Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

はたらくうどんげ

2006/09/28 06:39:47
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※て「台所の小麦粉を全部片栗粉にすり替えてやったぜ!」
 


  鈴「げェ――ッ、ク、クッキーにとろみが!!」






  ま   さ   に   外   道   !   !   !













 いや、片栗粉でも出来るけど!!





















鈴「じゃあ、大掃除しようぜ!」


















永「…今の何?」

鈴「タイトルコールみたいなもんですよ」

て「『ぜ』って…」

鈴「深く突っ込まない」

輝「なんてはしたないことを」

鈴「じゃあ場所分担ねー」

輝「かまってよー」

鈴「分担ったって、自分の部屋掃除してくれればいいですから」

全員「「「りょうかーい」」」

鈴「あ、姫は休んでてください」

輝「わーい。でもなんで?姫だから?偉いから?むしろ靴を舐めさせてください的な?」

鈴「姫だからじゃありません。というか、姫、と認めたくありません」

輝「な!?」

鈴「姫は多分、片付けとかをすると逆に混沌を撒き散らすタイプだからです」

輝「そこまで言われちゃこちらとしても何かしたくなってきた」

鈴「…じゃあ居間でジェンガでもしててください。一人で」

輝「はーい」

鈴「はい、じゃあ散った散った!」

全員「「「りょうかーい!」」」














鈴「ふぅ…、あらかた終わったかな…。皆はどうだろう」





永「…つまり、餌に少しずつ毒を混ぜていけば、その動物は毒に強くなるわけ」

輝「ふーん…、じゃあ、(スーッ)その方法で毒蝮とか造れるわけ?毒の息とか吐く」

永「耐性が付くだけですよ。あ、姫、そこ抜いたら確実に崩れます」

輝「え?(ガシャ)……あ、あ゛―――…」

て「はら、やっちゃった」

輝「ち、違うわよ!これは、今どっかでうどんげが四股を踏んでたから…」

鈴「なんでやねん!!」

て「あ、力士登場。今場所の意気込みは?」

鈴「何でまだ居間でコタツ入ってんだ!踏んどらんわ!!死ねよ!!!」

永「律儀に全部に突っ込んでくれたわね」

鈴「片付けは済んだんですか?済んだんですよね?」

永「物が一杯あって気持ち悪くなって鈴仙が手伝ってくれないと右肘から先が吹っ飛ぶ」

て「いちいち整理すんのがめんどくさくて(中略)耳がもげる」

輝「片付けられない」

鈴「こ、この(検閲削除)共が…!てめぇらが言い出したことだろうが…!」

永「ほら、早く手伝わないとロケットパンチをお見舞いするわよ」

て「何故」

鈴「わかりましたよ、まったく…。順番ですよ」

全員「「「はーい」」」










鈴「まずは師匠の部屋…ていうか研究室から」

永「オ゙ェェ-――ッ、ひ、肘が…!」

鈴「早いな!」

永「薬品とかこぼしたら危ないわよー」

鈴「で、そこに『仕掛けられてる』白い薬は何ですか?」

永「チィッ!感づかれたか…!」

鈴「何しようとしてんだこの罠!あと薬の色が意味深だよ!!」

永「あなたってツッコミキャラだったのね…。意外」

鈴「他に突っ込む人がいないんですよ。皆ボケるだけボケたおして」

永「なるほど」




鈴「薬品の整理って、案外適当ですね…」

永「舐めてみれば大体区別できるし」

鈴「今ちょっとした驚愕の事実を聞いたような」

永「この前は青酸カリ舐めてちょっと大変なことになったわ」

鈴「師匠ならそのGじみた生命力で無事じゃないですか?」

永「さすが八意だ、なんともないぜ」

鈴「アッガイのほうが好きです」

永「なにをー、あの洗練されたフォルムのどこが気に入らないと…」

鈴「…んや?師匠ししょーォゥ」

永「うん、いい発音よ」

鈴「いや、そうじゃなくて。この箱なんですか?箱っていうか、オルゴールっていうか」

永「あら、これは…、フフフ、懐かしいわねぇ…」

鈴「オルゴールにしては妙に質素だし。逆に気になって」

永「これはね?私が月にいた頃の、大切な記憶がしまってあるのよ」

鈴「大切な…、記憶?」

永「そう。懐かしい、記憶。今でもこれを見ると、月での生活が思い浮かんでくるわ」

鈴「へぇー…。月、か…。……師匠、それ、私にも見せてもらってもいいですか?」

永「え?いいけど、あなた…」

鈴「過去の罪は忘れてはいけないんです。いつでも、心の隅にでも抱えておかないと…」

永「…」

鈴「だから、もう取り乱したりはしませんよ、昔みたいに」

永「そう…。…なら、はい」

鈴「ありがとうございます」










れいせんはたからばこをあけた!

なんとたからばこはミミックだった!

ミミックはれいせんにおそいかかってきた!










鈴「あの、…師匠?」

永「何?」

鈴「ちょっと、ガジガジ、痛い」

永「ごめん」

鈴「うん」










輝「じゃあ今度は私の部屋ね。じゃあよろしくうどんげ」

う「…」

輝「どうしたの黙り込んで…、……ハッ!こ、こいつ身代わりか!!」

う「ヤァ、テルヨクン。私ノ名前ハウドンゲダヨ☆」

輝「ぶちまけられてえかああぁああぁッ!!!」





グチャ










て「で、とりあえず私の部屋へ先に来たと」

鈴「あの部屋に入りたくない」

て「わかるけど…。まぁいいや、掃除掃除」

鈴「物の整理とかは私がしちゃうからてゐは箒とかで」

て「うぃー」




鈴「色々あるなー。何だよこの山のような通帳は。嫌な予感しかしないよ」

て「あ、そういえば言い忘れてたけど…」

鈴「ん?どうしたの?ちょっとまって、今そっち行く」

て「ちょ、ちょっと待って!」

鈴「へ?」


(メコリ)


鈴「ふぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――!?」














ココハ…、ドコ?

