※ プチ12集 「美味しい秋とその影響」の続編になります。
永琳は追い詰められていた。
「さあ、お召し上がりください、師匠!」
今日もご飯が美味しそうだった。
鈴仙お手製、永遠亭、今日の朝ごはん。
焼いた柳葉魚と根野菜の煮物。それに前日の牡丹鍋で残った猪肉を少しだけ入れた根深汁。
「うふふふ、まあご飯が進むこと進むこと。
ウドンゲったら私を太らせて食べるつもりなのかしらね。
私が食べてあげるつもりだったけど
狼さんと兎さんの立場が入れ替わっただけだしそれでもいいかしらー」
「えーりんえーりん!
しっかりしなさい、言っちゃいけないことまでだだ漏れになってるわよ!?」
「姫はいいですよねー。
ちょっと食事制限しただけで体形元通りですもんねー。
・
・
・
自慢ですか!? 自慢ですね!? 自慢なんですね!?
ちょっとツラぁ貸さんかい!
三途の川で季節外れの水遊びさしたるさかいのぅ!」
「ちょ、えーりんえーりん!
ツラ貸すことはできるけど、
普通はツラだけ貸すことはできないと思うの!
……くけっ!?」
鈴仙が朝食の後片付けのために席を辞した居間で、輝夜の首からこっきん、という小気味の良い音をさせた永琳は憂鬱そうにため息をついた。
「で、何キロくらい太ったのよ?」
「言わせないで……」
てゐの容赦ない質問に力なく首を振る。
「まったく、そんなにショックなんだったら、
それなりの量だけ食べておけばいいのに」
「せっかくウドンゲが作ってくれるお料理を残せるわけないでしょう!
……美味しいのも事実なんだから」
ぶつぶつと反論する永琳に、今度はてゐがため息をついた。
「まったく、鈴仙ちゃんに甘いんだから」
その言葉にぐっと詰まった永琳に、てゐは追い討ちをかけてみる。
「でも、もうそろそろ何とかしないと鈴仙ちゃんにバレるわよ、
そのお腹のおにk「いやあぁぁー!!」……ま、わかってるんならいいけど」
てゐの言葉を絶叫で遮った永琳はしばらく俯いてふるふると震えていたが、顔を上げ、拳を握り締めて叫んだ。
「ダイエットよ! 運動よ!
要は摂取カロリーを消費カロリーが上回ればいいのよ!」
ああ、オチは読めたな。
てゐは生暖かい目で永琳を見ながら、リザレクションできない(即死できない)絶妙なダメージを受けて生と死の境をさま
よっている輝夜にとどめを刺してやった。
薄明るい竹林に、霧が立ち込めている。
霧を通して投げかけられるせいか山から顔を出して間がない太陽の光は弱々しく、青い色を帯びて見えた。ただでさえ肌を刺すような寒さである。見た目にも寒々しい青い光が寒さを加速させるように感じられて、出かける気を失せさせる。
だが、と運動用にと用意したジャージに身を包んだ永琳は玄関から一歩を踏み出す。
だが、腹の肉は減らさなければならない。
その決意の重さに寒さが屈服したように、永琳の足の下で土を持ち上げていた霜が儚い音と共に砕けた。決して体重に負けたわけではない。重いのは決意である。
誰も起こさないように玄関の扉をそっと閉め、永琳は庭先に歩を進めた。そこで寝起きの身体を起こすためのストレッチを行う。
怪我をしないように念入りに、時間をかけて足腰を中心に解す。永琳が選択したのはジョギングだ。大掛かりな機材を必要とせず、自分のペースを守れば長い時間、連続した運動ができる。
最後にアキレス腱を伸ばして、永琳は一つ頷いた。
可愛い弟子に尊敬される師であり続けるために!
新たな決意と共に永琳が踏み出すのと、永遠亭の玄関がからりと音を立てたのは同時だった。即座に永琳の脳裏を玄関の人物を物理的に葬る方法が427通りほど走り抜ける。
ああ、姫だったら無理だから精神面から攻めたほうがいいかと思いなおし、玄関の人物が姿を見せるまでに651通りほどの社会的抹殺計画を立案。すでにダイエットすること自体がばれていることは遠い昔の出来事だ。
だが、被体験者が間違いなくトラウマになるような計画は実行には移されなかった。
「あれ?」
出てきた人物というのが、
「あ、もしかして師匠もジョギングですか?
