注記:この作品は、創想話に投稿した『わんにゃんぱらだいむ』の後日談になっています。ただ、後日談といっても明確な繋がりがあるわけでは無いので、そちらを読み飛ばしても特に問題は無いと思います。
好きとか嫌いとか、最初に言い出したのは誰でしょうか?
こんにちは、射命丸 文です。
さて、今回は突撃取材と称しまして、幻想郷の皆さんにインタビューを行ってみたいと思います。
今回のお題はずばり、『あなたはイヌ派? それともネコ派?』です。
皆さん、どのような回等をしてくれるのか非常に楽しみです。
それでは、早速最初の方からいってみましょう。
博麗神社在住 博麗 霊夢さん
「犬。赤犬なら尚良し」
魔法の森在住 霧雨 魔理沙さん
「猫だろ。魔法使いならな」
湖(紅魔館周辺)在住 チルノさん
「猫。犬はすぐ顔舐めてくるもん。いつもベトベト」
紅魔館(門)在住 紅 美鈴さん
「犬ですかね。立場上、何か近しいものを感じますし」
紅魔館(図書館)在住 小悪魔さん
「犬ですね。だって、何でもいうこと聞いてくれそうですから(はあと」
紅魔館(図書館)在住 パチュリー・ノーレッジさん
「……猫」
紅魔館在住 十六夜 咲夜さん
「犬ですね。……あら、何か言いたそうな顔をしてますわね?」
紅魔館在住 レミリア・スカーレットさん
「愚問だわ」
紅魔館在住 フランドール・スカーレットさん
「どっちも見たこと無いからわかんないけど……私は、犬かな。理由? だって語感がいいじゃない。『居ぬ』ってさ」
魔法の森在住 アリス・マーガトロイドさん
「猫じゃないの? 魔法使いなんだから。……えっ、魔理沙も同じこと言ってたって? ……うわっ」
白玉楼在住 魂魄 妖夢さん
「犬か猫ですか? 両方は駄目なんですよね? ……うーん、そしたら私は猫ですかね。いえ、この前、庭で昼寝してたネコの霊が可愛かったので」
白玉楼在住 西行寺 幽々子さん
「んー、私はどっちかというと犬かしらねえ。えっ、ここに持ってきてるわけじゃないの? ああ、だったら、猫でいいわ」
マヨイガ在住 八雲 藍さん
「愚問だ」
マヨイガ在住 八雲 紫さん
「猫……って言っとかないと、藍がうるさいから」
幻想郷在住(住所不定) 伊吹 萃香さん
「犬だね。まあ、好敵手って意味だけど。度胸があるよ、あいつらは」
永遠亭在住 因幡 てゐさん
「犬かな。なんか猫とは相性悪いんだよねー」
永遠亭在住 鈴仙・優曇華院・イナバさん
「犬ですね。なんか優しくしてくれそうですから」
永遠亭在住 八意 永琳さん
「私は猫ね。理由? そうねえ、強いて言えば、『絵になりそう』だからかしら。ほら、膝の上とかに乗っけた時に、ね」
永遠亭在住 蓬莱山 輝夜さん
「犬か猫か? ふーん、あなたも暇よねえ。ああ、それで私の番よね。……ちなみに妹紅は何て言ってたの? …………へえ、猫ねえ。それじゃあ、私は犬でいいわ」
無縁塚在住 小野塚 小町さん
「猫かなー。だって、いつも気楽そうじゃん」
無縁塚在住 四季 映姫 ヤマザナドゥさん
「借りたいのは猫の手ですが、欲しいのは犬の手です。理由ですか? 小町に会ったのでしょう? 自ずとわかるはずですよ。……はあ」
皆さん本当にありがとうございました。
貴重がどうかはわかりませんが、なかなか興味深いデータを収集することができたと思います。
それでは最後に、双方の遺恨を無くすという意味を込めて、私の一票を『犬』に投じさせて頂きます。
この不毛な争いに、終わりがくることを信じて。
長月某日 射命丸 文
((((;゜Д゜)))
元は猿とか害獣相手の用心棒だそうで
せめて、犬じゃなくて狗が欲しいです
というのがパッと出てきたオレはダメな子です