前回までのあらすじ
光の魔人クォイツソフィスネスの手によって魔界に落とされた霊夢は久しぶりにあほ毛神をドつこうと意気揚揚と旅立つが実はそこは魔界違い。お札をランスに持ち替えて投げるも、理不尽な当たり判定に嘆き、服を脱がされ全裸巫女に。しかしそれでも公平中立な巫女である博麗霊夢はスッパになりながらも椅子に座ったデカイバケモノを倒す。やっと帰れるのかと思いきや「人間に悪の心がある限り何度でもワシは蘇る」などと捨て台詞を吐かれ、昔のアクションゲームを懐かしまされた。神社に戻るとそこにいたのは四季映姫ヤマザナドゥ。何のようだと声をかけるが、人違いであった。霊夢は眉を顰め、映姫に似た何かの化けの皮を剥がしてやるとそこは雪国であった。冗談だと思いもう一度剥くと、やはりトンネルを抜けた先が雪国であった。しかしこれではいけない。こんな事では巫女など勤まらないと確信した霊夢は新たなる決意をもって幻想郷を支配しようと決め込む。とりあえずスキマ様に共謀しようと持ちかけるも、共謀罪で逮捕されかけ、挙句の果てには「ドルル、ドルル」と鳴く猫の世話をしろと命じられた。猫に話し掛けると、それは「我輩は猫である、名前はルドルフ、探偵さ」と宣戦布告を受け、その気概に感銘を受ける。しかし感銘を受けただけでは戦闘が回避できないと悟り、感銘する事を撤回、全身全霊を持って貴様の野望を絶つ、こい!と年甲斐もなく胸を張って叫ぶ。火の七日間で幻想郷を焼き尽くした霊夢は、次なる目標をネバーランドと定めた。
以下聡明で頭脳明晰な読者様方には見えない本編
↓
「チールノちゃん、遊びましょう?」
「あ、大ちゃん」
今日も今日とてチルノちゃんと一緒。妖精の友達は沢山いるけれど、やっぱりチルノちゃんと
いるのが一番良い。突飛な行動が目立って、先が読めないし、何でも凍らしちゃうし、妖精っ
てみんなお馬鹿だけれど、チルノちゃんは更にお馬鹿。
私なんかよりずっと強いのに、でもお馬鹿。
そ、そこが可愛いのだけれど……。
「今日は何して遊ぶ?」
「今日こそはあの黒白魔法使いを罠に嵌めるのさっ」
「えぇ……大丈夫かなぁ」
この前もおっきなレーザーを食らって紅魔館まで飛んでいった挙句壁に突き刺さった記憶がある
のだけれど、もしかしてもう覚えていないのかなぁ?
「こ、この前もやられたよね?」
「だからリベンジなのさ!」
覚えてるんだもんね。そうだよね、私達って死なないもんね。でも遠慮がちな私って、もしかし
て妖精不適格なのかも。
「じゃあ、どうやって罠に嵌めるの?」
「ふっふっふ。大ちゃんはよい事をきくね」
「?」
「これさっ」
そこに握られていたのは、一つのドロワーズ。ま、まさかチルノちゃんの……?
「それ、だだダレの?」
「紅白の。人里近くで拾った小銭を賽銭箱に投げ入れたら、何でも言って頂戴って言われて」
「そ、それで貰ったの?」
「うん!」
すごいわチルノちゃん。色々つっこみどころ満載だけれど、あの紅白からそんなテイムアイテム
を獲得するなんて。これなら黒白も、もしかしたら釣れるかも?
「これを、こーして、こーして」
「チルノちゃん、それが罠?」
「そうなのさ」
チルノちゃんは黒白がよく通る通り道に氷の罠を張り始める。それって確かこの前もやって大目
玉を食らった罠だったような。
「大丈夫!このドロワーズがあるから、黒白は他に目もくれずつっこむはず!!」
「流石チルノちゃん、策士ねっ」
凄いチルノちゃん。そこまで考えていたなんて、なんて知能犯。馬鹿なんていってごめんなさい。
私より全然賢いわ。まさに心理戦っ!