よければご一緒させてください」
鈴仙だったからである。
鈴仙は走り慣れているらしく、動きやすそうなジャージは新品を身に着けている永琳と比べて身に馴染んでいる。普段はそのまま背中に流している髪をポニーテールにまとめて、落ちてきそうな前髪はヘアバンドで止めてあった。
「……実に正統派美少女路線ね」
「はい?」
「イイ。スゴクイイわ。
世の中のフェイントをかけることが正しいと勘違いしている連中に見せ付けてやりたいくらいよ」
「はぁ……?」
不思議そうな顔をしていた鈴仙だったが、ストレッチを始めた。
手首、足首などを解すのは別にどうということもなかったのだが、腰に手を当ててひょいと身体を反らせると、ポニーテールの髪の先が地面に付きそうになった。
「あら、ずいぶんと身体が柔らかいのね」
「身体の柔軟性は基本ですから!」
身体を反らせたままでも言葉が明瞭に聞こえる。まだまだ余裕があるらしい。
驚く永琳に、地面に腰を下ろした鈴仙が声をかける。
「すみません、師匠。
少しだけストレッチを手伝ってもらえますか?」
合法的に身体に触れる機会を得て喜ぶ永琳だったが、いざ触れてみれば鈴仙の身体は無駄なく引き締まっていて、今の自分の身体と比べて少々落ち込む。それでもこのジョギングを夏まで続ければ「プレゼントだから来て頂戴」と渡して合法的に薄着の鈴仙と戯れる機会ができるのだからと自分を奮い立たせた。
人生が長いとロクでもない計画のスパンも長いのである。
「師匠、ありがとうございました。
それじゃあ走りましょう!」
最後に股割りをしてぺたりと上半身を地面につけていた鈴仙が立ち上がる。
「ええ。コースは貴方に任せるわ。
普段走っているコースでいいわよ」
「はい! それじゃ、少しだけ先行して走りますね!」
目くるめく薄着の季節と手に感じられる鈴仙の肢体に気を取られていたため、注意力が落ちていたことは否めない。だが普段どおりだったとしても、どこぞのヒキコモリ図書館娘ほどではないが、どちらかといえば学者肌である永琳ではどちらにせよ気付くのは難しかっただろうか。
それだけ引き締まった身体と柔軟性を持っている人物の体力がどの程度のものなのかを理解しないまま、永琳は鈴仙について竹林への道を走り始めたのだった。
台所で一人、朝食の準備をしていたてゐは物音に気付いて振り返った。
「鈴仙ちゃん、おかえり」
「あ、ただいま。
遅くなってごめんね、すぐに朝ごはんの準備するね」
「ご飯は炊いておいたよ。蒸らしに入ってるから、
おかずだけ用意して」
「あ、ありがとう!
それじゃ、急いで作っちゃうね!」
エプロンを外しながら今まで陣取っていた場所を鈴仙に明け渡し、ほぼ確認に近い質問を投げかける。
「今日のジョギングはちょっと遅かったね。
コースを変えたの?」
「ううん。出かけるときに師匠に会ったから一緒に走ってたのよ。
師匠はあんまり走ってないみたいだから、ちょっと遅めに走ってたんだ」
弾んだ声の鈴仙が言うのを聞いて、てゐは密かにため息をついた。
「てゐ?」
「なんでもない。
姫を居間に呼んどくね」
「あ、うん、お願い」
鈴仙の声を背に台所を出たてゐは、輝夜の部屋がある永遠亭の奥とは逆の方向に歩き出した。そのまま玄関を通り、庭に出る。
予想通り、死体が一つ転がっていた。
「あー。
永琳、生きてる?」
「お、お水……」
死体の言葉に頷いて庭の隅にある井戸でバケツに水を汲み、両手に掬って持って来てやると、死体がのっそり起き上がってきて水を満たしたてゐの手に顔を突っ込んだ。
「あー、そんなに急いで飲んだら……」
永琳が大きく咳き込む。
てゐが手の中の水を捨てて背中をさすってやっていると、
「う、ウドンゲって体力あるのね……」
「永琳、鈴仙ちゃんが月で何をやってたのかきれいさっぱり忘れてるでしょ。
今は薬師の弟子だけど、鈴仙ちゃん、元軍人よ?」
永琳がへひゅぅと奇妙なため息をついた。
忘れていたらしい。
「でも、これだけ毎日ハードな運動をしていれば、
きっと痩せるのも早いわね……。
ウドンゲと交流しながら痩せられる!
