今は冬だけど、SS内の時期が夏でも気にしないよ!
以上の条件にあてはまる方はお先にお進みください。
あてはまらない方も勿論、進んで頂いて結構ですが責任は持てません。
さらに言うと投票式SSとかいう無謀な挑戦にでてます。
それでも構わないという豪気な方はお先にお進みください。
では、どうぞ。
「ねぇ、レミィ。幻想郷のシステムで気付いたことがあるのよ」
「へぇ。なになに?」
瞳をこれでもかと言うくらい輝かせ、羽根もパタパタとさせ、さらに身まで乗り出している幼女。
これが500年もの時を生き、絶大なるカリスマを持つ吸血鬼なんだろうか……。
あれ? それとも友人である私の前だからこんな姿を見せてくれているのかしら?
「これだから理論じゃないものはいやなのよね。わからないから」
「あら? いいじゃない。わからないほうが面白くて」
「気持ち悪くないの?」
「ふふっ。パチェももう少し長く生きればわかるようになるよ。で? 幻想郷のシステムって何?」
「ああ、ごめんなさいね。忘れてたわ」
迂闊だったわ。うっかりと別の思考に捕らわれるだなんて。
私らしくないわ。
「大したことじゃないのよ。むしろ今まで分かっていたことの発展的なことだから」
「いやいや。それでも充分に面白そうじゃない」
「そう? そう言ってくれると嬉しいわ」
「ねぇねぇ! それで何がわかったの!?」
焦れてきたのか先ほどよりもさらに羽根が大きく動いている。
あー。可愛いなぁ。私にもこの可愛げが少しでもあればカリスマを持てたのかしら?
って、そんなことを考えてるんだからレミィを焦らしちゃうのよね。
いけないいけない。
てへっ、ぱちぇ。しっぱいしちゃったっ☆
……冗談よ。何を考えてるのかしら私。
「おほん……。で、わかった事っていうのは幻想に至らなくても幻想になりうるということね」
「……どういうこと?」
あー、失敗。端的に言いすぎて自分でも理解できない。
けど、理論的に語っても分からないって言うのは前から言われてるし……加減って難しいわね。
頭を抱えてムムムと唸ってるレミィは可愛いけど、その鑑賞は今回はやめておこう。
……焦らしすぎて癇癪起こされても大変だし。
「そうね……。じゃあ、とりあえずはレミィの思う幻想の有り方を説明してくれない? それがわかったほうが説明しやすいから」
「実際に無い事を羨むことかしら。じゃなきゃ無くした過去に思いを馳せる事」
「まぁ、この幻想郷の構成的に概ね間違い無いわね。だからこその幻想郷なわけだし」
「で、これがどうしたの?」
「けどね、それは辞書的な意味じゃないのよ」
「ありゃ? 辞書的な意味が必要だったの?」
「そうよ、私が見つけたシステムっていうのはまさしくそれ」
「と、いうと実際にはないことをあるかのように考えることのほう?」
「そういうこと。空想でもここに至るまでの幻想を得れば、この幻想郷には存在するようになるみたい」
まぁ、ここに至るほどの空想なんてそうそうあるものではないと思うけれど。
「けど、それがどうしたの?」
「別に何も。暇は潰せた?」
「え? 本当にそれだけ?」
「いや、一応もう一つ用事があったんだけどそれは咲夜に頼もうかと思って。実はそっちが本命なんだけど」
「あら。私は咲夜のおまけなの? 酷いわ」
机にぐて~と伏せてジト目でこちらを見つめてくる。
なんかむかつくわ。
ほれ、ぐに~。
おお、よく伸びる。
それに柔らかくて気持ちいい。
「いひゃいあ、ひゃひぇ」
「そんな、わけ、ないでしょ。じゃなきゃ、こんな、むだ、な、じかん、使うわけ、無い、でしょーが!」
一字一句切って思い知らせてやる。
本来ならば雑談するよりも本を読んでるほうが、基本私は幸せなのだ。
けれど、レミィとのっていう修飾が入ると私の天秤は雑談に傾く。
それなのにレミィと来たら……。
