!落ち着くのだ博麗霊夢!落ち着いて素数を数えるんだ1 3 5 7)
霊夢が頭の中で混乱した結果、一つの回答が出た
「で・・どういう仕事?」
「マグロ漁」
納得である。暫く帰って来れないのだから
「れーむとえーりんとちぇんで3人で何でも屋さんだねー」
「ちょいまった!」
シュタッ!っと現れたのは十六夜咲夜、偽乳とか彼女の前で言ってはいけない。時を止めてやってくるからだ
「今日は珍しい客が多いわね。レミリアは?」
辺りを見渡しても彼女の姿は見られない
「お嬢様は眠ってるわよ。珍しく」
「ああ、それ私が館の辺り一体に焚いた試験品の吸血鬼線香のせいだわ」
GOODBYE!レミリア!
「まあ試験段階だから死にはしないわよ」
「ならいいんだけど」
永琳の言葉に咲夜は胸をぺたーんとなでおろした
「じゃあれーむとちぇんは村に買い物にいってくるねー」
「代金はもちろんアンタもちよね?」
せこい、せこいぞ博麗霊夢
「いってらっしゃーい」
「おみやげよろしくー」
咲夜と永琳が手を振って見送った
「それで何買うの?」
「お菓子」
「行ったわね・・・・」
「ええ…行ったわね」
神社に残った二人は既に従者と天才ではなく
「カメラの設置場所は風呂場は譲れないわよ?」
「じゃあ私は寝室を」
変態だった
「それにしても買ったわね~」
橙が両手に持っている袋をみて霊夢は言う、橙の手は小さいから多く見えるだけかも知れないが
「らんさまがおこずかいくれたから~」
「そう言えば橙?アンタって何歳なのよ?」
妖怪と人間では姿と年齢は関係ないのだろう
「ん~と…ちぇん(1000)歳!」
何処かの池でカエルが凍った気がする
「ほんとうはよく知らないんだ~」
「ああ…そう」
神社に帰ってきた二人を待ってたのは縁側で茶を飲んでいる咲夜と永琳だった
「おかえりー」
「ただいまー」
「で?店の名前はなんていうのかしら?」
確かに名前がないと客が来ないだろう
「ん?きめてあるよ~」
「「「何々?」」」
三人が期待して尋ねる
「んっとねー橙の何でも屋ー」
そのまんまである、しかしそれが橙らしさを思わせた
「じゃあそれに決定ね…それで?どうやってみんなに伝えるのかしら?」
幻想郷は広い、全てに伝えるのはめちゃくちゃきついだろう
「あら、それには問題ないわよ」
「!?」
霊夢が振り向くとにゅるっとスキマから紫が出てきた
「だって私がビラをばら撒きまくったから」
「ゆかりさまありがとー!」
準備万端で一同後は客が来るのを待つばかりである
「そんなこといってもすぐに客なんか」
霊夢が言いかけると
「すいませーん?何でも屋ってここですかー?」
早速来た。記念すべき最初の客である
続く
それと、ガッ
しかしカオスの予感
あと、ガッ
続き楽しみにしてまーす
うん。橙かわいいよ~
あと、一箇所「永林」になってます
橙かわいいよ橙
橙かわいいよ橙
( ゚д゚ )