がんばるわ!」
うずくまっていた永琳が立ち上がる。
その力強い握りこぶしとは裏腹に、膝がカクカクと笑っているが、てゐはそれを見なかったことにしておいてやってやる気のない声を出した。
「痩せられたらいいねー。
痩せられたらー」
後日。
「アレだけ動いたのに何で増えてるのぉぉぉっ!?」
という叫びが風呂場から聞こえてきたので、てゐは永琳の部屋で読んでいた『健康の医学』を放り出した。その本曰く、脂肪よりも筋肉のほうが重いとか。
「そりゃあ鈴仙ちゃんのジョギングっつーか
クロスカントリーっつーかトライアスロンに付き合ってりゃ、筋肉も付くわよねー」
本で見つけた正しいダイエット方法のレクチャーでもしてやるか、とてゐは腰を上げた。
永琳は追い詰められていた。
「さあ、お召し上がりください、師匠!」
今日もご飯が美味しそうだった。
鈴仙お手製、永遠亭、今日の朝ごはん。
焼いた柳葉魚と根野菜の煮物。それに前日の牡丹鍋で残った猪肉を少しだけ入れた根深汁。
「うふふふ、まあご飯が進むこと進むこと。
ウドンゲったら私を太らせて食べるつもりなのかしらね。
私が食べてあげるつもりだったけど
狼さんと兎さんの立場が入れ替わっただけだしそれでもいいかしらー」
「えーりんえーりん!
しっかりしなさい、言っちゃいけないことまでだだ漏れになってるわよ!?」
「姫はいいですよねー。
ちょっと食事制限しただけで体形元通りですもんねー。
・
・
・
自慢ですか!? 自慢ですね!? 自慢なんですね!?
ちょっとツラぁ貸さんかい!
三途の川で季節外れの水遊びさしたるさかいのぅ!」
「ちょ、えーりんえーりん!
ツラ貸すことはできるけど、
普通はツラだけ貸すことはできないと思うの!
……くけっ!?」
鈴仙が朝食の後片付けのために席を辞した居間で、輝夜の首からこっきん、という小気味の良い音をさせた永琳は憂鬱そうにため息をついた。
「で、何キロくらい太ったのよ?」
「言わせないで……」
てゐの容赦ない質問に力なく首を振る。
「まったく、そんなにショックなんだったら、
それなりの量だけ食べておけばいいのに」
「せっかくウドンゲが作ってくれるお料理を残せるわけないでしょう!
……美味しいのも事実なんだから」
ぶつぶつと反論する永琳に、今度はてゐがため息をついた。
「まったく、鈴仙ちゃんに甘いんだから」
その言葉にぐっと詰まった永琳に、てゐは追い討ちをかけてみる。
「でも、もうそろそろ何とかしないと鈴仙ちゃんにバレるわよ、
そのお腹のおにk「いやあぁぁー!!」……ま、わかってるんならいいけど」
てゐの言葉を絶叫で遮った永琳はしばらく俯いてふるふると震えていたが、顔を上げ、拳を握り締めて叫んだ。
「ダイエットよ! 運動よ!
