そんな秘封倶楽部の一日

「ねぇメリー、ちょっといい？」
「何よ蓮子」
「私にお尻を揉まれるか、そのけしからん乳を揉まれるか選んで」
「うるさい黙れ」




「…まったく、いいじゃないちょっとくらい！」
「嫌よ！だいたいなんで２つしか無いのよ！」
「いいじゃない！別に減る物でもないんだし！」
「じゃあ増えるの！？」













「…メリー、疲れない？」
「主に蓮子のせいでね」
「まぁ落ち着いてよ」
「落ち着けたら苦労しないわ」






「ところでメリー、私今度クイズ大会に出ようと思うのよ」
「へー」
「というわけでちょっとアドバイスを貰いたいんだけど」
「知らない奴は答えない、以上」
「…冷ややかなリアクションね」
「別に良いじゃない」
「メリーはクイズに自信でもあるの？」
「そうね、高校生クイズには出たわ」
「おー、すごいね」
「へへん」
「…じゃあ、ちょっと質問してみても良い？」
「別に良いわよ」
「じゃあ、宇宙は何次元まである？」
「26次元」
「ノーベル賞のノーベルが開発した物は？」
「爆薬ダイナマイト」
「この学校で一番頭が悪いのは？」
「蓮子」
「象を冷蔵庫に入れる為の手順は？」
「扉を開けて、象を入れて、扉を閉める」
「その冷蔵庫にキリンを入れる為の手順は？」
「扉を開けて、象を出し、キリンを入れて、扉を閉める」
「ある所でライオンが動物の集会を開きました。行ってない動物は？」
「キリン」
「何故？」
「冷蔵庫の中にいるから」
「それを踏まえて、今度は人食いワニの居る川を渡ろうとします。どうやって渡る？」
「普通に泳ぐ」
「何故？」
「ワニはさっきのライオンの動物の集会に行っているから」


「…凄い、完璧よ」
「どんなものよ、このくらいお手の物よ」
「その才能を活かして、今回の予想問題を」
「嫌よ」
「じゃあゲストとして」
「嫌よ」
「私はメリーにセクハラしない！」
「嫌…ハッ」
「嫌って行ったわね、これは黙認というあだっ」
「…」
「いだゃいいだゃい、お願いだから逆間接だけは…ギブ！ギブ！」
「…」
「無言は怖い！レフェリーは居ません！誰か助けてー！」
「…ぷっ」
「え？」
「やっぱり蓮子って面白いわね」
「でしょ？だからその手を離してね」
「ええ」
「ふぅ…、さて、メリー、喫茶店でも行く？」
「そうね、行きましょうか」
「後で久々に幻想郷に行ってみない？2000円札持ってさ」
「わかったわ、後でね」
「よーし、しゅっぱーつ」

ノーベル＝ダイナマイトは最近初めて知りました。