朝、雀の鳴き声が響き、香霖堂の主人である森近 霖之助の日常が始まる。
欠伸とともにのっそりと起き上がり、背を伸ばして再び欠伸をする。
朝食の準備をするため、枕元にある眼鏡を拾いつつ、台所へ向かう。
「昨日はいい食材を手に入れていたな」
そう言って、少し台所への歩を速める。
ガチャリ・・
鍵をかけておいたはずの、店の戸が開かれた。
扉のほうに顔を向ける。
こんな朝早くから珍しいなどと思いつつ、鍵の隠し場所を勘で見つけて入ってきた犯人に声をかける。
「やぁ霊夢、君がこんな朝早くから来るなんて珍しいじゃないか」
「あら、霖之助さん、人がいっつも寝坊してるような言い方じゃない?」
そう言って、戸の隙間から紅白の巫女 博麗 霊夢が顔をのぞかせる。
「勘ぐり過ぎじゃないかと思うよ。っと、後ろにいるのは魔理沙かい?」
「香霖、ついでみたいに言うなんてひどいぜ」
黒白の魔法使い 霧雨 魔理沙が、ニヤニヤとした笑みを浮かべて入ってくる。
「二人がこんな朝早く来るなんて、本当に珍しいじゃないか?」
僕は、素直な疑問を口にしながら、分析を始める。
しかし、答えはすぐに帰ってくる。
「何言ってるんだ香霖、」
「いいお米と、いいお味噌と、いい卵が入ったって言ってたじゃない」
ああ、なるほど、これは必然だ、日常だ、全然おかしなことはない。
二人は、朝食を食べに来たのだ。
はぁ、と溜息がこぼれる。
「それなら手伝ってくれ」
「まぁ、仕方ないわね」
「よし、任せとけ」
そうして、三人で台所へ向かう。
十数分後、昨日の残りの味噌汁とご飯、それと魔理沙が作った目玉焼きを、それぞれ三人前持って、居間に戻ってきた。
小さなちゃぶ台のまわりにそれぞれ座り込み、最後にメインディッシュの霊夢が作った卵焼きを、中央に置いて、手を合わせる。
「「いただきます」」
三人で朝食を食べ始める。
味噌汁を啜った後、卵焼きに箸を伸ばした。
「ん、うまい」
思わず声を漏らしてしまった。
「そんなお世辞を言っても、お金どころか、お札も飛ばないわよ」
などと言いつつ、霊夢は味噌汁を啜る。
見事なポーカーフェイスだが、長年付き合ってる者が見れば、少し嬉しそうにしているのがよくわかる。
「おお、確かにうまいな」
魔理沙も卵焼きを褒める。
「そう・・」
霊夢は、そっけなく返す。
しかし魔理沙は、その様子を見て、ニヤニヤ笑いながら、自分が作った目玉焼きに塩をかける。
「霖之助さん、醤油とって」
醤油を手渡してやる。
すると魔理沙が塩を振りながら声をかけてきた。
「香霖は、どっちで食べるんだ?」
目玉焼きのことを言っているのだろう、横から霊夢も聞いてきた。
「断然、醤油よね!」
ん、と僕は眉をひそめる。
「いいや塩だろ!」
んん?、なんだか雲行きが怪しくなってきたぞ。
さっきから塩と醤油で言い争ってるみたいだ。
どうすればどちらの角も立たないですむ?
「「どっち?!」」
僕は少し迷いながら。
「いや、このままいくよ」
うん、我ながら名案だ!
「「新勢力か!」」
僕の意識はホワイトアウトした。
欠伸とともにのっそりと起き上がり、背を伸ばして再び欠伸をする。
朝食の準備をするため、枕元にある眼鏡を拾いつつ、台所へ向かう。
「昨日はいい食材を手に入れていたな」
そう言って、少し台所への歩を速める。
ガチャリ・・
鍵をかけておいたはずの、店の戸が開かれた。
扉のほうに顔を向ける。
こんな朝早くから珍しいなどと思いつつ、鍵の隠し場所を勘で見つけて入ってきた犯人に声をかける。
「やぁ霊夢、君がこんな朝早くから来るなんて珍しいじゃないか」
「あら、霖之助さん、人がいっつも寝坊してるような言い方じゃない?」
そう言って、戸の隙間から紅白の巫女 博麗 霊夢が顔をのぞかせる。
「勘ぐり過ぎじゃないかと思うよ。っと、後ろにいるのは魔理沙かい?」
「香霖、ついでみたいに言うなんてひどいぜ」
黒白の魔法使い 霧雨 魔理沙が、ニヤニヤとした笑みを浮かべて入ってくる。
「二人がこんな朝早く来るなんて、本当に珍しいじゃないか?」
僕は、素直な疑問を口にしながら、分析を始める。
しかし、答えはすぐに帰ってくる。
「何言ってるんだ香霖、」
「いいお米と、いいお味噌と、いい卵が入ったって言ってたじゃない」
ああ、なるほど、これは必然だ、日常だ、全然おかしなことはない。
二人は、朝食を食べに来たのだ。
はぁ、と溜息がこぼれる。
「それなら手伝ってくれ」
「まぁ、仕方ないわね」
「よし、任せとけ」
そうして、三人で台所へ向かう。
十数分後、昨日の残りの味噌汁とご飯、それと魔理沙が作った目玉焼きを、それぞれ三人前持って、居間に戻ってきた。
小さなちゃぶ台のまわりにそれぞれ座り込み、最後にメインディッシュの霊夢が作った卵焼きを、中央に置いて、手を合わせる。
「「いただきます」」
三人で朝食を食べ始める。
味噌汁を啜った後、卵焼きに箸を伸ばした。
「ん、うまい」
思わず声を漏らしてしまった。
「そんなお世辞を言っても、お金どころか、お札も飛ばないわよ」
などと言いつつ、霊夢は味噌汁を啜る。
見事なポーカーフェイスだが、長年付き合ってる者が見れば、少し嬉しそうにしているのがよくわかる。
「おお、確かにうまいな」
魔理沙も卵焼きを褒める。
「そう・・」
霊夢は、そっけなく返す。
しかし魔理沙は、その様子を見て、ニヤニヤ笑いながら、自分が作った目玉焼きに塩をかける。
「霖之助さん、醤油とって」
醤油を手渡してやる。
すると魔理沙が塩を振りながら声をかけてきた。
「香霖は、どっちで食べるんだ?」
目玉焼きのことを言っているのだろう、横から霊夢も聞いてきた。
「断然、醤油よね!」
ん、と僕は眉をひそめる。
「いいや塩だろ!」
んん?、なんだか雲行きが怪しくなってきたぞ。
さっきから塩と醤油で言い争ってるみたいだ。
どうすればどちらの角も立たないですむ?
「「どっち?!」」
僕は少し迷いながら。
「いや、このままいくよ」
うん、我ながら名案だ!
「「新勢力か!」」
僕の意識はホワイトアウトした。
私は「ケチャップ」派です。
卵は半熟でグット!!!
>僕に意識はホワイトアウトした。 誤字だと思うんだぜ!
流れに任せて、自分は霊夢に加勢します!
>僕に意識はホワイトアウトした。 誤字だと思うんだぜ!
うっへぁ、誤字指摘ありがとうございます!
他がいかんとは言わないけど、個人的には塩!
鍵の隠し場所を感で見つけて
きっと誤字です
そしてレミリア嬢はきっと血液派
・・・個人的には霊夢勢力に一票。
よう俺、きっとエージェントの仕業だ
白身は醤油をかけてパクパク
黄身は半熟でご飯に乗せて醤油をかけてパクパク