※定期的に秘封倶楽部を書かないと、自分が枯渇しそう。このお話は、そんな物語(どんなだ
「つ、ついに……できたわ。昨日から寝ずに仕上げたチョコがっ!!」
疲労感と達成感に酔いながら、わたし『宇佐見 蓮子』は自分の前にあるチョコを掲げた。
「チョコ作りなんて楽勝ねっ!!……と思って、バレンタインデー当日に台所を毒ガス実験場にし、次の日はできたチョコを試食したら、謎の腹痛に襲われた。そんな苦難を乗り越えた今日っ!!ついに、わたしは完成させたっ!!メリー、待っててねっ!!わたしの愛がタ~ップリ詰め込んだこのチョコで、あなたのハートを鷲掴みにしてっ!!握りつぶすっ!!」
わたしは身支度を整えて、メリーとの待ち合わせ場所に向かった。外に出たわたしの目には、世界がやけに黄色く映った。正直……眠い。
メリーとの待ち合わせ場所は、いつもの喫茶店。わたしが喫茶店に入ると、メリーは奥の席で本を読んでいた。わたしが近づくとメリーは本を閉じ、窓から空を見てから首を傾げた。その動作を何度か繰り返して、ニッコリとわたしに笑顔を向けた。
「あら、珍しいわね。待ち合わせ時間より、早く来るなんて……雨でも降るのかしら。蓮子、困ったわ。私、傘を持ってきてない」
「なっ!!さっきの動作は天気の確認だったのねっ!!失礼にも程があるわ、メリー」
「これは失礼。それで、用事って何かしら?」
「メリー、よく聞きなさいっ!!バレンタインデーから三日過ぎたけどっ!!三日越しの愛を詰め込んだ、このチョコを受け取りなさいっ!!」
「?」
メリーはきょとんとした顔で、わたしが手渡した箱を見る。
「開けても良いかしら?」
「えぇ。もちろんよ」
メリーが箱に掛けられたリボンを解き、箱を開ける。そして箱の中身を見て、メリーは目を丸くした。
「……蓮子、何これ?」
「約1/10スケールチョコ『宇佐見 蓮子』ハイスッパモードよっ!!ちなみに、着せ替え用の服もチョコなの!!あと胸は通常の三割増だけど、そこはご愛嬌でっ!!」
「定員さ~ん!この娘を病院へ!!お医者さんに脳を洗浄してもらってぇー!!!!!」
「ちょ、メリーっ!!やめてくれないっ!?」
「それは、こっちの台詞よっ!!あーっ!もう、こんなチョコこうしてやるっ!!」
「あっ!!ちょ、メリー!頭から、かぶりつくなんて大胆すぎるわよ!」
「うるひゃい!!(うるさい!!)こんあ、ひふぁいぶひゅをもっへくりゅひょうがびょうかひてりゅわひょ!!(こんな、卑猥物を持ってくる方がどうかしてるわよ!!)」
「あっ!!そ、そんなとこまで……いやん」
「顔を赤らめないでっ!!」
三日間かけて作り上げたチョコは、数秒でメリーの中へと消えた。
その日から二日間、メリーと連絡が取れなくなった。理由を後日尋ねたら、腹痛に襲われたらしい。アノ日?と笑って言ったら、手加減なしで殴られた。最近、メリーの愛情表現が過激である。しかし、そこに萌える。
おまけ
※このお話は、この作品のプロット?的なものです。興味のある人だけ、お読み下さい。原形を留めていませんがね……。
「ねぇ、メリー!!」
「何かしら?蓮子」
「バレンタインのチョコ、何個欲しい!?」
「へ?!」
「三個?三個なのね!?」
「えっ、ちょ……?!」
「もう、この卑しん坊めっ!!」
「人の話、聞きなさい!!」
「はうっ!!」
以上
「つ、ついに……できたわ。昨日から寝ずに仕上げたチョコがっ!!」
