Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

そう、それは見果てぬ夢だったのかも知れない。

2006/11/30 05:43:56
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「はぁ蓮子、なんか嫌になってきたわ…」
「どうしたのメリー、珍しい」
「なんかさ、いくら勉強してトップになろうが関係ない気がしてきて…」
「…つまりは、勉強するかしないか悩んでるの?」
「そうなのよ、なんかかったるくて…けど明日も宿題あるし…」
「…人に相談しているようで、実はもう心に決めている?」
「…よくわかったわね」
「へへん、メリーの心ならわかるのよ」
「…実は適当言ってたりしてるだけだったりしてね、蓮子?」
「…人に相談しているようで、実はもう心に…」
「聞いてなかったのならそう言ってよ」
「ねーねーところでこっちの夢も聞いてよメリー、私夢があるんだけどすっごい大きい夢が」
「あーはいうるさいうるさい、どうせ予想はつくわ」
「いやマジでマジで、今回はいつもと一味ちがうのよ」
「どう違うのよ?」
「今までは『触る』『揉む』程度だったけど、今回は『蹂躙する』なのよ」
「…」
「あっごめんねメリーさんお願いだから無表情で辞典を振りかざすのはやめて」
「…はぁ」
「落ち込んでちゃ来る福も来なくなるわよー」
「誰のせいよ、あなたでしょうが」
「…やだなぁ、後ろには誰も居ないよ?」
「…」
「いふゃいいふゃいふぉめんなひゃい」
「…本当、毎日楽しそうね蓮子は」
「むー」








「で、そろそろ本題の夢についてね」
「あーはいはい、どんな夢?」
「実は、卒業したら会社でも開いてみようと思うのよ」
「はいは…なっ!?」
「そう、なったら美女を侍らせて金のカップでワインを乾杯よ」
「…そんなこったろうと思ったわ」
「まぁそれは嘘なんだけれども」
「…最初から知ってたわよ」
「( ゚д゚ )」
「こっち見ないで」
「メリー!『こっちみんな』だって教えたじゃない!」
「嫌よ」
「…」
「…」
「私がすべったみたいじゃない!」
「だからどうしたって言うのよ!」







「そう、私の夢は芸人になることだったのよ!」
「…せいぜい半年持って良いところだと思うわ」
「…結構本気だったのに」
「あーはいはい」
「今メリーに夢を否定されたので、メリーを蹂躙することにしよう、うんそうしよう」
「ちょっと待ってよ、どうしてそう飛躍するのよ」
「こう、夢が破れたらその前から持っていた夢に縋る、って言うじゃない」
「まぁ、そりゃそうだけれども」
「だからメリーを蹂躙する、って夢を掲げても良いじゃない!」
「何で私なのよ!」
「メリーはおっぱい大きいから!」
「なっ…どうしてそう言うことを何の臆面もなく言えるのよ!」
「ここがメリーの部屋だからよ!」
「だから何だって言うのよ!」
「うひひ、そちはわかってないのう越後屋よ」
「女学生がそんな言葉遣いをするんじゃないのっ!」
「…」
「はぁ、はぁ…、え?」
「…ウキー!ウキキー!」
「退化しないでよ!」
「キキッキ、ウキー!」
「なっ、ちょっと待って蓮子何処触ってるのよ!」
「キキー!」
「やっ、はぁ、こらぁ…っ!蓮子ッ!」
「ウキ、ウキッキ、キッ…!?」
「はぁ、はぁ…何考えてるのよ蓮子!」
「…辞典の角で殴ることはないじゃない!ぼーこーざいで訴えてやる!」
「訴えてみなさいよ!」
「よかったな、今日は私の機嫌が良いからお尻も触らせてくれたら示談にしてやらんこともない」
「何言ってるのよ!」
「けど涙目で恥ずかしがるメリーも絵になるからよし」
「何だって言うのよ!」
「…疲れない?」
「蓮子のせいでしょうがっ!」









「…あー、なんか今日はもの凄く疲れたわ…」
「マッサージしてあげようか?主に胸を」
「なんですぐそう言う路線に行くの!」
「メリーがえろいからよ!」
「馬鹿ーっ!」
「…ああ、メリーはやっぱり可愛いわ」
「…はぁ」
「こう、後輩のエレンちゃんと比べるならメキシコとフィンランドの領土面積の差くらいの可愛さね」
「例えがわからないんだけれど」
「だって私調べてないもの」
「あーやっぱり」
「けど合ってるはずよ」
「…そうなの?」
「そうなの」
「そうなの…」
「…で、そろそろメリーを押し倒したいんですが構いませんねッ!」
「構いまくりよ!」
「…いけずぅ」
「…はぁ」
「溜息ばっかりしてると福が飛んでいくわよ」
「誰のせいよ、誰の」
「うーん、やっぱりメリーの体つきが悪いんだと思うわ」
「なんでそうなるのよ!」
「大丈夫よ!体だけじゃなくて心もクリティカルヒットダメージ2倍よ!」
「へー、はいはい」
「…あっ!あれ!」
「え?」
「…単純ね」
「ああもうだから蓮子は!」
「メリーだって!」




「…夕日が綺麗ね」
「…ええ」
「疲れた?」
「疲れたわ」
「マッサージする?」
「断るわ」
「…いけずぅ」
「もう帰りなさい」
「…実家に帰らせて頂きます!」
「ええ帰ってくださいよ実家に、それで満足したら勉強してください」
「運が良かったな。今は電車が運行中止だ」
「何を嘘を…」
「ほら本当だって、さっき『Yapoo!』で調べたんだけどほら」
「あ、本当だ」
「だから今夜は泊めてね」
「はぁ…」
「まぁ良いじゃない、減るもんでもあるまいし」
「はいはい…」











「…こうして私たちの熱い夜は幕を上げたのであった」
「うるさい」
一方通行で時速300km大爆走中です。

※訂正しました。最近、ミスが多いようです…
精進します。ご報告ありがとうございました
南無
コメント



1.変身D削除
蓮子のテンションの高さが良いデスな。
あとセクハラは蓮×メリーなら正義だと思いまs
2.名無し妖怪削除
×蓮子!『こっちみんな』だって~
○メリー!『こっちみんな』だって~
だと思うのですが。
3.名無し妖怪削除
メリーの身体がエロすぎるからいけないんだよ
4.名無し妖怪削除
男爵校長ネタがふんだんに盛り込まれている!!