それは、幻想郷が紅い霧に覆わて幾日か過ぎ去った頃
何時まで待っても晴れない霧、それでも巫女ならすぐに解決するであろうと思って動かなかった
だが、幾日待てども霧は晴れずに洗濯物も乾きにくい毎日
ならば自分がどうにかしよう
そう思い立ち上がった者がいた
彼女の名は、アリス・マーガトロイド
けれど彼女を敵とまわした者は、七色の人形遣いと彼女を呼ぶ
時間的には昼、だが紅い霧の効果で外に出歩くのはレミリア・スカーレットとその従者
霧を出している原因である悪魔は、突然現れた知らない誰かに困惑していた
後ろに控える従者に聞くが、知らないのか首を横に振るばかり
そんな誰かは、困惑する二人を前に小さな人形を突きつける
「貴方がこの霧を出している犯人ね、今すぐ止めなさい」
その誰かとは、朝に元気良く家を飛び出した人形遣いであった
しかし人形を突きつけても、それが何を意味しているか分からない悪魔とその従者
理解できるのは霧を出すのを止めろと言う事、無論のこと悪魔は首を横に振った
「なら、覚悟しなさい! 」
そう叫んだ人形遣いは、人形を掲げてさらに叫ぶ
「アーティフルサクリファイス! 」
人形には何も起こらなかった
人形遣いが爆発した
悪魔と従者は無事だった
「・・・・何これ? 」
「・・・・・分かりかねます」
こんがりと焦げた人形遣いは、まだ諦めずに次の人形を取り出す
「リターンイナニメトネス!! 」
悪魔に向かって叫んだら、悪魔の従者が爆発して吹き飛んだ
「ひょわぁー! 」
「なっ!? 咲夜ぁー!? 」
不意打ち気味の、かなり卑怯くさい弾幕であった
彼女を敵とまわした者達は、七色の人形遣いと彼女を呼ぶ
「ちっ、避けられたか。やるわね」
「お嬢様ぁー! ご無事ですかー!? 」
「なら今度は新技よ。魔彩光の上海人形! 」
「ほぅわぁー! 」
「美鈴ー!? 」
人形遣いの使った弾幕に、悪魔の住む館の門番が心配そうに駆け寄ってきたがすぐさま爆発した
悪魔は自分ではなく、自分以外の誰かがドカンドカンと爆発する流れについて行けずおたおたするばかり
「レミィ? これは一体何なの? 」
「また避けられたの? なら次の新技を」
「止めて! もう霧出すの止めるから止めてー!? 」
悪魔の悲痛な叫びに、人形遣いは弾幕(?)を止める
悪魔を心配して珍しくも外に出てきた魔女は、今一話の流れが読めずに沈黙していた
「そう、なら今すぐに止めなさい」
「え、今すぐ? 」
「露西亜人形とかあるわよ? 」
「分かったから止めて! パチェまで巻き込まないで! 」
人形遣いにそんな気はなかったが、悪魔は泣いて霧を止める
悪魔は灰になった
人形遣いはハイになった
魔女は肺が痛み始めた
「これにて、一件落着ね」
「レ、ゴホッ、レミィが、灰に」
それにしてもこの人形遣い、ノリノリである
何時まで待っても晴れない霧、それでも巫女ならすぐに解決するであろうと思って動かなかった
だが、幾日待てども霧は晴れずに洗濯物も乾きにくい毎日
ならば自分がどうにかしよう
そう思い立ち上がった者がいた
彼女の名は、アリス・マーガトロイド
けれど彼女を敵とまわした者は、七色の人形遣いと彼女を呼ぶ
時間的には昼、だが紅い霧の効果で外に出歩くのはレミリア・スカーレットとその従者
霧を出している原因である悪魔は、突然現れた知らない誰かに困惑していた
後ろに控える従者に聞くが、知らないのか首を横に振るばかり
そんな誰かは、困惑する二人を前に小さな人形を突きつける
「貴方がこの霧を出している犯人ね、今すぐ止めなさい」
その誰かとは、朝に元気良く家を飛び出した人形遣いであった
しかし人形を突きつけても、それが何を意味しているか分からない悪魔とその従者
理解できるのは霧を出すのを止めろと言う事、無論のこと悪魔は首を横に振った
「なら、覚悟しなさい! 」
そう叫んだ人形遣いは、人形を掲げてさらに叫ぶ
「アーティフルサクリファイス! 」
人形には何も起こらなかった
人形遣いが爆発した
悪魔と従者は無事だった
「・・・・何これ? 」
「・・・・・分かりかねます」
こんがりと焦げた人形遣いは、まだ諦めずに次の人形を取り出す
「リターンイナニメトネス!! 」
悪魔に向かって叫んだら、悪魔の従者が爆発して吹き飛んだ
「ひょわぁー! 」
「なっ!? 咲夜ぁー!? 」
不意打ち気味の、かなり卑怯くさい弾幕であった
彼女を敵とまわした者達は、七色の人形遣いと彼女を呼ぶ
「ちっ、避けられたか。やるわね」
「お嬢様ぁー! ご無事ですかー!? 」
「なら今度は新技よ。魔彩光の上海人形! 」
「ほぅわぁー! 」
「美鈴ー!? 」
人形遣いの使った弾幕に、悪魔の住む館の門番が心配そうに駆け寄ってきたがすぐさま爆発した
悪魔は自分ではなく、自分以外の誰かがドカンドカンと爆発する流れについて行けずおたおたするばかり
「レミィ? これは一体何なの? 」
「また避けられたの? なら次の新技を」
「止めて! もう霧出すの止めるから止めてー!? 」
悪魔の悲痛な叫びに、人形遣いは弾幕(?)を止める
悪魔を心配して珍しくも外に出てきた魔女は、今一話の流れが読めずに沈黙していた
「そう、なら今すぐに止めなさい」
「え、今すぐ? 」
「露西亜人形とかあるわよ? 」
「分かったから止めて! パチェまで巻き込まないで! 」
人形遣いにそんな気はなかったが、悪魔は泣いて霧を止める
悪魔は灰になった
人形遣いはハイになった
魔女は肺が痛み始めた
「これにて、一件落着ね」
「レ、ゴホッ、レミィが、灰に」
それにしてもこの人形遣い、ノリノリである
というか何しても爆発するのか(w
それにしてもこれはひどいww
次々身内がやられた暴漢は大人しくなって自ら捕まえてくれと。