Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

あこがれのぱっと

2006/12/13 09:21:55
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あらすじ:いわしの頭も信心





 十六夜咲夜は、紅いお屋敷のメイド長を勤めている。
言うまでも無いが、紅魔館では多くの人妖が、メイド服に身を包んで働いている。
見た目少女、中身魑魅魍魎の有象無象を束ねる咲夜自身も――普通ではなかった。



割と、胸周りの疑惑が。





「絶対、あれは偽乳よっ!」
平メイドその一が、叫んだ。午前中、床の磨きが足りないとお小言とナイフを貰ったのだ。
「走ったって揺れないしっ!」
平メイドその二が、吼えた。昼食後、顔についたケチャップを行儀が悪いとたしなめられ、ナイフで皮膚ごと削がれかけたのだ。
「ナイチチの方が萌ゑるしっ!」
平メイドその三が、哭いた。日没前、夕陽に目を細めるメイド長に欲情したら、ナイフで剣山にされたのだ。



 日頃、不満文句鬱憤劣情をメイド長へ募らせる平メイド達は、今宵も集まっては騒いでいた。
今夜もいつも通りにメイド長をこき下ろして散会になるかと思われたが、誰かが爆弾を落とした。










「でも、胸が無いのをクヨクヨするなんて、可愛いところがあるんじゃない?」





「「「「「それだ!!」」」」」










 ―翌日―

「メイド長、おはようございまーす!」
「「「「「おはようございまーすっ!!」」」」」
「……お早う。今朝は気合が入っているわね」
「はいっ!」
「「「「「今日もがんばりまーすっ!!」」」」」
「……が、がんばってね……」



 いつもの朝なら、寝起きの怠慢をたしなめるのが咲夜の仕事始めだが、今日のメイド達は違っていた。

(今朝もパットに違いないわ)
(きっと、鏡を前に何度もパットを調整したのよ!)
(嗚呼、お姉様のパットになりたひ……)

主に、気迫とか目つきとか鼻息が違っていた。幻視力で走る妄想特急は、咲夜のいぶかしげな表情に幻視炉の
冷却水事故を引き起こし、鼻から口から冷却液をスカーレットシュートした。

「あ、あなた達! 大丈夫っ!?」
「「「「「はいっ!」」」」」

ギョッとして問う咲夜に、メイド達はすんげぇいい笑顔で、流血しながら親指を立てて見せた。









 門番は、悩んでいた。
「あぁ~どうしよう……」



 メイド長の胸は嘘偽りがない事を、告げるか否か。
だが、何故それを知ったかが発覚した日には、種無し失踪マジックの被検体にされてしまう。



「二人だけの秘密だって、言われたしなぁ……」

あの夜の事は、若い二人のマスタースパーク。



「本当に、どうしよう……」

門番の悩みは、深い。
 お初お目にかかります。PAL-BLAC[k]と申します。

……咲夜さんは、きっとそこそこアルノデスヨ。
PAL-BLAC[k]
http://www.smat.ne.jp/~pal
コメント



1.名無し妖怪削除
>だが、何故それを知ったか
詳細プリーズw
2.名無し妖怪削除
下の人。
あなたが知ったらめーりんが種無し失踪マジックの被検体になっちゃいますぜ?
ここは僕らの想像の中で咲美! 咲美!
3.名無し妖怪削除
>あの夜の事は、若い二人のマスタースパーク
(*´Д`)ハァハァ
4.手スタメンと削除
とりあえず改行して欲しい。
見づらい。
5.名無し妖怪削除
>あの夜の事は、若い二人のマスタースパーク
次回はぜひファイナルスパークで実況を!!
6.変身D削除
それでもボクは咲夜さんのパッドを信じてるy(殺人ドール
7.CACAO100%削除
>あの夜の事は、若い二人のマスタースパーク
きっと咲夜さんが子供の頃のおはなs(種無し失踪マジック
8.蝦蟇口咬平削除
今日もゲンキだッ、紅魔館の人外メイド