" />小悪魔平身低頭 作者: 監督
Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

小悪魔平身低頭

2007/02/16 07:05:09
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「ご、ごめんなさいパチュリー様! また魔理沙さんに本を奪われてしまいました……」

「……はぁ。またなのね」

「あうぅ……ごめんなさいっ!」

「まあ、いいわ。私でさえてこずる相手をどうこうしろというのも酷な話だし、あなたは普段の本の管理をしっかりやってくれればいいのよ」

「……うっ……」

「どうしたの? 顔を上げなさい」

「あ、あの、ごめんなさいっ! ネズミが……」

「――だから、魔理沙のことはもういいって、」

「いえ、その、そうじゃなくて……」

「え?」

「さっき、あの、本物のネズミが出てきてですね、」

「はぁ」

「それで、その……驚いて飛び退いた拍子に本棚をドミノ倒しにしちゃいました! ごめんなさいっ!」

「……さっきの轟音と地響きはそれだったのね」

「き、聞こえてましたか……」

「ま、本棚はシールドしてあるし、本が無傷ならそれでいいのよ。後でちゃんと戻しておきなさい」

「は、はい。ごめんなさい……」

「でもその前に、ちょっと休んで落ち着いた方がいいわね。ほら、あなたもたまには座ってお茶でも飲んだら?」

「お、恐れ入ります。ではそうさせて――あっ」

「……今度はなによ」

「パ、パチュリー様が召し上がってる、そのクッキー……」

「さっきあなたが持ってきたんでしょ。これがどうかしたの?」

「よく見たらお嬢様用のクッキーでした! ごめんなさいっ!」

 ブフュ

「ぁんっ」

「げほげほっ……今日のおやつはどことなく紅いと思ったら――って小悪魔、クッキーの残骸だらけの顔でなにを恍惚の表情を浮かべてるのよ」

「――はっ!? ご、ごめんなさい私ったら……」

「はぁ……で、他にはもう問題ないわよね? 図書館は平和よね? 私生きてていいよね?」

「……あ、そういえば」

「なんなのっ」

「昨日、うっかり居眠りして本にヨダレを垂らしちゃいました! ごめんなさいっ!」

「……なんかもう、どうでもよくなってきたわ。あとはもうない?」

「パチュリー様がうっかり居眠りしてヨダレを垂らした本を、こっそり自室に持ち帰って何度もえーっとその、ごめんなさいっ!」

「……他になにか」

「ラクトガールって乳臭い少女のことかと勘違いしてました! ごめんなさいっ!」

「……次」

「あなたを愛してしまいました! ごめんなさいっ!」

「へ」

「それでは、ごめんなさいっ!」

「えっ何ちょっ放して小ぁ」






 むちゅー。






























 ――――――……。






























 ――――――――……。






























 ――――――――――……。






























 レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ









「――ぷはぁっ! あ、あれっ……?」

「……むきゅ~…………」

「ああっ! パチュリー様の顔色がものすごい勢いで酸欠風味にっ!? ごごご、ごめんなさいっ!」



 その後、小悪魔の献身的な心肺蘇生法によりパチュリーは生還した。

 酸欠の影響か、気絶直前の記憶はパチュリーの頭から抜け落ちていた。

 以来パチュリーは、小悪魔がなにかしら謝罪する度に謎の動悸と息切れを覚えるようになったという。



~おしまい~

「申し訳ありません。間違って持っていかれてしまいまして……」
「まあ、紅くないクッキーもたまにはいいわ。パチェもあれで少しは血色が良くなるでしょ」
「でもお姉様、やっぱりちょっと物足りないよー」
「フランドール様もご不満のようですし、作り直して参りましょうか?」
「……ふむ。それじゃ咲夜、ちょっとこのお皿を持って」
「承知しました。では一旦お下げして――」
「いいえ、それには及ばないわ。……ねえ咲夜、」
「はい?」
「……にゃ~ん☆」

 ブフュ

「わーい」「わーい」
「……、…………っ……!」



 悪魔の眷属とはかくも恐ろしいものなのです。
 あと愛という言葉は小悪魔によく似合うと思います。 
 悪魔なのに。
 
監督
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コメント



0.簡易評価なし
1.無評価鉄 削除
ダメダメだ!全然ダメダメだよ悪魔さん達wwwwwwwwwwwwwwwwwww
2.無評価名無し妖怪 削除
ロングキスの上にレロレロと舌を使うとは…
小悪魔、恐ろしい娘!
3.無評価名など捨てた 削除
なんて濃厚な話w それにお嬢様自分のキャラと咲夜さんの扱いよく心得てらっしゃるwwwww
4.無評価蝦蟇口咬平 削除
こんな悪魔の館なら俺もいきてえ
5.無評価名無し妖怪 削除
わーい
6.無評価SETH 削除
これは革命だ!w
7.無評価名無し妖怪 削除
さっきゅんは何を吹いたんだ!?
8.無評価名無し妖怪 削除
そのパチュリー食べないのか?ガッつくようだが私の好物なんだ…くれないか?
9.無評価名無し妖怪 削除
すごすぎるwwwどこに突っ込んでどこに萌えればいいのか分からないが、
とりあえず一言。ジークこぁ!
10.無評価名無し妖怪 削除
>さっきゅんは何を吹いたんだ!?

どう考えても鼻血ですほんとうn(ry
11.無評価変身D 削除
ああもう何ですかこの全力でお持ち帰りしたくなる小悪魔はっっっ(wwwww
12.無評価名無し妖怪 削除
>以来パチュリーは、小悪魔がなにかしら謝罪する度に謎の動悸と息切れを覚>えるようになったという。
恋?恋の病っ!?
13.無評価芝 削除
恋は恍惚、と…。かくも紅き悪魔の頬と清洒な華血。
かくして今日も紅魔館は紅いのでありました。

↓x5ブフュ吹いた(笑)
14.無評価名無し妖怪 削除
あ、この小悪魔一つお持ち帰りでお願いします。