まったく……信用ないわね。
「冗談なのにぃー」
「可愛い子ぶっても駄目よ。私は今、本気で怒ってるの」
「え?」
「友達と雑談したいと思うのは当然でしょ!」
ああ、今の私は絶対赤くなってるに違いない。
じゃなきゃ、さっきからレミィの後ろで黙って控えてた咲夜が笑いを噛み殺してる理由が見当たらない。
こいつはこいうヤツなのだ。私とレミィのこの微妙なズレに気付いていながらも何も言わないのだ。
あくまでも主の機嫌を損ねぬよう、そして主が最も喜ぶ結果が出るように。
その代わりに、私の恥ずかしさが最高潮だ。
「して、パチュリー様。私への頼み事とはなんでしょうか?」
そしてこうやって、今度は私がどん底にいかないように引っ張り上げるんだ。
ムカツク。私の五分の一も生きて無いだろうに。
「これ。これを調べて貰いたいのよ」
「何、コレ?」
「風船というものらしいわね。けど、ちょっと資料にあるようなものと違うのよ」
「で、何で咲夜に?」
「外の世界のものみたいなのよ。だから知ってるかと思ってね」
「ああ。これは風船は風船でも水風船ですね」
そう言い、机の上にあったそれを手に取り懐かしそうに眺める。
「水風船?」
「ええ。懐かしいです。まだ、能力も無い頃に遊んだものです」
「で、どういうものなのよ?」
「名前の通りです。水を入れる風船ですよ」
「違うわよ。私は遊び方を聞いてるのッ!」
キィィと叫びながらじたばたと暴れるレミィ。
そんな彼女の様子を私と咲夜は微笑ましく見つめるのであった。
「ふーん。で、どれが一番面白いのかしら?」
「私はヨーヨー釣りが好きですが……」
「飽きるの、早そうね。レミィは」
「そうなのですよ。あれは、お祭りだからこそ楽しいという感じもしますし」
「じゃあ、お祭りをやればいいじゃない」
「レミィ、私は水風船を投げ合うっていう、擬似弾幕ごっこの方が貴女向きだと思うのだけれど」
「へぇ、それも面白そうね」
「やるならどちらか片方よ、レミィ。両方ともできる数はないわ」
「そうですね。お祭りにしろ擬似弾幕ごっこにしろ、片付けがあるので片方にしていただきたいです」
「そうね、私の選択は……」
1.お祭りに決まってるわ!
2.擬似弾幕ごっこに決まってるじゃない!
3.いいえ! あえてそこで体反発枕の開発に取り掛かるのよ!!
以上の条件にあてはまる方はお先にお進みください。
あてはまらない方も勿論、進んで頂いて結構ですが責任は持てません。
さらに言うと投票式SSとかいう無謀な挑戦にでてます。
それでも構わないという豪気な方はお先にお進みください。
では、どうぞ。
「ねぇ、レミィ。幻想郷のシステムで気付いたことがあるのよ」
「へぇ。なになに?」
瞳をこれでもかと言うくらい輝かせ、羽根もパタパタとさせ、さらに身まで乗り出している幼女。
これが500年もの時を生き、絶大なるカリスマを持つ吸血鬼なんだろうか……。
あれ? それとも友人である私の前だからこんな姿を見せてくれているのかしら?
「これだから理論じゃないものはいやなのよね。わからないから」
「あら? いいじゃない。わからないほうが面白くて」
「気持ち悪くないの?」
「ふふっ。パチェももう少し長く生きればわかるようになるよ。で? 幻想郷のシステムって何?」
「ああ、ごめんなさいね。忘れてたわ」
迂闊だったわ。うっかりと別の思考に捕らわれるだなんて。
私らしくないわ。
「大したことじゃないのよ。むしろ今まで分かっていたことの発展的なことだから」
「いやいや。それでも充分に面白そうじゃない」
「そう? そう言ってくれると嬉しいわ」
「ねぇねぇ! それで何がわかったの!?」
焦れてきたのか先ほどよりもさらに羽根が大きく動いている。
あー。可愛いなぁ。私にもこの可愛げが少しでもあればカリスマを持てたのかしら?