疲労感と達成感に酔いながら、わたし『宇佐見 蓮子』は自分の前にあるチョコを掲げた。
「チョコ作りなんて楽勝ねっ!!……と思って、バレンタインデー当日に台所を毒ガス実験場にし、次の日はできたチョコを試食したら、謎の腹痛に襲われた。そんな苦難を乗り越えた今日っ!!ついに、わたしは完成させたっ!!メリー、待っててねっ!!わたしの愛がタ~ップリ詰め込んだこのチョコで、あなたのハートを鷲掴みにしてっ!!握りつぶすっ!!」
わたしは身支度を整えて、メリーとの待ち合わせ場所に向かった。外に出たわたしの目には、世界がやけに黄色く映った。正直……眠い。
メリーとの待ち合わせ場所は、いつもの喫茶店。わたしが喫茶店に入ると、メリーは奥の席で本を読んでいた。わたしが近づくとメリーは本を閉じ、窓から空を見てから首を傾げた。その動作を何度か繰り返して、ニッコリとわたしに笑顔を向けた。
「あら、珍しいわね。待ち合わせ時間より、早く来るなんて……雨でも降るのかしら。蓮子、困ったわ。私、傘を持ってきてない」
「なっ!!さっきの動作は天気の確認だったのねっ!!失礼にも程があるわ、メリー」
「これは失礼。それで、用事って何かしら?」
「メリー、よく聞きなさいっ!!バレンタインデーから三日過ぎたけどっ!!三日越しの愛を詰め込んだ、このチョコを受け取りなさいっ!!」
「?」
メリーはきょとんとした顔で、わたしが手渡した箱を見る。
「開けても良いかしら?」
「えぇ。もちろんよ」
メリーが箱に掛けられたリボンを解き、箱を開ける。そして箱の中身を見て、メリーは目を丸くした。
「……蓮子、何これ?」
「約1/10スケールチョコ『宇佐見 蓮子』ハイスッパモードよっ!!ちなみに、着せ替え用の服もチョコなの!!あと胸は通常の三割増だけど、そこはご愛嬌でっ!!」
「定員さ~ん!この娘を病院へ!!お医者さんに脳を洗浄してもらってぇー!!!!!」
「ちょ、メリーっ!!やめてくれないっ!?」
「それは、こっちの台詞よっ!!あーっ!もう、こんなチョコこうしてやるっ!!」
「あっ!!ちょ、メリー!頭から、かぶりつくなんて大胆すぎるわよ!」
「うるひゃい!!(うるさい!!)こんあ、ひふぁいぶひゅをもっへくりゅひょうがびょうかひてりゅわひょ!!(こんな、卑猥物を持ってくる方がどうかしてるわよ!!)」
「あっ!!そ、そんなとこまで……いやん」
「顔を赤らめないでっ!!」
三日間かけて作り上げたチョコは、数秒でメリーの中へと消えた。
その日から二日間、メリーと連絡が取れなくなった。理由を後日尋ねたら、腹痛に襲われたらしい。アノ日?と笑って言ったら、手加減なしで殴られた。最近、メリーの愛情表現が過激である。しかし、そこに萌える。
おまけ
※このお話は、この作品のプロット?的なものです。興味のある人だけ、お読み下さい。原形を留めていませんがね……。
「ねぇ、メリー!!」
「何かしら?蓮子」
「バレンタインのチョコ、何個欲しい!?」
「へ?!」
「三個?三個なのね!?」
「えっ、ちょ……?!」
「もう、この卑しん坊めっ!!」
「人の話、聞きなさい!!」
「はうっ!!」
以上
あと蓮子は無駄無駄ラッシュでヤッダーバァアアア!な人か!?人なのか!?
いや、ノリから来る発言だから気にしちゃいかんのかもしれないが…
なるほど蓮子の身長を160㎝として1.11㎝・・・確かにw
徹夜ハイじゃなくて元々蓮子はこーいうキャラなのかwww