あらすじ
シンジラレナーイ
桃の節句の3月3日。
ところのさいしょは紅魔館。
「あら、パチェ。また今年も出すの?」
「ごきげんようレミィ。また今年も出すの」
「これでよし、と。飾りつけも終わりました」
「ありがとう、こぁ」
「ありがとう、こぁ」
灯りをつけましょ雪洞に
「わー、お雛様だー♪」
「咲夜さん、今年も五月まで出すんですか?」
「その通りよ、美鈴」
さくらほころぶ冥界の。
ところのにばんめ白玉楼。
「今年のお雛様もいいお顔ね~」
「お雛様は毎年同じ顔ですよ、幽々子さま?」
お花をあげましょ桃の花
「今年も五月まで出してると思う、メル姉さん?」
「賭けてみる、リリカ?」
「こら、メルラン、リリカ」
「あ、ごめんなさいルナ姉さん」
「あ、ごめんなさいルナ姉さん」
竹の林の奥にある。
ところのさんばん永遠亭。
「ねえ、永琳。うちは何で実物大なの?」
「それはですね、姫がお雛様のようだからです」
「師匠、毎年ノリノリでお内裏様だね」
「仕方ないよ鈴仙。永琳様、姫様大好きだもん」
五人囃子の笛太鼓
「なんで人形の私が雛人形をしてるのかしら。ねえ、スーさん?」
「メディスンの三人官女も似合ってるウサ~」
「鈴仙さまとてゐさまとおそろいウサ~」
「五人囃子はイナバの皆ウサ」
「ヒナーヒナー」
「オルレアン、雛人形と遊ぶのもいいけど、ちゃんと出してね」
「オルレアーン」
「今年も出しっぱなしか?」
「当たり前でしょ。魔理沙も手伝いなさいよ」
「くつろぐのに忙しいんだ、私は」
「妹紅、お雛様は五月まで出すんだぞ?」
「はいはい。慧音は心配性だなあ」
「私はお前の為を思ってだな」
「もんもこ~」
「わうん」
「たぬきとアマテラスは仲がいいなあ」
「こら、妹紅!」
「あはは」
「藍さま~、これでいいですか?」
「うん。一人で雛人形も出せるようになったね、橙」
「えへへ♪ ……もうすぐ、紫様も起きられます」
「……うん。起きられたら何をして遊んでもらおうか?」
「えーっと、えーっと…ううーん」
「ふふ。ゆっくり考えなさい」
「はい!」
「ね~、ぶんぶん。これなあに?」
「これは雛人形ですよ、チルノさん」
「ふうん。可愛いね人形だね」
「そうですか?」
「うん。ぶんぶんに似てるからかな?」
「~~~~~~~~~~~!!!」
ところのさいごは一軒家。
三途の川のほとりにたたずむ。
仲良し夫婦の一軒家。
「映姫様、映姫様」
「なんです、小町?」
「うちは桃の節句が終わったら、すぐお雛様をしまいますけど…」
「ええ」
「なんで顕界の連中はお雛様を出しっぱなしにしとくんです?」
「ああ、それはおまじないです」
「おまじない?」
「ええ」
今日は楽しい
「大事な人の婚期が、ずーっと遅れたままでいますように、だそうですよ?」
ひなまつり
シンジラレナーイ
桃の節句の3月3日。
ところのさいしょは紅魔館。
「あら、パチェ。また今年も出すの?」
「ごきげんようレミィ。また今年も出すの」
「これでよし、と。飾りつけも終わりました」
「ありがとう、こぁ」
「ありがとう、こぁ」
灯りをつけましょ雪洞に
「わー、お雛様だー♪」
「咲夜さん、今年も五月まで出すんですか?」
「その通りよ、美鈴」
さくらほころぶ冥界の。
ところのにばんめ白玉楼。
「今年のお雛様もいいお顔ね~」
「お雛様は毎年同じ顔ですよ、幽々子さま?」
お花をあげましょ桃の花
「今年も五月まで出してると思う、メル姉さん?」
「賭けてみる、リリカ?」
「こら、メルラン、リリカ」
「あ、ごめんなさいルナ姉さん」
「あ、ごめんなさいルナ姉さん」
竹の林の奥にある。
ところのさんばん永遠亭。
「ねえ、永琳。うちは何で実物大なの?」
「それはですね、姫がお雛様のようだからです」
「師匠、毎年ノリノリでお内裏様だね」
「仕方ないよ鈴仙。永琳様、姫様大好きだもん」
五人囃子の笛太鼓
「なんで人形の私が雛人形をしてるのかしら。ねえ、スーさん?」
「メディスンの三人官女も似合ってるウサ~」
「鈴仙さまとてゐさまとおそろいウサ~」
「五人囃子はイナバの皆ウサ」
「ヒナーヒナー」
「オルレアン、雛人形と遊ぶのもいいけど、ちゃんと出してね」
「オルレアーン」
「今年も出しっぱなしか?」
「当たり前でしょ。魔理沙も手伝いなさいよ」
「くつろぐのに忙しいんだ、私は」
「妹紅、お雛様は五月まで出すんだぞ?」
「はいはい。慧音は心配性だなあ」
「私はお前の為を思ってだな」
「もんもこ~」
「わうん」
「たぬきとアマテラスは仲がいいなあ」
「こら、妹紅!」
「あはは」
「藍さま~、これでいいですか?」
「うん。一人で雛人形も出せるようになったね、橙」
「えへへ♪ ……もうすぐ、紫様も起きられます」
「……うん。起きられたら何をして遊んでもらおうか?」
「えーっと、えーっと…ううーん」
「ふふ。ゆっくり考えなさい」
「はい!」
「ね~、ぶんぶん。これなあに?」
「これは雛人形ですよ、チルノさん」
「ふうん。可愛いね人形だね」
「そうですか?」
「うん。ぶんぶんに似てるからかな?」
「~~~~~~~~~~~!!!」
ところのさいごは一軒家。
三途の川のほとりにたたずむ。
仲良し夫婦の一軒家。
「映姫様、映姫様」
「なんです、小町?」
「うちは桃の節句が終わったら、すぐお雛様をしまいますけど…」
「ええ」
「なんで顕界の連中はお雛様を出しっぱなしにしとくんです?」
「ああ、それはおまじないです」
「おまじない?」
「ええ」
今日は楽しい
「大事な人の婚期が、ずーっと遅れたままでいますように、だそうですよ?」
ひなまつり
「自分のお嫁にしちゃえばいいさ」
そう考えるんだ
デフォ設定ですか!