十六夜咲夜と呼ばれる人間は、幻想郷に広がる自分の噂に頭を抱えていた
「誰よ、パッド疑惑なんて流したのは・・・・やってるけど」
ミスディレクション、種も仕掛けもあるフェイクだと彼女は誰ともなく主張する
そもそも矯正下着の進化の系譜の先にあるような物をつけたぐらいで、何故まわりから囃し立てられなければいけないのか
そんな愛と怒りと悲しみと憎悪の果てにたどり着いた彼女の答えはシンプルなものだった
「あぁ、なら皆がパッドつければ良いのかしら」
メイド長、発進
『つめろやごらぁ! 』
『ひぃ!? 胸が硬く膨らむぅ!? 』
『ようこそ私の世界へ! 』
『胸が邪魔で足元が見え無い!? これが咲夜の居る世界だとでも言うのか!? 』
『お前もなーかーまーにーなーれー! 』
『ポロリもあるのかー』
大きくなる事を望む者の気持ちは、すでに大きな者には分からない
逆を言えば、大きくなる事を望む者の気持ちは大きくなる事を望む者にならば分かるのだ
あっさりと共感、幻想郷でパッドが広まった
けれど、これを良しとしない者達もまた幻想郷に存在する
乳思考を根本に宿した集まりである『虚乳肯定派』『自然なる乳』『胸の鼓動』etc....
とにかく多くの組合に属する者達が幻想郷のある意味危機的状況に立ち上がる
その数はとにかくおっぱい、ならぬいっぱい
大雑把に幻想郷の住民の半分ぐらい、中には2つ3つと組合を掛け持ちする剛の者も居る
そしてそれらの組合の代表が集まり、対抗策を練らんと集まっていた
「それで、汚染はどこまで広がっているの? 」
病原菌扱いである
「すでに2割強、3割に達するのも時間の問題ですね」
ちなみに、ぷらいばしー保護のために名前は伏せさせて頂いている
「虚乳肯定派の意見は? 」
誰かの声が上がり、それに対して立ち上がる眼鏡をかけた誰か
「僕としては、パッドもありだと思っている」
ざわりと一瞬だが周りがどよめいた
けれども騒ぎ出す者は居ない、この程度で冷静さを失うほど代表達の乳への思いは薄くないのだ
「無い物をあるように見せる、一種の背伸びであると考えれば微笑ましいとも考えたからだ」
だが、と眼鏡をかけた誰かの言葉は続く
「他人から無理やりつけられて、それを許容している彼女達を見るのは如何ともしがたい!
それは想いも決意も無く、言うなれば水をかけてしまえば剥がれ落ちるような塗装!
むしろ剥がれろ! そんな物を肯定など出来はしないのだ! 」
拍手喝采に眼鏡が光る、中には感動して泣く者まで居た
そんな拍手と感動が収まったとき、被っている帽子に小人でも住んでいるのではと思える者が立ち上がる
「パッドにより、胸が大きくなったと言う錯覚に陥っている彼女達を説得するのは無理だろう
私達と彼女達は分かり合えない、それは幻想郷ひいては世界の長き歴史が証明している
そして彼女達は一度手に入れたそれを、たとえ偽者だと分かっていても手放さないのは明らかだ」
納得する者、それでも信じたい者達がその言葉に肯定の意を持って頷く
「もはや言葉では解決しない、だが幻想郷にはそんな時に役立つ解決法がある」
「「「「「「「「「「 弾幕ごっこ!! 」」」」」」」」」」
「・・・・温いわね」
皆の心が一つになり掛けた時、それに水を差すかのように一言を呟いた者が居た
寝そべり頬杖をつきながら、まるでやる気が無いかのようにそこに居る者
「少女達の胸は、言わば甘い果実。弾幕ごっこの出る幕ではないわ」
「なんだと!? 」
「食べれなくなった果実はどうするのか、そんな時にする事は一つ」
こいつにはやる気が無い、そう思っていた者達はその考えを改める事になる
この者ほど、幻想郷に起こった今回の出来事に激怒している者は居ないのだと
「見極めて、捥げば良いのよ」
かくして、パッド狩が始まったのであった