「あとは待つだけー、大ちゃん、カエル凍らせて待とうよ」
「うん♪」
そういってチルノちゃんはいつも通りカエルを捕まえては凍らせ、千切っては投げ、千切っては投
げ私にぶつけ、大いに楽しみはじめる。みんなこのノリについていけないのよね。ふふ、でも私な
んか慣れっこだから。こんな無邪気にカエルを殺戮するチルノちゃんだって可愛いって思えちゃう
の。冬場はレティに取られちゃうし、隙あらば鴉天狗が狙ってくるし。ほんとチルノちゃんは解る
人には解る良さがあるのね、きっと。でもどの子にも渡してなんてあげないんだから。
チルノちゃんは私のチルノちゃん。ああいいわチルノちゃん。その何の穢れも知らない無垢な笑顔
も、たなびく短く青い髪も、ちいさく震えるお尻も、真っ白な脹脛も、お馬鹿な言動も、私の事大
ちゃんって呼ぶ声も、あぁぁぁぁ毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日眺めてるけど本当に飽きないね♪
ドガバキグジャー
「なんかかかった!黒白かな?」
「い、いってみよう!」
ひとしきりカエルの血の雨と私のお顔の大切な二つの穴から漏れる血を降らせたところで、上空に
しかけていた網になにかひっかかる音がする。
もしかして、とうとうあのにっくき黒白が!?
「む、なんだこれは。そこの氷精、解き給へ」
「ダイヤモンドブリザード」
「イタイイタイ!地味に痛い!くふっくそ、ドロワーズが、ボクのドロワーズが!」
めがねのお兄さんがかかっていました。
「し、しかしここで諦めてなるものか、くんくん、これは……霊夢ぶべらっ」
「コールドディヴィニティ」
「あががががが!痛い!すっごくSOMEい!サムいよっ!やめてやめてでもドロワーズが!!」
「………………」
「………………」
「あ、ちょ、どこへ行くんだ。これを解いてくれ給へ。頼むから、後生だから」
そんなこんなで。今日もいたずら失敗。残念だったねチルノちゃん。
「あたい、まだまだ負けないんだからっ」
「うん!頑張ってねチルノちゃん!」
私はチルノちゃんが大好き。いっつも皆に仲間はずれにされてるけれど、私は絶対チルノちゃんか
ら離れたりなんかしないの。
「ふふ」
「大ちゃん?どーしたのさ?」
「なぁんでもない♪」
だってだって、チルノちゃんは負けず嫌いでいじっぱりだけれど、とーっても優しくて可愛いんだ
から。
これからもずーっと一緒だよ、チルノちゃん♪
おわれ
光の魔人クォイツソフィスネスの手によって魔界に落とされた霊夢は久しぶりにあほ毛神をドつこうと意気揚揚と旅立つが実はそこは魔界違い。お札をランスに持ち替えて投げるも、理不尽な当たり判定に嘆き、服を脱がされ全裸巫女に。しかしそれでも公平中立な巫女である博麗霊夢はスッパになりながらも椅子に座ったデカイバケモノを倒す。やっと帰れるのかと思いきや「人間に悪の心がある限り何度でもワシは蘇る」などと捨て台詞を吐かれ、昔のアクションゲームを懐かしまされた。神社に戻るとそこにいたのは四季映姫ヤマザナドゥ。何のようだと声をかけるが、人違いであった。霊夢は眉を顰め、映姫に似た何かの化けの皮を剥がしてやるとそこは雪国であった。冗談だと思いもう一度剥くと、やはりトンネルを抜けた先が雪国であった。しかしこれではいけない。こんな事では巫女など勤まらないと確信した霊夢は新たなる決意をもって幻想郷を支配しようと決め込む。とりあえずスキマ様に共謀しようと持ちかけるも、共謀罪で逮捕されかけ、挙句の果てには「ドルル、ドルル」と鳴く猫の世話をしろと命じられた。猫に話し掛けると、それは「我輩は猫である、名前はルドルフ、探偵さ」と宣戦布告を受け、その気概に感銘を受ける。しかし感銘を受けただけでは戦闘が回避できないと悟り、感銘する事を撤回、全身全霊を持って貴様の野望を絶つ、こい!と年甲斐もなく胸を張って叫ぶ。火の七日間で幻想郷を焼き尽くした霊夢は、次なる目標をネバーランドと定めた。
以下聡明で頭脳明晰な読者様方には見えない本編
↓
「チールノちゃん、遊びましょう?」
「あ、大ちゃん」
今日も今日とてチルノちゃんと一緒。妖精の友達は沢山いるけれど、やっぱりチルノちゃんと
いるのが一番良い。突飛な行動が目立って、先が読めないし、何でも凍らしちゃうし、妖精っ
てみんなお馬鹿だけれど、チルノちゃんは更にお馬鹿。
私なんかよりずっと強いのに、でもお馬鹿。
そ、そこが可愛いのだけれど……。
「今日は何して遊ぶ?」
「今日こそはあの黒白魔法使いを罠に嵌めるのさっ」
「えぇ……大丈夫かなぁ」
この前もおっきなレーザーを食らって紅魔館まで飛んでいった挙句壁に突き刺さった記憶がある
のだけれど、もしかしてもう覚えていないのかなぁ?
