※この作品にはグロっぽいシーンが含まれます。
そこら辺の線引きとかは分かりませんが、これなら大丈夫かな…とは思っています。
とりあえず、十分ご注意の上でお読みください。
「とうとう捕まえた」
「妹紅…愛しているわ…」
「でも…どうしていつもいつも私を目の敵にするの?」
「私はあなたをこんなに愛しているのに…」
「妹紅はいつも私に弾を撃ってくる。」
「妹紅は大好きだけど、弾を撃つその手は憎い。」
「その腕さえなければ、きっと…」
「そうだ、腕をもぎとってしまえばいいじゃない」
「でも、このままだとあなたは逃げてしまうでしょう」
「あなたはきっと、私のことを好きじゃないから…」
「せっかく一緒にいるのに、逃げられてしまっては悲しいわ」
「そうだ、足をもぎとってしまえばいいじゃない」
「でも、あなたは不老不死」
「私と同じ不老不死」
「このままだと、せっかく取った手と足が元に戻ってしまう」
「それに、不老不死とは悲しいもの」
「どれだけ苦しくても、死ぬことができない」
「それは同じ不老不死の私が一番良く知っている」
「私はあなたを…この苦しみから解き放ってあげたい」
「そうだ、腹を切ってはらわたを取り出してしまえば、不老不死でも生きていられないかも…」
「妹紅、妹紅、私の妹紅」
「大好きな、大好きな、私だけの妹紅」
「ずっと、そばで、愛してあげるからね…」
「…おい輝夜、私の人形で何やってる」
「狂気の愛情ごっこ」
「…楽しいか?」
「わりと」
「相変わらず変な趣味だな…で?お前はいつも私のことをそんな風に思ってたのか?」
「まさか。この中に本心なんてちょっとしかないわ」
「お前はどこの庭師だ。あと、ちょっとってどのあたりが本心なんだよ?」
「『妹紅…愛しているわ…』のところ。よってルパンダーイb」
「やめい!」
「はうっ!?」
輝夜くん吹っ飛ばされた。
「はぁ…まったく」
妹紅は、無残な姿になった自分自身の人形を拾い上げる。
「あーあ…腹から綿がはみ出てるし…腕も脚も千切れてるし」
よく見ると、人形のあちこちに縫った跡がある。
どうやら、遊んだあとはきちんと直しているらしい。
「こいつのすることは良く分からん…とりあえず、」
妹紅は輝夜のほうへ向き直る。
輝夜は先ほど吹き飛ばされて気絶している。
「愛の告白なら、もう少し雰囲気を考えてしてほしいものだな」
「…あ、べ、別に、こいつにもっとちゃんと愛してるって言われたいわけじゃなくてな、
ほ、ほら、なんとなく!気分的に!」
妹紅の誰に言っているか分からない、というかそもそも何を言っているのか分からない言い訳は、
輝夜が目を覚ますまで続いた。
そして輝夜がその言い訳の一部を聞いてしまったのでまた吹っ飛ばされ、再び言い訳開始。
けっきょく永琳が突っ込みを入れるまでその無限ループは続いたという…
終われ
そこら辺の線引きとかは分かりませんが、これなら大丈夫かな…とは思っています。
とりあえず、十分ご注意の上でお読みください。
「とうとう捕まえた」
「妹紅…愛しているわ…」
「でも…どうしていつもいつも私を目の敵にするの?」
「私はあなたをこんなに愛しているのに…」
「妹紅はいつも私に弾を撃ってくる。」
「妹紅は大好きだけど、弾を撃つその手は憎い。」
「その腕さえなければ、きっと…」
「そうだ、腕をもぎとってしまえばいいじゃない」
「でも、このままだとあなたは逃げてしまうでしょう」
「あなたはきっと、私のことを好きじゃないから…」
「せっかく一緒にいるのに、逃げられてしまっては悲しいわ」
「そうだ、足をもぎとってしまえばいいじゃない」
「でも、あなたは不老不死」
「私と同じ不老不死」
「このままだと、せっかく取った手と足が元に戻ってしまう」
「それに、不老不死とは悲しいもの」
「どれだけ苦しくても、死ぬことができない」
「それは同じ不老不死の私が一番良く知っている」
「私はあなたを…この苦しみから解き放ってあげたい」
「そうだ、腹を切ってはらわたを取り出してしまえば、不老不死でも生きていられないかも…」
「妹紅、妹紅、私の妹紅」
「大好きな、大好きな、私だけの妹紅」
「ずっと、そばで、愛してあげるからね…」
「…おい輝夜、私の人形で何やってる」
「狂気の愛情ごっこ」
「…楽しいか?」
「わりと」
「相変わらず変な趣味だな…で?お前はいつも私のことをそんな風に思ってたのか?」
「まさか。この中に本心なんてちょっとしかないわ」
「お前はどこの庭師だ。あと、ちょっとってどのあたりが本心なんだよ?」
「『妹紅…愛しているわ…』のところ。よってルパンダーイb」
「やめい!」
「はうっ!?」
輝夜くん吹っ飛ばされた。
「はぁ…まったく」
妹紅は、無残な姿になった自分自身の人形を拾い上げる。
「あーあ…腹から綿がはみ出てるし…腕も脚も千切れてるし」
よく見ると、人形のあちこちに縫った跡がある。
どうやら、遊んだあとはきちんと直しているらしい。
「こいつのすることは良く分からん…とりあえず、」
妹紅は輝夜のほうへ向き直る。
輝夜は先ほど吹き飛ばされて気絶している。
「愛の告白なら、もう少し雰囲気を考えてしてほしいものだな」
「…あ、べ、別に、こいつにもっとちゃんと愛してるって言われたいわけじゃなくてな、
ほ、ほら、なんとなく!気分的に!」
妹紅の誰に言っているか分からない、というかそもそも何を言っているのか分からない言い訳は、
輝夜が目を覚ますまで続いた。
そして輝夜がその言い訳の一部を聞いてしまったのでまた吹っ飛ばされ、再び言い訳開始。
けっきょく永琳が突っ込みを入れるまでその無限ループは続いたという…
終われ
見事にブッチギってくれました(笑
輝夜と妹紅の話も好きなので楽しく読めました。
『腹綿』を読まされるのかと思っていたら、いつの間にかてるもこに和んでいたぜ、な…何を言ってるのかわからねーと思うがぽるぽる!
蓬莱人だと本当に無限ループになりそうでおもしろいです。w
あなたのてるもこには大賛成です!!
この二人らしいやり取りに和んだ。
何より「よってルパンダーイb」
ンッン~
名言だなこれは
翼くんフイタ(w