って、そんなことを考えてるんだからレミィを焦らしちゃうのよね。
いけないいけない。
てへっ、ぱちぇ。しっぱいしちゃったっ☆
……冗談よ。何を考えてるのかしら私。
「おほん……。で、わかった事っていうのは幻想に至らなくても幻想になりうるということね」
「……どういうこと?」
あー、失敗。端的に言いすぎて自分でも理解できない。
けど、理論的に語っても分からないって言うのは前から言われてるし……加減って難しいわね。
頭を抱えてムムムと唸ってるレミィは可愛いけど、その鑑賞は今回はやめておこう。
……焦らしすぎて癇癪起こされても大変だし。
「そうね……。じゃあ、とりあえずはレミィの思う幻想の有り方を説明してくれない? それがわかったほうが説明しやすいから」
「実際に無い事を羨むことかしら。じゃなきゃ無くした過去に思いを馳せる事」
「まぁ、この幻想郷の構成的に概ね間違い無いわね。だからこその幻想郷なわけだし」
「で、これがどうしたの?」
「けどね、それは辞書的な意味じゃないのよ」
「ありゃ? 辞書的な意味が必要だったの?」
「そうよ、私が見つけたシステムっていうのはまさしくそれ」
「と、いうと実際にはないことをあるかのように考えることのほう?」
「そういうこと。空想でもここに至るまでの幻想を得れば、この幻想郷には存在するようになるみたい」
まぁ、ここに至るほどの空想なんてそうそうあるものではないと思うけれど。
「けど、それがどうしたの?」
「別に何も。暇は潰せた?」
「え? 本当にそれだけ?」
「いや、一応もう一つ用事があったんだけどそれは咲夜に頼もうかと思って。実はそっちが本命なんだけど」
「あら。私は咲夜のおまけなの? 酷いわ」
机にぐて~と伏せてジト目でこちらを見つめてくる。
なんかむかつくわ。
ほれ、ぐに~。
おお、よく伸びる。
それに柔らかくて気持ちいい。
「いひゃいあ、ひゃひぇ」
「そんな、わけ、ないでしょ。じゃなきゃ、こんな、むだ、な、じかん、使うわけ、無い、でしょーが!」
一字一句切って思い知らせてやる。
本来ならば雑談するよりも本を読んでるほうが、基本私は幸せなのだ。
けれど、レミィとのっていう修飾が入ると私の天秤は雑談に傾く。
それなのにレミィと来たら……。
まったく……信用ないわね。
「冗談なのにぃー」
「可愛い子ぶっても駄目よ。私は今、本気で怒ってるの」
「え?」
「友達と雑談したいと思うのは当然でしょ!」
ああ、今の私は絶対赤くなってるに違いない。
じゃなきゃ、さっきからレミィの後ろで黙って控えてた咲夜が笑いを噛み殺してる理由が見当たらない。
こいつはこいうヤツなのだ。私とレミィのこの微妙なズレに気付いていながらも何も言わないのだ。
あくまでも主の機嫌を損ねぬよう、そして主が最も喜ぶ結果が出るように。
その代わりに、私の恥ずかしさが最高潮だ。
「して、パチュリー様。私への頼み事とはなんでしょうか?」
そしてこうやって、今度は私がどん底にいかないように引っ張り上げるんだ。
ムカツク。私の五分の一も生きて無いだろうに。
「これ。これを調べて貰いたいのよ」
「何、コレ?」
「風船というものらしいわね。けど、ちょっと資料にあるようなものと違うのよ」
「で、何で咲夜に?」
「外の世界のものみたいなのよ。だから知ってるかと思ってね」
「ああ。これは風船は風船でも水風船ですね」
そう言い、机の上にあったそれを手に取り懐かしそうに眺める。
「水風船?」
「ええ。懐かしいです。まだ、能力も無い頃に遊んだものです」
「で、どういうものなのよ?」
「名前の通りです。水を入れる風船ですよ」
「違うわよ。私は遊び方を聞いてるのッ!」
キィィと叫びながらじたばたと暴れるレミィ。
そんな彼女の様子を私と咲夜は微笑ましく見つめるのであった。
「ふーん。で、どれが一番面白いのかしら?」
「私はヨーヨー釣りが好きですが……」
「飽きるの、早そうね。レミィは」
「そうなのですよ。あれは、お祭りだからこそ楽しいという感じもしますし」
「じゃあ、お祭りをやればいいじゃない」
「レミィ、私は水風船を投げ合うっていう、擬似弾幕ごっこの方が貴女向きだと思うのだけれど」
「へぇ、それも面白そうね」
「やるならどちらか片方よ、レミィ。両方ともできる数はないわ」
「そうですね。お祭りにしろ擬似弾幕ごっこにしろ、片付けがあるので片方にしていただきたいです」
「そうね、私の選択は……」
1.お祭りに決まってるわ!
2.擬似弾幕ごっこに決まってるじゃない!
3.いいえ! あえてそこで体反発枕の開発に取り掛かるのよ!!
だが訳の分からない事をいって、パチェと咲夜に可愛がられるレミリア様大好きなので③(意味不明
などと呟きつつ、2に期待。
理由としては実生活における弾幕戦闘の模擬戦を行う事により実力の向上を計り尚且つ自身の魔力及び霊力の消失を抑えて使えるために効果的であり限られた弾数で命中を狙う事により弾幕戦闘における先読み能力と命中率の爆発的向上が主にみられ且つ物を投げるという開放的な行動によりストレスの発散が……
ああもう簡潔に言おう
服が張り付いたら素敵じゃないかっ!
中身はしょぼい人だけど許して下さい。大物じゃないよ!
おっぱい!
というわけで、何やら謎のオーラを放っている③でお願い致します。
というわけで、③に一票で
あと、続編はどの選択肢でもきっとおっぱいな展開になるとよそu(違
そして女符『貧と巨の境界・貧』のメンバーで偽乳特戦隊に期待!!
投票を締め切りますです、はい。
結果は12/20で③になりました。
東方水風撰-ルート③-は日曜日くらいまでに投稿しようと思います。
よろしくお願いします。
おっぱい!