十六夜咲夜はその本を読んで、驚きを隠せない
「こんな些細な行動で、人は本当に怒るのかしら」
暇つぶしに手に取った本であった
心、精神などに関する事の書かれた単なる知恵書
それを読み、過去にあった様々な出来事と照らし合わせれば閃く理解の輝き
「試すのは・・・・美鈴で良いか」
そう一人誰ともなく呟き、彼女は紅魔館の門へと向かう
門では門番である紅美鈴が普通に立っていた
「美鈴、ご苦労様」
「あ、咲夜さんもお疲れ様です」
まずは軽い会話から
「今日は良い天気だから、てっきり寝ているのかと思ってたのに」
「えぇまぁ、今日は冬場とは思えないぐらいに良い感じの陽気ですから」
そして間合いを計りタイミングを計り、咲夜はのんびりと会話を続ける
「誰か、冬度なんて集めているのかも知れないわ」
「それは、あんまり困りませんね」
会話の途中で、美鈴はふと湖の方へと視線を向けた
絶好の機会、勿論咲夜はその隙を見逃したりはしない
「(貰った! )」
その動きはまるで風の如く、誰かが見ていたら能力使えと言う違いないだろう
「あら、どうしたの? 」
「いえ、湖の方に春の妖精が見えたようなって近っ!? 」
咲夜が行った行動はごく簡単、近づいただけ
けれども体が触れるか触れないかの超接近、でも何事も無かったかのように普通に会話を続ける
「それにしても、今年は積雪量も少なくて助かったわ」
「えっと咲夜さん!? ちょっと近づき過ぎですよ!? 」
驚いたかのように叫ぶ美鈴に、咲夜は上半身をのぞけるようなスウェーで離れる
けれど下半身は移動していないので、離れたのはほんの一瞬
咲夜は本に書いてあった通りならばそろそろだと、注意深く美鈴を警戒する
「あんまり雪が積もると、買い物するだけで一苦労ですもの」
「もうっ、 咲夜さんっ! 」
咲夜は本に書いてあったよりも早めに怒った様な美鈴に少し反応が遅れる
そんな咲夜に美鈴は
ふにゅ
唇と唇が触れるだけの、キスをした
「え? ・・・・な、な、なぁぁぁぁぁぁぁ!? 」
予想外の展開に咲夜は顔を真っ赤にし、すぐさま能力でその場を去る
残された美鈴はそれから何事も無かったかのように門番を続けたが、頬が少し紅潮していた
そして自分の部屋へと戻ってきた咲夜
部屋に入りわき目も振らずに今回の原因であろう、図書館から借りた知恵書を手に取ろうとして題名が目に入り気がつく
「ひ、人じゃなかった」
妖怪です
「こんな些細な行動で、人は本当に怒るのかしら」
暇つぶしに手に取った本であった
心、精神などに関する事の書かれた単なる知恵書
それを読み、過去にあった様々な出来事と照らし合わせれば閃く理解の輝き
「試すのは・・・・美鈴で良いか」
そう一人誰ともなく呟き、彼女は紅魔館の門へと向かう
門では門番である紅美鈴が普通に立っていた
「美鈴、ご苦労様」
「あ、咲夜さんもお疲れ様です」
まずは軽い会話から
「今日は良い天気だから、てっきり寝ているのかと思ってたのに」
「えぇまぁ、今日は冬場とは思えないぐらいに良い感じの陽気ですから」
そして間合いを計りタイミングを計り、咲夜はのんびりと会話を続ける
「誰か、冬度なんて集めているのかも知れないわ」
「それは、あんまり困りませんね」
会話の途中で、美鈴はふと湖の方へと視線を向けた
絶好の機会、勿論咲夜はその隙を見逃したりはしない
「(貰った! )」
その動きはまるで風の如く、誰かが見ていたら能力使えと言う違いないだろう
「あら、どうしたの? 」
「いえ、湖の方に春の妖精が見えたようなって近っ!? 」
咲夜が行った行動はごく簡単、近づいただけ
けれども体が触れるか触れないかの超接近、でも何事も無かったかのように普通に会話を続ける
「それにしても、今年は積雪量も少なくて助かったわ」
「えっと咲夜さん!? ちょっと近づき過ぎですよ!? 」
驚いたかのように叫ぶ美鈴に、咲夜は上半身をのぞけるようなスウェーで離れる
けれど下半身は移動していないので、離れたのはほんの一瞬
咲夜は本に書いてあった通りならばそろそろだと、注意深く美鈴を警戒する
「あんまり雪が積もると、買い物するだけで一苦労ですもの」
「もうっ、 咲夜さんっ! 」
咲夜は本に書いてあったよりも早めに怒った様な美鈴に少し反応が遅れる
そんな咲夜に美鈴は
ふにゅ
唇と唇が触れるだけの、キスをした
「え? ・・・・な、な、なぁぁぁぁぁぁぁ!? 」
予想外の展開に咲夜は顔を真っ赤にし、すぐさま能力でその場を去る
残された美鈴はそれから何事も無かったかのように門番を続けたが、頬が少し紅潮していた
そして自分の部屋へと戻ってきた咲夜
部屋に入りわき目も振らずに今回の原因であろう、図書館から借りた知恵書を手に取ろうとして題名が目に入り気がつく
「ひ、人じゃなかった」
妖怪です
OKちょっとゆかりん怒らせてくる
よし、フラn(破壊されました
あれ?妖怪じゃなr(斬り潰されました)
あぶねーネタバレするところだった。
殺されてもいいから咲夜さんに顔近づけたい。
ぐもんしきは仙台のメロンに結構ありましたが・・・(1/6)
たとえ凍傷になろうとも!