*新ジャンルだと思ったのですが、創想話作品集3くらいに先達がいらっしゃいました。
*でも今更なので新ジャンルで押し通そうと思います。
~~~
【ザナドゥの映さん】
「北町奉行、四季山田尉(しきやまだのじょう)様、ご出座~」
「此度は霧雨魔理沙なる者、図書館より貴重な本を強奪せし件について詮議いたします。
皆の者、面を上げなさい」
「「ははぁっ」」
「さて霧雨魔理沙、この小悪魔からの訴状、図書館より書物を盗み出し、
挙句拒む図書館の主に狼藉を働いて、大切なもの(ノンディレクショナルレーザー)を
奪い取ったとありますが、相違ありませんか」
「いいえお奉行様、まったく記憶にございませぬ」
「馬鹿な! それでは、今も衝撃から立ち直れず寝込んでいるパチュリー様は、何だと言うの!?」
「そのような者など知らぬわ。大方、あまりにも粗末な図書館ゆえ、シックハウス症候群にでも
かかったのであろうよ。ハッハッハッ」
「こ、この、言わせておけばっ……!」
「大体、私が罪を犯したという証拠がどこにある、証人でもいるのかえ」
「ぐっ……、あ、遊び人のリグル・ナイトバグという妖怪が!
リグルさんなら、こいつの悪事を全て暴いてくれます!」
「ほぉぅ、それではそのリグルとやらはどこに居るのだ。そもそも、そのような者、本当に居るのか?
ん、どうした? 早く連れてくるが良いわ」
「くぅぅ、リグルさんさえ、リグルさんさえいてくれれば!」
「けっ、お奉行様、こいつらとんだ嘘つきでございます。おおよそどこぞの手の者に頼まれて、
この私を嵌めようと」
「やかましい、この悪党が!」
「なっ……」
「さっきから黙って聞いてりゃあ、よくもまあそこまで嘘八百を並びたてられるもんだ。
そんなにリグルに会いたけりゃあ今ここで会わせてやらぁ!(懐から触角付きヘアバンドを取り出して装着)
どうだ、この触角に、見覚えが無いとは言わせねぇぜ!」
「ば、馬鹿な!」
「あのリグルさんが四季様だったなんて!?」
「(ヘアバンドを外して)どうです霧雨魔理沙、これでもまだ申し開きをするというのですか?」
「ぐぅっ……お、恐れ入りましてございまする……」
「追って神主様より口調再変更のお沙汰が下りましょう。引っ立てなさい!」
「「はっ!」」
「……さて、小悪魔」
「お、お奉行様とは露知らず、数々の無礼な振る舞い……」
「パチュリーを盛り立てる、あなたの懸命な働き、まことに見事です。
これからも、影となり日向となり、図書館を支えてあげるが良いでしょう」
「はっ……」
「(小悪魔の横にかがみこんで小声で)ご主人様を大切にするんだぜ」
「はっ、はは~っ!」
「ふふ……これにて、一件落着!」
(完)
【魔界カリスマ】
「ユキさん、マイさん、もういいでしょう!」
「はっ! ……静まれ、静まれーい!」
「静まれーい! このアホ毛が目に入らぬか!」
ジャーン!(効果音)
「何……!?」
「こちらにおわすお方をどなたと心得る! 畏れ多くも魔界の創造神、神綺様にあらせられるぞ!」
「まっ……魔界神……!?」
「者共、神綺様の御前である……頭が高い! 控えおろう!」
「控えるわけないでしょ」
「つうか魔界なんて黒歴史、知らんし」
「あぁん」
(ある意味完)
*でも今更なので新ジャンルで押し通そうと思います。
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【ザナドゥの映さん】
「北町奉行、四季山田尉(しきやまだのじょう)様、ご出座~」
「此度は霧雨魔理沙なる者、図書館より貴重な本を強奪せし件について詮議いたします。
皆の者、面を上げなさい」
「「ははぁっ」」
「さて霧雨魔理沙、この小悪魔からの訴状、図書館より書物を盗み出し、
挙句拒む図書館の主に狼藉を働いて、大切なもの(ノンディレクショナルレーザー)を
奪い取ったとありますが、相違ありませんか」
「いいえお奉行様、まったく記憶にございませぬ」
「馬鹿な! それでは、今も衝撃から立ち直れず寝込んでいるパチュリー様は、何だと言うの!?」
「そのような者など知らぬわ。大方、あまりにも粗末な図書館ゆえ、シックハウス症候群にでも
かかったのであろうよ。ハッハッハッ」
「こ、この、言わせておけばっ……!」
「大体、私が罪を犯したという証拠がどこにある、証人でもいるのかえ」
「ぐっ……、あ、遊び人のリグル・ナイトバグという妖怪が!
リグルさんなら、こいつの悪事を全て暴いてくれます!」
「ほぉぅ、それではそのリグルとやらはどこに居るのだ。そもそも、そのような者、本当に居るのか?
ん、どうした? 早く連れてくるが良いわ」
「くぅぅ、リグルさんさえ、リグルさんさえいてくれれば!」
「けっ、お奉行様、こいつらとんだ嘘つきでございます。おおよそどこぞの手の者に頼まれて、
この私を嵌めようと」
「やかましい、この悪党が!」
「なっ……」
「さっきから黙って聞いてりゃあ、よくもまあそこまで嘘八百を並びたてられるもんだ。
そんなにリグルに会いたけりゃあ今ここで会わせてやらぁ!(懐から触角付きヘアバンドを取り出して装着)
どうだ、この触角に、見覚えが無いとは言わせねぇぜ!」
「ば、馬鹿な!」
「あのリグルさんが四季様だったなんて!?」
「(ヘアバンドを外して)どうです霧雨魔理沙、これでもまだ申し開きをするというのですか?」
「ぐぅっ……お、恐れ入りましてございまする……」
「追って神主様より口調再変更のお沙汰が下りましょう。引っ立てなさい!」
「「はっ!」」
「……さて、小悪魔」
「お、お奉行様とは露知らず、数々の無礼な振る舞い……」
「パチュリーを盛り立てる、あなたの懸命な働き、まことに見事です。
これからも、影となり日向となり、図書館を支えてあげるが良いでしょう」
「はっ……」
「(小悪魔の横にかがみこんで小声で)ご主人様を大切にするんだぜ」
「はっ、はは~っ!」
「ふふ……これにて、一件落着!」
(完)
【魔界カリスマ】
「ユキさん、マイさん、もういいでしょう!」
「はっ! ……静まれ、静まれーい!」
「静まれーい! このアホ毛が目に入らぬか!」
ジャーン!(効果音)
「何……!?」
「こちらにおわすお方をどなたと心得る! 畏れ多くも魔界の創造神、神綺様にあらせられるぞ!」
「まっ……魔界神……!?」
「者共、神綺様の御前である……頭が高い! 控えおろう!」
「控えるわけないでしょ」
「つうか魔界なんて黒歴史、知らんし」
「あぁん」
(ある意味完)
そういえばリグルと映姫様にてるよなぁw