「こ、この前もやられたよね?」
「だからリベンジなのさ!」
覚えてるんだもんね。そうだよね、私達って死なないもんね。でも遠慮がちな私って、もしかし
て妖精不適格なのかも。
「じゃあ、どうやって罠に嵌めるの?」
「ふっふっふ。大ちゃんはよい事をきくね」
「?」
「これさっ」
そこに握られていたのは、一つのドロワーズ。ま、まさかチルノちゃんの……?
「それ、だだダレの?」
「紅白の。人里近くで拾った小銭を賽銭箱に投げ入れたら、何でも言って頂戴って言われて」
「そ、それで貰ったの?」
「うん!」
すごいわチルノちゃん。色々つっこみどころ満載だけれど、あの紅白からそんなテイムアイテム
を獲得するなんて。これなら黒白も、もしかしたら釣れるかも?
「これを、こーして、こーして」
「チルノちゃん、それが罠?」
「そうなのさ」
チルノちゃんは黒白がよく通る通り道に氷の罠を張り始める。それって確かこの前もやって大目
玉を食らった罠だったような。
「大丈夫!このドロワーズがあるから、黒白は他に目もくれずつっこむはず!!」
「流石チルノちゃん、策士ねっ」
凄いチルノちゃん。そこまで考えていたなんて、なんて知能犯。馬鹿なんていってごめんなさい。
私より全然賢いわ。まさに心理戦っ!
「あとは待つだけー、大ちゃん、カエル凍らせて待とうよ」
「うん♪」
そういってチルノちゃんはいつも通りカエルを捕まえては凍らせ、千切っては投げ、千切っては投
げ私にぶつけ、大いに楽しみはじめる。みんなこのノリについていけないのよね。ふふ、でも私な
んか慣れっこだから。こんな無邪気にカエルを殺戮するチルノちゃんだって可愛いって思えちゃう
の。冬場はレティに取られちゃうし、隙あらば鴉天狗が狙ってくるし。ほんとチルノちゃんは解る
人には解る良さがあるのね、きっと。でもどの子にも渡してなんてあげないんだから。
チルノちゃんは私のチルノちゃん。ああいいわチルノちゃん。その何の穢れも知らない無垢な笑顔
も、たなびく短く青い髪も、ちいさく震えるお尻も、真っ白な脹脛も、お馬鹿な言動も、私の事大
ちゃんって呼ぶ声も、あぁぁぁぁ毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日眺めてるけど本当に飽きないね♪
ドガバキグジャー
「なんかかかった!黒白かな?」
「い、いってみよう!」
ひとしきりカエルの血の雨と私のお顔の大切な二つの穴から漏れる血を降らせたところで、上空に
しかけていた網になにかひっかかる音がする。
もしかして、とうとうあのにっくき黒白が!?
「む、なんだこれは。そこの氷精、解き給へ」
「ダイヤモンドブリザード」
「イタイイタイ!地味に痛い!くふっくそ、ドロワーズが、ボクのドロワーズが!」
めがねのお兄さんがかかっていました。
「し、しかしここで諦めてなるものか、くんくん、これは……霊夢ぶべらっ」
「コールドディヴィニティ」
「あががががが!痛い!すっごくSOMEい!サムいよっ!やめてやめてでもドロワーズが!!」
「………………」
「………………」
「あ、ちょ、どこへ行くんだ。これを解いてくれ給へ。頼むから、後生だから」
そんなこんなで。今日もいたずら失敗。残念だったねチルノちゃん。
「あたい、まだまだ負けないんだからっ」
「うん!頑張ってねチルノちゃん!」
私はチルノちゃんが大好き。いっつも皆に仲間はずれにされてるけれど、私は絶対チルノちゃんか
ら離れたりなんかしないの。
「ふふ」
「大ちゃん?どーしたのさ?」
「なぁんでもない♪」
だってだって、チルノちゃんは負けず嫌いでいじっぱりだけれど、とーっても優しくて可愛いんだ
から。
これからもずーっと一緒だよ、チルノちゃん♪
おわれ
そして
や
チ
か
な
あとこーりんは腹を切って死ぬべきである
もう、予告とか・・・本当に卑怯です。w
そして本編を読めた俺は⑨だとわかりました。