要は摂取カロリーを消費カロリーが上回ればいいのよ!」
ああ、オチは読めたな。
てゐは生暖かい目で永琳を見ながら、リザレクションできない(即死できない)絶妙なダメージを受けて生と死の境をさま
よっている輝夜にとどめを刺してやった。
薄明るい竹林に、霧が立ち込めている。
霧を通して投げかけられるせいか山から顔を出して間がない太陽の光は弱々しく、青い色を帯びて見えた。ただでさえ肌を刺すような寒さである。見た目にも寒々しい青い光が寒さを加速させるように感じられて、出かける気を失せさせる。
だが、と運動用にと用意したジャージに身を包んだ永琳は玄関から一歩を踏み出す。
だが、腹の肉は減らさなければならない。
その決意の重さに寒さが屈服したように、永琳の足の下で土を持ち上げていた霜が儚い音と共に砕けた。決して体重に負けたわけではない。重いのは決意である。
誰も起こさないように玄関の扉をそっと閉め、永琳は庭先に歩を進めた。そこで寝起きの身体を起こすためのストレッチを行う。
怪我をしないように念入りに、時間をかけて足腰を中心に解す。永琳が選択したのはジョギングだ。大掛かりな機材を必要とせず、自分のペースを守れば長い時間、連続した運動ができる。
最後にアキレス腱を伸ばして、永琳は一つ頷いた。
可愛い弟子に尊敬される師であり続けるために!
新たな決意と共に永琳が踏み出すのと、永遠亭の玄関がからりと音を立てたのは同時だった。即座に永琳の脳裏を玄関の人物を物理的に葬る方法が427通りほど走り抜ける。
ああ、姫だったら無理だから精神面から攻めたほうがいいかと思いなおし、玄関の人物が姿を見せるまでに651通りほどの社会的抹殺計画を立案。すでにダイエットすること自体がばれていることは遠い昔の出来事だ。
だが、被体験者が間違いなくトラウマになるような計画は実行には移されなかった。
「あれ?」
出てきた人物というのが、
「あ、もしかして師匠もジョギングですか?
よければご一緒させてください」
鈴仙だったからである。
鈴仙は走り慣れているらしく、動きやすそうなジャージは新品を身に着けている永琳と比べて身に馴染んでいる。普段はそのまま背中に流している髪をポニーテールにまとめて、落ちてきそうな前髪はヘアバンドで止めてあった。
「……実に正統派美少女路線ね」
「はい?」
「イイ。スゴクイイわ。
世の中のフェイントをかけることが正しいと勘違いしている連中に見せ付けてやりたいくらいよ」
「はぁ……?」
不思議そうな顔をしていた鈴仙だったが、ストレッチを始めた。
手首、足首などを解すのは別にどうということもなかったのだが、腰に手を当ててひょいと身体を反らせると、ポニーテールの髪の先が地面に付きそうになった。
「あら、ずいぶんと身体が柔らかいのね」
「身体の柔軟性は基本ですから!」
身体を反らせたままでも言葉が明瞭に聞こえる。まだまだ余裕があるらしい。
驚く永琳に、地面に腰を下ろした鈴仙が声をかける。
「すみません、師匠。
少しだけストレッチを手伝ってもらえますか?」
合法的に身体に触れる機会を得て喜ぶ永琳だったが、いざ触れてみれば鈴仙の身体は無駄なく引き締まっていて、今の自分の身体と比べて少々落ち込む。それでもこのジョギングを夏まで続ければ「プレゼントだから来て頂戴」と渡して合法的に薄着の鈴仙と戯れる機会ができるのだからと自分を奮い立たせた。
人生が長いとロクでもない計画のスパンも長いのである。
「師匠、ありがとうございました。
それじゃあ走りましょう!」
最後に股割りをしてぺたりと上半身を地面につけていた鈴仙が立ち上がる。
「ええ。コースは貴方に任せるわ。
普段走っているコースでいいわよ」
「はい! それじゃ、少しだけ先行して走りますね!」
目くるめく薄着の季節と手に感じられる鈴仙の肢体に気を取られていたため、注意力が落ちていたことは否めない。だが普段どおりだったとしても、どこぞのヒキコモリ図書館娘ほどではないが、どちらかといえば学者肌である永琳ではどちらにせよ気付くのは難しかっただろうか。
それだけ引き締まった身体と柔軟性を持っている人物の体力がどの程度のものなのかを理解しないまま、永琳は鈴仙について竹林への道を走り始めたのだった。
台所で一人、朝食の準備をしていたてゐは物音に気付いて振り返った。
「鈴仙ちゃん、おかえり」
「あ、ただいま。
遅くなってごめんね、すぐに朝ごはんの準備するね」
「ご飯は炊いておいたよ。蒸らしに入ってるから、
おかずだけ用意して」
「あ、ありがとう!