「誰よ、パッド疑惑なんて流したのは・・・・やってるけど」
ミスディレクション、種も仕掛けもあるフェイクだと彼女は誰ともなく主張する
そもそも矯正下着の進化の系譜の先にあるような物をつけたぐらいで、何故まわりから囃し立てられなければいけないのか
そんな愛と怒りと悲しみと憎悪の果てにたどり着いた彼女の答えはシンプルなものだった
「あぁ、なら皆がパッドつければ良いのかしら」
メイド長、発進
『つめろやごらぁ! 』
『ひぃ!? 胸が硬く膨らむぅ!? 』
『ようこそ私の世界へ! 』
『胸が邪魔で足元が見え無い!? これが咲夜の居る世界だとでも言うのか!? 』
『お前もなーかーまーにーなーれー! 』
『ポロリもあるのかー』
大きくなる事を望む者の気持ちは、すでに大きな者には分からない
逆を言えば、大きくなる事を望む者の気持ちは大きくなる事を望む者にならば分かるのだ
あっさりと共感、幻想郷でパッドが広まった
けれど、これを良しとしない者達もまた幻想郷に存在する
乳思考を根本に宿した集まりである『虚乳肯定派』『自然なる乳』『胸の鼓動』etc....
とにかく多くの組合に属する者達が幻想郷のある意味危機的状況に立ち上がる
その数はとにかくおっぱい、ならぬいっぱい
大雑把に幻想郷の住民の半分ぐらい、中には2つ3つと組合を掛け持ちする剛の者も居る
そしてそれらの組合の代表が集まり、対抗策を練らんと集まっていた
「それで、汚染はどこまで広がっているの? 」
病原菌扱いである
「すでに2割強、3割に達するのも時間の問題ですね」
ちなみに、ぷらいばしー保護のために名前は伏せさせて頂いている
「虚乳肯定派の意見は? 」
誰かの声が上がり、それに対して立ち上がる眼鏡をかけた誰か
「僕としては、パッドもありだと思っている」
ざわりと一瞬だが周りがどよめいた
けれども騒ぎ出す者は居ない、この程度で冷静さを失うほど代表達の乳への思いは薄くないのだ
「無い物をあるように見せる、一種の背伸びであると考えれば微笑ましいとも考えたからだ」
だが、と眼鏡をかけた誰かの言葉は続く
「他人から無理やりつけられて、それを許容している彼女達を見るのは如何ともしがたい!
それは想いも決意も無く、言うなれば水をかけてしまえば剥がれ落ちるような塗装!
むしろ剥がれろ! そんな物を肯定など出来はしないのだ! 」
拍手喝采に眼鏡が光る、中には感動して泣く者まで居た
そんな拍手と感動が収まったとき、被っている帽子に小人でも住んでいるのではと思える者が立ち上がる
「パッドにより、胸が大きくなったと言う錯覚に陥っている彼女達を説得するのは無理だろう
私達と彼女達は分かり合えない、それは幻想郷ひいては世界の長き歴史が証明している
そして彼女達は一度手に入れたそれを、たとえ偽者だと分かっていても手放さないのは明らかだ」
納得する者、それでも信じたい者達がその言葉に肯定の意を持って頷く
「もはや言葉では解決しない、だが幻想郷にはそんな時に役立つ解決法がある」
「「「「「「「「「「 弾幕ごっこ!! 」」」」」」」」」」
「・・・・温いわね」
皆の心が一つになり掛けた時、それに水を差すかのように一言を呟いた者が居た
寝そべり頬杖をつきながら、まるでやる気が無いかのようにそこに居る者
「少女達の胸は、言わば甘い果実。弾幕ごっこの出る幕ではないわ」
「なんだと!? 」
「食べれなくなった果実はどうするのか、そんな時にする事は一つ」
こいつにはやる気が無い、そう思っていた者達はその考えを改める事になる
この者ほど、幻想郷に起こった今回の出来事に激怒している者は居ないのだと
「見極めて、捥げば良いのよ」
かくして、パッド狩が始まったのであった
吹いたwwww
つまり抜け落ちr(殺人ドール
ネコ○ルクが居るw