Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

三月無双

2007/02/03 18:09:09
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~三妖精ハウス~

「ふあぁ~~あ、今日は何かイタズラ出来そうなネタは無いの?」
「無いわ。誰も森に入って来てないし。」
「じゃあどうしようかしら・・・・・・ん?」
「どうかした?」
「あれ・・・何かしら・・・?」




運命の日は始まった。




~八雲家~

「紫様!起きてください!!」
「ん~~~~?何よ藍・・・もうちょっと寝かせてよ~」
「寝てる場合じゃないですよ!隕石です隕石!!もう落ちてきますよ!!!」
「ふ~ん、隕石ねぇ・・・・隕石!!?どk」


ドゴォォォン・・・


爆音と共に地震が起こった。震度5強くらい。

「・・・落ちました。」
「・・・みたいね。藍、様子を見に行きましょう。支度しなさい。」










「思ったより被害は少なそうね。」
「そうですね。もっと焼け野原になっていると思ってましたが。」

ちょうど落ちた場所に行ってみた二人だが派手な音と地震のわりには
周囲が色々吹っ飛んではいるものの範囲は広くはなかった。

「この残骸からしてちょうどここには大きな木が生えてて、中に誰か住んでたようね。」
「そのようですね。しかしさすがに直撃を受けては誰も生きてはいないでしょう。」

二人はその場で合唱し立ち去ろうとした。が、次の瞬間!!

「大変!神社が攻撃を受けているわ!!」
「え?よくわかりますね」
「ええ。神社のいろんな所に盗聴器を仕掛けてるもの。」
「さすが紫様・・・」




~博麗神社~

「霊夢ーーー!無事ーーー?」
「紫?ごめんやばいかもーーー!」
「霊夢がやばいって一体どんな相手・・・ん?」

侵略者の方を見てみるとそこにいたのはサニー、ルナ、スターの三匹。
ボロボロの霊夢を見て大笑いしている。

「霊夢・・・もしかしてあの三バカ相手に苦戦してるの・・・?」
「そうよ・・・悪い?」
「あり得ないでしょう。あんなのこうやって1発で・・・」

紫は3人に向けてビームを放つ。すると

「ごふっ!?」

霊夢に当たった。三妖精大笑い。

「あら・・・?おかしいわね・・・」
「私の攻撃もこんな感じで全然相手に届かないのよ・・・」
「・・・・藍!」
「え?あ、はい」
「ちょっとの間台詞が無かったからってぼけないの!
 思いっきり打ち出すから一発強烈なのかましてやりなさい。」
「ようは弾になれってことですかね。分かりました。」
「敵に向かってまっすぐ飛ぶのよ。行け!超級覇o(以下略」

藍が回転しながら飛んでいく。
そして・・・

「おぐはぁぁぁ!!!!」

霊夢に当たった。三妖精爆笑。

「霊夢!?しっかりしなさい!!
 駄目だわ。気を失っている・・・
 まさか霊夢が戦いの中で気絶するなんて・・・」

霊夢を気絶させたのは紫である。

「・・・どうして正面を狙った攻撃が横にいた霊夢に当たるのよ・・・あ。」

その時紫は相手の3匹の能力を思い出した。
その中のサニーが光の屈折を操ることが出来る。

「ああ、霊夢は最初から私の正面にいたのね・・・
 でもあんな妖精の力が私に通用するわけが無いんだけど・・・」
「紫様、あれが原因じゃ無いですか?」

藍が指差しているのはスターが手に持っている石。

「あれは・・・もしかしてさっきの隕石?」
「あれの影響で妖精が暴走しているのでは無いでしょうかね。」
「だったらあれ壊せばいいかしら?
 でも色々ずれてるから狙って撃っても当たらないし全体攻撃してもいいけど神社吹っ飛ぶわよ。」
「では私が敵の妖気を追って突撃します。いざ!」