それじゃ、急いで作っちゃうね!」
エプロンを外しながら今まで陣取っていた場所を鈴仙に明け渡し、ほぼ確認に近い質問を投げかける。
「今日のジョギングはちょっと遅かったね。
コースを変えたの?」
「ううん。出かけるときに師匠に会ったから一緒に走ってたのよ。
師匠はあんまり走ってないみたいだから、ちょっと遅めに走ってたんだ」
弾んだ声の鈴仙が言うのを聞いて、てゐは密かにため息をついた。
「てゐ?」
「なんでもない。
姫を居間に呼んどくね」
「あ、うん、お願い」
鈴仙の声を背に台所を出たてゐは、輝夜の部屋がある永遠亭の奥とは逆の方向に歩き出した。そのまま玄関を通り、庭に出る。
予想通り、死体が一つ転がっていた。
「あー。
永琳、生きてる?」
「お、お水……」
死体の言葉に頷いて庭の隅にある井戸でバケツに水を汲み、両手に掬って持って来てやると、死体がのっそり起き上がってきて水を満たしたてゐの手に顔を突っ込んだ。
「あー、そんなに急いで飲んだら……」
永琳が大きく咳き込む。
てゐが手の中の水を捨てて背中をさすってやっていると、
「う、ウドンゲって体力あるのね……」
「永琳、鈴仙ちゃんが月で何をやってたのかきれいさっぱり忘れてるでしょ。
今は薬師の弟子だけど、鈴仙ちゃん、元軍人よ?」
永琳がへひゅぅと奇妙なため息をついた。
忘れていたらしい。
「でも、これだけ毎日ハードな運動をしていれば、
きっと痩せるのも早いわね……。
ウドンゲと交流しながら痩せられる!
がんばるわ!」
うずくまっていた永琳が立ち上がる。
その力強い握りこぶしとは裏腹に、膝がカクカクと笑っているが、てゐはそれを見なかったことにしておいてやってやる気のない声を出した。
「痩せられたらいいねー。
痩せられたらー」
後日。
「アレだけ動いたのに何で増えてるのぉぉぉっ!?」
という叫びが風呂場から聞こえてきたので、てゐは永琳の部屋で読んでいた『健康の医学』を放り出した。その本曰く、脂肪よりも筋肉のほうが重いとか。
「そりゃあ鈴仙ちゃんのジョギングっつーか
クロスカントリーっつーかトライアスロンに付き合ってりゃ、筋肉も付くわよねー」
本で見つけた正しいダイエット方法のレクチャーでもしてやるか、とてゐは腰を上げた。
見せ付けられた!食べ物描写のごとく鮮明に
いい……すごく……いい……(悶死
何処までダメな方向に天才なんですかこの人(w
師匠がアリアン岩田化しておられる・・・
誰か師弟のヴィジュアルをどうk(ピチューン
なんだかんだ言いながらも、結局面倒見てくれるてゐも良いですね。
その姿に、某「しょうがないなあ、○は」の人を思い出し、ちょっと泣きそうになったのはここだけの秘密。
あと「ダイエット方」のとこはきっと「法」か「方法」の微誤植かもも
自分も
しかし、酷使され磨耗した筋肉は、貪欲に蛋白質を取り込み、超回復を行う。
元々が細い場合は綺麗に脂質と筋肉が分かれ、鈴仙の様にスマートになるが、
それなりに太かった場合――あとはご覧の通り。
しかし鈴仙、軍人的に良い体格してるなあ。
……流石は兎肉、艶も毛並みも良さs(ロケットインミスト
> ああ、オチは読めたな。
> てゐは生暖かい目で永琳を見ながら
始めから解ってて、筋肉付くまで止めなかったんだぜ?…まぁそれでもてゐに萌えるわけだが。
長期的に見ればそのうち痩せていく!
・・・それまでにムキムキになっている危険性のほうが高いがwww
…ああ、他人事じゃないなあ…とほほのほ。
ツボったw
それにしても鈴仙レパートリー多い。