Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

2006/11/09 18:51:48
最終更新
サイズ
0.83KB
ページ数
1
 
一人でひとつめの千年の時を駈け
二人でふたつめの千年を漂い
三人でこの地に留まり
時を数えることを
止めた

博麗の大結界と呼ばれるこの地
幻想のモノドモが集い
幻想の領土を宣言するここにも
やはり
日輪は巡り
月星は其れを追う

それらもまた
幻想の眷属

ならば

時は
流れているのか?
ここは
在るのか?

とうの昔に
止めていた

考えることを

止めてから
どれほどの時が
流れたのか

数えることを

忘れた

時は、
流れたのか?
本当に?

己は、
在るのか?
本当に?

数えることも
考えることも

狐は

止めていた

とうの昔に
止めて

止めたことすら

忘れていた

狐が忘れて
いくつの
千年が
流れたのか?

本当に
流れたのか?

永遠は

もう

終わっている

初投稿の布団と申します。
深夜から明け方にかけてSSのつもりで打っていた文の抜粋です。と言うか、SS自体は挫折しました。
時間を置くと人目に晒す勇気がなくなるので理性が回復する前に勢いで投稿させていただきます――まぁ、良いことではないですし、レイアウトも傍迷惑な代物で、お目汚しでしたら申し訳ないことです。
設定としては一応  ある晴れた日の昼下がり、布団を干し、洗濯も終えて、夕餉の仕度にかかるまでのいっとき、なにをするでも考えるでもなく、ただただボケ~っとしている藍…そのスケッチのようなもの…のつもりです。
 なにか一言いただければ嬉しいです。 よろしくお願いします。
布団
[email protected]
http://kitunetuki.web.fc2.com/
コメント



1.名無し妖怪削除
とりとめのなさ を感じました。 たしかに益体もないことをつらつらと考える一瞬ってありますよね。