「どういうメカニズムで動いているのよ?」
「あら、よく聞いてくれたわね霊夢。
このスキマは実は私の力で出来た物なんかじゃ到底なくて、
私が能力を発揮することによってスキマとこの空間を繋ぐ特異点が出来て
その特異点を力を持ったリボンで縛り付けることによって空間の境が安定するの。
あと他にも言っておくと、その空間とはじつはこの世界とは隔てられた、亜空間なのよね。
その亜空間の次元とは実は3次元じゃなくて2次元かも知れないし、4次元かも知れないの。
ところで4次元以上の10次元とか20次元とかってあるのかしらね?それはどうでもいいけれど
次元が変わることによって何が起こるかというと、実は物質そのものの存在が曖昧になってしまうのよね。
4次元の物質は4次元以外では存在が曖昧になってしまう、というのよ。
じゃあなんで私の物がスキマの中にしまえているかというと、私の能力で曖昧な物を曖昧にするのよね。
マイナス×マイナスはプラスで、逆に物質が安定するのよ。
その能力で曖昧な物にする、っていうのはスキマの中全体にかけていて、いえ全体ではないわね、
さっき言った亜空間の中の必要な部分だけ切り取って自分の空間にしてるのよ。
その切り取るのがとても大変でね、空間が湾曲している部分を一カ所に集めて、グニャってねじ曲げるの。
そうすると特異点が発生するのよ。それに私のスキマを乗せて結界を張って、こっちから特異点を作ってあげると、
特異点同士が反発しあって、空間が分かれるのよ。そこを急ぎで自分のスキマに繋げて、そこを離脱するのよ。
空間が無い所に居れば存在が消えてしまうものね。
で、話は戻って能力を使って曖昧な物にする、っていうのをやってるんだけど
物質はスキマの中では存在が揺らいでしまうのよね、そのまま放っておいたらその物質はなくなってしまう、
だから、私の能力で、マイナスに傾いている物質を無理矢理プラスに戻すの。凄いでしょ?
そのプラスに戻すんだけれど、実はかなり危ないのよね。
少し間違えれば、逆にプラスに傾いてまた揺らいでしまうのよ。だから、長年生きてきてその技術を確立できた、ってわけ。
あ、でもまだ私でも確立できていない技術があるのよ。それはスキマを開く時の技術よ。
スキマを開く時にはある一定の空間湾曲が必要なのよね。例えるなら…、うーん、電話番号みたいな。
けど、合わせるのが難しくて、間違えるとたまに魔界や宇宙、次元の果てなんかに繋がっちゃうのよ。
最初の頃は、面白半分に開きまくって色々なところに出てしまったこともあったわ。
けど、最近になってようやく制御できるようになってきたのね。
確立しては居ないけど、十分すぎるくらいの成功率になってきたわ。
そのおかげで、私は藍にも橙にも見つかることなくいろいろな物を隠せるのよ。
例えば、代々博麗の巫女の写真だとか、魔理沙の中古の箒、悪霊の槍だとかね。
その中でも特筆して見られたらまずいのが博麗の巫女の写真だったわね。
藍を式神に雇ってすぐの頃、其れを見て浮気してる、とか騒がれてね。晩飯をぬかれちゃったのよ。
あの時は大変だったわ、本当に。
けどまぁ、そんないろいろなことがあって藍は私に懐いて居るんでしょうけどね。
この間にしっぽをもふもふさせて貰った時は気持ちよかったわ、このまま眠っても良いんじゃないか、ってくらいで
もう本当に藍ったらね最近の出来事なんだけど紅葉狩りに行った時に」
「うるさい黙れ」
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霊夢突込みがナイスすぎw
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あからさまに話が変わってますね(w
宇宙は本質的に26次元であり、超紐理論ではこれを10次元で近似できるとし、M理論では11次元で説明できるとし、我々の知覚する4次元とこれらの理論上の6乃至7次元は「コンパクト化」によって微少空間に封じ込められている。
みたいなことをもしゆかりんが知ってれば、より胡散臭くなったと思います。でも全体的には面白かったです。
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とりあえず魔理沙の中古の箒を譲って頂きたく