藍が再び飛び出す。
狙うは妖気の出ている大本。

「よし・・・この禍々しい妖気の先に・・・!」

禍々しい妖気の先にいる者・・・・・・もちろん紫である。
ちなみにマガマガしいといってもマーガトロイドさんとは何ら関係ない。

「藍!ストップ!スト~ップ!!」

もの凄い勢いで接近してくる藍の妖気を感じ取りあわてて藍を制止する。
しかしルナの能力によってその声は届かず思いっきり藍は紫に激突した。三妖精大爆笑。

「っ!っっ!!このっ役立たずーーーーー!!!!!!」
「ハァッオ゙!!?」

紫はこのとき初めて藍を本気で蹴飛ばした。
藍はもの凄い勢いで吹っ飛びなんとちょうど三妖精のいる方へと飛んでいったのである!!

「ちょっと、あれこっち来てるんじゃない!?」
「大丈夫、あんなのパワーアップした私達の敵じゃないわ。」

そう言うとスターは手に持っている隕石(鈍器)を両手で振りかざし藍に向かって一気に振り下ろした。
ガンッ!!と言う音がして藍は地面に落下していった。

「なるほど・・・そこにいるの。」

三妖精が藍を回避せずに打ち落としたことによって紫は3人の居場所を特定。
石を奪うべく3人に向かって突撃した!
そして4つの影が交差した!!






結果は・・・紫の負けであった。
ルナの武器が紫の腹を貫き、見事に返り討ちにしたのであった。

「やったわ!スキマ妖怪撃破よ!!」
「私達ってもしかして最強なんじゃない!?」

ハイタッチしてはしゃぐ3人。

「で、これからどうしよっか?」
「そうねぇ・・・」




その後3人はその圧倒的な隕石パワーで
最近図に乗っているチルノ、愛車の黒ディーノを磨いていた大妖精、
春に向けて服の整理をしていた黒リリー、春に向けて札束を勘定していた白リリーなど
力のある妖精をあらかた葬った。
事態を重く見た実力者達は連合軍を結成し三妖精をつぶしにかかった。
しかしまさに無双状態な3人を止められる者はおらず
最後に残った高笑いしながら扇からビームを撃ちまくる幽々子も倒された。
ただの雑魚だった三妖精が1日にして天下を取った瞬間であった・・・。





「この度の天下統一誠にお慶び申し上げます。」

3人のもとに跪く稗田阿求。

「ん~私達の力があれば当然っていうか~」
「楽勝ってかんじ~?」

何故かコギャルみたいな三バカ。

「でもさぁ、自分たちより上がいなくなっちゃったらイタズラしてもつまんないわよね」
「スリルがないものね」

「・・・やめた。ねぇあなた」
「・・・はい?」

ルナは阿求に言い放った。

「政権とか全部あなたにあげるわ。つまんないもの。
 あとは好きなようにして。」
「ええ!?」

阿求が驚いているうちに3人の姿は消えていた。





この後阿求の支配による新幻想郷が誕生する。
ちなみにこの国は2日で潰れることとなるのだがそれはまた別の物語である。



サニーミルク:光の屈折を操る。全てをなぎ払う伝説の槍「スコップ」を持って戦う。
ルナチャイルド:音を消す。闇を照らす伝説の剣「蛍光灯」を持って戦う。
スターサファイア:気配を探る。魔法と物理攻撃が可能な伝説の石「隕石」を持って戦う。




タイトルの割に無双ネタなのは最後の方だけじゃないか。
yura
http://www7a.biglobe.ne.jp/~kuen-hien/
コメント



1.名無し妖怪削除
大妖精の車の趣味が渋すぎる件について。
2.名無し妖怪削除
モトネタもそうだが2人以上いるのに無双かぁ、
そもそも国にトップが3人もいれば3人で潰しあうようになるわけで。
3.名無し妖怪削除
やられる霊夢と紫に萌えた
4.変身D削除
最後に出てきた阿求帝国に凄まじいトキメキを感じた私はどうすれば(w
5.蝦蟇口咬平削除
霊夢、哀れ
6.名無し妖怪削除
白リリーは何をしてるのさ
7.名無し妖怪削除
白リリー!?www