「『いきなり!隣の晩御飯』の時間です。
今日はリグル・ナイトバグさんのお宅にお邪魔しちゃおうと思います。
ではさっそく・・・・ごめんくださーい!」
「はーい」
「あ、リグルさんですね。こんばんは~」
「あ、いえ、リグルは僕の姉です。姉ちゃ~ん、お客さんだよー。」
「ん~? あ、何時かの鴉天狗!」
「へー。リグルさん、双子だったんですね。良く似てらっしゃいます。」
「何の用なの?」
「早速ですがお宅の晩御飯を拝見させていただきますよ~」
「あ! ちょっと、勝手に・・・・・」
「・・・・えっと・・・・・・・・・・・・・・?」
「あら、いらっしゃい。リグルのお友達?」
「おお、あーいやいや、どうぞお座んないさい。」
「あの・・貴女(?)方はリグルさんの・・・・」
「母です。」
「父です。」
「祖父です。」
「おばあちゃんです。」
「妹でーす。」
「叔母です。」
「従兄弟っす。」
「姪。」
(みんな同じ顔だぁ・・・)
「もう、来るなら来るって言ってくれればちゃんと用意しておいたのに!」
「・・・リグルさんは大家族なんですね。10人、ですか。」
「ううん、11人。向こうで今月生まれた甥が居るの。」
「へー、赤ん坊ですか! それはちょっと見てみたいかも!」
「はい、この子ですよ。かわいいでしょう?」
「ピキー」
「うわ、グロっ」
「グロイゆーな! これから脱皮してハンサムになるんだよ!」
「姉ちゃん、そんなに期待すんなよ。」
「何よ、わかんないでしょ!?」
「こいつがハンサムなら僕だってハンサムになってたよ。」
「お前とあの子が一緒な訳ないじゃん!? 自分で言うなっつーの。」
「姉ちゃんは現実が見えてないんだよ!」
「ちょっと、それどういう意味よ!?」
「それ以上でもそれ以下でもないね! この童顔の所為でどれだけ・・・」
「あのー・・・ところで、今夜の夕飯は?」
「ん? ああ、もうちゃぶ台に乗ってるじゃない。」
「・・・水しかないですよ?」
「うん。」
「これだけ?」
「うん。 甘くておいしいよ?」
「はぁ・・・」
「飲む?」
「いえ、遠慮しておきます・・・」
「そう? おいしいのに。ちゅー」
「・・やっぱり『いきなり!』はまずかったですかね。」
以後アドリブは無しの方向で。
今日はリグル・ナイトバグさんのお宅にお邪魔しちゃおうと思います。
ではさっそく・・・・ごめんくださーい!」
「はーい」
「あ、リグルさんですね。こんばんは~」
「あ、いえ、リグルは僕の姉です。姉ちゃ~ん、お客さんだよー。」
「ん~? あ、何時かの鴉天狗!」
「へー。リグルさん、双子だったんですね。良く似てらっしゃいます。」
「何の用なの?」
「早速ですがお宅の晩御飯を拝見させていただきますよ~」
「あ! ちょっと、勝手に・・・・・」
「・・・・えっと・・・・・・・・・・・・・・?」
「あら、いらっしゃい。リグルのお友達?」
「おお、あーいやいや、どうぞお座んないさい。」
「あの・・貴女(?)方はリグルさんの・・・・」
「母です。」
「父です。」
「祖父です。」
「おばあちゃんです。」
「妹でーす。」
「叔母です。」
「従兄弟っす。」
「姪。」
(みんな同じ顔だぁ・・・)
「もう、来るなら来るって言ってくれればちゃんと用意しておいたのに!」
「・・・リグルさんは大家族なんですね。10人、ですか。」
「ううん、11人。向こうで今月生まれた甥が居るの。」
「へー、赤ん坊ですか! それはちょっと見てみたいかも!」
「はい、この子ですよ。かわいいでしょう?」
「ピキー」
「うわ、グロっ」
「グロイゆーな! これから脱皮してハンサムになるんだよ!」
「姉ちゃん、そんなに期待すんなよ。」
「何よ、わかんないでしょ!?」
「こいつがハンサムなら僕だってハンサムになってたよ。」
「お前とあの子が一緒な訳ないじゃん!? 自分で言うなっつーの。」
「姉ちゃんは現実が見えてないんだよ!」
「ちょっと、それどういう意味よ!?」
「それ以上でもそれ以下でもないね! この童顔の所為でどれだけ・・・」
「あのー・・・ところで、今夜の夕飯は?」
「ん? ああ、もうちゃぶ台に乗ってるじゃない。」
「・・・水しかないですよ?」
「うん。」
「これだけ?」
「うん。 甘くておいしいよ?」
「はぁ・・・」
「飲む?」
「いえ、遠慮しておきます・・・」
「そう? おいしいのに。ちゅー」
「・・やっぱり『いきなり!』はまずかったですかね。」
以後アドリブは無しの方向で。
あっまーーーい!!(ぇ