Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

永遠亭ジョーク(二番煎)

2006/11/21 08:56:55
最終更新
サイズ
4.84KB
ページ数
1
あらすじ兼言い訳のようなもの
“四段階”
東方関連創作物が世に流通するまでには、全部で四つの段階がある。
まず神主が東方世界を創造する
次に有力作家が二次設定を創作する
そしてそれを見た別の作家が『ネタ被った!』と絶叫する
最後に私がそのネタに似せた偽物を書く


永遠亭ジョーク


八意永琳は天才児だった。なにしろ十歳にして現在に匹敵する手腕を振るっていたのだから。
蓬莱山輝夜は神童であった。なにしろ十歳にして現在とまったく変わらない知性と理解力を有していたのだから。


ある日の小悪魔ヴワル整頓日誌
○月×日晴れ・永遠亭書房発行の本4冊入荷
『もう騙されない!詐欺にあわない為の100の方法』
『もう嘗められない!部下を躾ける100の方法』
『もう間違えない!体に優しい薬の使い方100選』
『もう引き篭もらない!自立の為の100の方法』
以上四冊、分類はファンタジーノベルの棚へ…


輝夜が永遠亭の子兎達を集めてこんな質問をした
「この幻想郷は多くの悲劇で溢れているわ。誰か『悲劇』の例を挙げる事ができるかしら?」
すると一羽の子兎が手を挙げて答えた
「私の友達が弾幕ごっこの流れ弾に当たって死んじゃったら、それが『悲劇』だと思います」
それを聞いた輝夜はこう言った
「それは『悲劇』と言うよりも『不幸な事故』ね」
次に別の子兎が手を挙げて答えた
「もし永琳さまや鈴仙さまが居なくなる様な事があれば、それが『悲劇』だと思います」
それを聞いた輝夜はこう言った
「それは『悲劇』というよりも『大きな損失』ね」
子兎達は皆黙ってしまった。輝夜が言う
「どうしたの?だれも『悲劇』の例を挙げられないの?」
すると広間の後ろの方に座っていた子兎が、自信なさそうに手を挙げて言った
「輝夜様が永遠亭から居なくなる様な事があれば、それが『悲劇』だと思います」
「すばらしい!その通りよ!」
輝夜は満足そうにそう叫んだ。輝夜はその兎に近付いて頭を撫でながら聞いた
「貴方中々見所が有るわね、どうやってそんな立派な考えを思いついたの?」
子兎は言った
「だってこれなら『不幸な事故』でも『大きな損失』でも無いと思って」


輝夜と永琳がスキマに呑まれて異空間に流されてしまった
退屈に耐えかねた輝夜はスキマに許しを請い始めた
「お願いです、私達を出して下さい。もし出してもらえれば、もう月を取り替えたりしません、ネトゲも控えます、妹紅との死合もいたしません、それから……」
それを聞いていた永琳はスキマ相手に耳打ちをした
「まだ出さないで下さい。姫の懺悔のネタが尽きるまでは……」


夜雀の屋台で飲んでいた少女?が店主に言った
「私のIQは200超なの。でも中々良い話し相手が居ないのよ」
「ではうってつけの人物を紹介しましょう♪」
そういって店主は二人の少女を呼んだ
彼女達は非常に意気投合し、魔法や歴史、薬学の話で盛り上がった
次に別の少女が店主に言った
「私の実力は5ボス程度なの。でも中々話し相手が居なくてね」
「ではうってつけの人物を紹介しましょう♪」
そういって店主は二人の少女を呼んだ
彼女達は非常に意気投合し、上司に対する不平不満で盛り上がった
最後に別の少女が店主に言った
「何を隠そう私はニートなの。でも中々話し相手が居ないのよねぇ」
「ではうってつけの人物を紹介しましょう♪」
そう言って店主は二人の少女を呼んだ
彼女達は非常に意気投合した。
三人の間からはこんな楽しげな声が聞こえてくる
「店主さんを食べなくてよかったわ~、こんな気の合う方達と会えるなんて~」
「そうね、お互い部下の扱いには苦労している様だし……」
「ええ、こちらこそ。また永遠亭に遊びに来て下さいね」


ある時、とうとう輝夜は罪人として弾幕裁判で裁かれる事となった
輝夜の弁護人である永琳は最終弁論でこう訴えかけた
「被告はまるでニートのような話し方をし、まるでニートのように振舞っております。しかし皆さん、それは嘘なんです。間違いなんです。彼女は本当にニートなんです」


ある日一羽の月兎が四季映姫・ヤマザナドゥの元を訪れた
人を殺してしまったので、懺悔しようと思ったのだ。山田は聞いた
「何か罪の告白があるのだとか?」
「実は昨日のことなんですが、姫を殺してしまいまして……」
月兎がそう言うと、山田は何も言わずに黙っていた
月兎は耐え切れずに白状した
「すいません!じつは一昨日にも師匠のセクハラが酷くてつい……」
山田は何も喋らずしばらく無言の時間が過ぎた
やがて沈黙に耐えられなくなった月兎が口を開いた
「どうして黙っておられるのですか?」
山田はゆっくりとした口調で答えた
「貴女が下らない武勇伝をやめて、早く罪の告白を始めるのを待っているのですが……それがなにか?」


永遠亭の兎達が乳牛を買いに市場へ出かけた。てゐは手ごろな牝牛を見つけると、頭の先から尻尾まで詳しく調べ始めた。その牝牛の体中を手で撫で、つまみ、乳房を丁寧に揉み、○×という○×を全て指で探った。てゐは部下の兎にこう言った
「牝牛を買う時は、こうやってよく調べるのよ。悪い牛を買わないようにね」
部下の兎は感心して頷いた
それから数日後、部下兎がてゐの所に慌てて駆け込んできた
「てゐ様大変!すぐに来てよ!」
兎は続けた
「永琳様が鈴仙様をひ・み・つ実験室に連れていったよ。買っていくかどうか調べているみたい!」


神主は幻想郷を創造するにあたり、アシスタントにこう言った
「今日は永遠亭という所を創ろうと思う。“月の頭脳”八意永琳、“狂気の月の兎”鈴仙・優曇華院・イナバ、“地上の兎”因幡てゐ。さらに雑魚敵も全員ウサ耳で全シューターに愛される様にする」
話を聞いていたアシスタントはこう言った
「成程、でもそれでは永遠亭だけがあまりにも恵まれすぎていると云う事にはなりませんか?」
神主は腕組みをしながら答えた
「成程、ではその代わり当主を輝夜にしよう」


おわれ


え~~……色々と言い訳らしいものもありますが、結果的に二番煎じです
凡用人型兵器さんごめんなさい
こちらの元ネタは「世界反米ジョーク集」より
大統領の扱いの酷さ加減が二次輝夜を彷彿とさせてくれますw
CODEX
コメント



1.名無し妖怪削除
二次輝夜の扱いに涙が…w
2.名無し妖怪削除
特に最後がヒドいw
3.名無し妖怪削除
輝夜の扱いはかn(ry並なのかー
4.CACAO100%削除
彼女はやれば出来るんです!
唯やるべき時が未だ一回も来ないだけで・・・!
5.名無し妖怪削除
>『大きな損失』
ってことは蓬莱の玉の枝は置いていったんですね。

一次の暇つぶしに殺し合い&山火事と、二次のニートなら、
二次の方がマシと思う変わり者がここに。
6.変身D削除
>>ひ・み・つ実験室
単なるセクハラやん(wwwwwwwww
しかし最後にゃ神主までに飾り扱いとは輝夜可哀想すぎ(w