さくら、さくら。
今日も桜の木の枝を切る。
今日も、明日も、明後日も……。
多分、ずっと切り続ける。
それに、文句が有る訳じゃない。
私のご主人様は私を大切に扱ってくれるし。(たまにそう思えないこともあるが)
そう、文句が有る訳じゃない。
ただ……飽きただけ。
桜の枝を切るだけ、なんて。
白楼剣だってきっとそう思っているはずだ。
――桜の枝を切るのは飽きた――と。
でも、私がそれを望むのはいけないことだ。
閻魔様もそう言っていたではないか。
幽霊を斬ってはいけないと。
何より、ご主人様がそれを望まない。
きっと、そんな事を考えているのが知られれば、お顔を曇らせてしまうだろう。
だから、伝えない。
伝えられない。
第一、伝える方法すら、分からない。
だから私が思っていることは、私だけの秘密。
さて、今日の庭仕事はこれくらいだろうか?
なら、今日の私の仕事はこれで終わり。
え?
食事の準備?
――訂正、枝以外のモノが切りたいとは思いましたけど……
私を包丁代わりにするのは止めて下さい、ご主人様。――楼観剣
今日も桜の木の枝を切る。
今日も、明日も、明後日も……。
多分、ずっと切り続ける。
それに、文句が有る訳じゃない。
私のご主人様は私を大切に扱ってくれるし。(たまにそう思えないこともあるが)
そう、文句が有る訳じゃない。
ただ……飽きただけ。
桜の枝を切るだけ、なんて。
白楼剣だってきっとそう思っているはずだ。
――桜の枝を切るのは飽きた――と。
でも、私がそれを望むのはいけないことだ。
閻魔様もそう言っていたではないか。
幽霊を斬ってはいけないと。
何より、ご主人様がそれを望まない。
きっと、そんな事を考えているのが知られれば、お顔を曇らせてしまうだろう。
だから、伝えない。
伝えられない。
第一、伝える方法すら、分からない。
だから私が思っていることは、私だけの秘密。
さて、今日の庭仕事はこれくらいだろうか?
なら、今日の私の仕事はこれで終わり。
え?
食事の準備?
――訂正、枝以外のモノが切りたいとは思いましたけど……
私を包丁代わりにするのは止めて下さい、ご主人様。――楼観剣
妖夢かと思いました…
何となく白楼剣が心配してる図を想像した
ちょっと閻魔に裁かれに逝ってくる。