妹『おや、新入りかい?』

アナタハ、ダレナノ?

妹『私かい?私もずいぶん長い間ここにいるから、自分の事なんかとうに忘れちまったよ』

ジブンガダレカ、ワカラナイノ?

妹『そういうお前さんは一体誰だい?』

ワタシ?ワタシハ…。ワタシノナマエハ……。














鈴「鈴仙・優曇華院・イナバです!!」

て「うぉわぁ!?だ、大丈夫!?」

鈴「あれ?ここは…?てか何今の!?亜空間!?」

て「この部屋、色々とヤバいトラップとか平気で仕掛けられてるから」

鈴「てゐ、いつから詐欺キャラから罠キャラへ…?」

て「人を騙す点では同じよ」

鈴「まぁ、そう言われると…。そういえば…」

て「?」

鈴「(あの人…。どこかで見たような気がするけど…、誰だっけ…?)」

妹『出してよー』

鈴「へ?てゐ、今なんか言った?」

て「ほぇ?何も言ってないよ?鈴仙ちゃんは?」

鈴「いや、私も…」

て「…」

鈴「…」

て「…気のせいダヨ」

鈴「ですよね!」

て「ちゃっちゃと終わらそうぜ!」

鈴「ですよね!」










鈴「さて、今回のラスボス、輝夜さんのお部屋にやってきたわけですが」

輝「さっきの腹立つ人形は何のつもり…?」

鈴「私は知りませんて。私が作ったんじゃないし」

輝「…ふーん。ところで、この部屋を見てくれ。こいつをどう思う?」

鈴「すごく…、汚いです…」

輝「汚いのはいいからさ、このままじゃおさまりがつかないんだよな」

鈴「そこまで続けるな!」

輝「女と生まれたからには一生に一度は誰もが夢」

鈴「見ねぇよ!!」

輝「じゃあ片付けてよ。私も精力的に活動するから」

鈴「わかりましたよ…」


パチ

ジョーン


鈴「…何でパソコンをつけるの?」

輝「いや、書きかけのSSがあったから、あ、ちょっと待っ」



メメタァ



輝「わかったわよ、うどんげも出してあげるか」



メメタァ



輝「そんなものに私が」



メメタァ  グシャァッ



輝「カ…ハッ…!あとは…任せたわよ…、永琳…!」

鈴「五月蝿いのが黙ったことだし、さっさと片付けちゃお……」













て「途中で鈴仙ちゃん帰ってきたときは焦りましたねー」

永「まぁ、私のとっさの機転で事なきを得たけどね。そっち準備できた?」

て「OKですよー。そっちはどうです?」

永「ケーキなんて滅多に作らないけど、何とか形にはなってると思うわ」

て「どれどれ…?あ、おいしい」

永「よかった。これで不味かったら流石に間に合わないわ」

て「姫はちゃんと時間稼いでますかね…?」

永「ノックアウトでもされない限りは大丈夫でしょ。あ、そこ飾りつけ崩れてる」

て「あ、危な。…んしょっと」

永「完璧の状態で迎えないとね。なんてったって……」


















鈴「……私、誕生日に何やってんだろう……」

輝「あかんて!それ捨てたらあかんて!!」

鈴「3年前の雑誌なんかいらないでしょう」

輝「たまに読み返してニヤニヤするの!ほら、私の記事が載ってる」

鈴「……な、何事?」

輝「画力が足りないとか構成がまだ甘いとか書かれてるんだけど」

鈴「うぉッ、ま、漫画!?なんか最終選考残ってるし」

輝「ここまで来て落としやがって…。どうしてやろうかしら…」

鈴「ニヤニヤしてない!一片たりともニヤニヤしてない!!」

輝「と、漫才が一段落ついた所で、また来週」

鈴「え!?何そのエンドコーr」








妹『綺麗な設定書くとジンマシンできるんじゃないか?』
木「いや、オチが思いつかなかったから仕方なく」
妹『で、完成品のオチが酷いことになってるわけだが』
木「いや、なんか俺取り憑かれてるっぽい。蓮台野夜行聴きすぎた」
妹『言い訳にしては酷すぎるな。取り憑かれるのは自己責任だ』



一次設定と二次設定の境界を弄られた木製です。
過去のあとがきへの感謝でお茶を濁してみます。


そうみたい、レミ×霊はガチ設定みたい。
ありがとう、ありがとう名無し妖怪さん。
いや、ここはあえて朱鷺子さんと呼ぼう。
ありがとう、ありがとう朱鷺子さん。


醤油マーガリンご飯、マーガリンがいい味出してるぜ!
ありがとう、ありがとう変身Dさん。


…ちょっと過去ログ漁るのが面倒になってきたよ?



ありがとう、皆ありがとう!


投げやりな木製でした。
木製
コメント



1.名無し妖怪削除
>妹『私かい?私もずいぶん長い間ここにいるから、自分の事なんかとうに忘れちまったよ』
えと、つまりうどんげは落とし穴に嵌ってたってこと?
2.CODEX削除
まだ二重括弧の取れないもこが此処にw
うどんげつっこみごくろーさま
3.変身D削除
妹紅……(ホロリ
あと、しんみりさせられた後でのミミック。ちょっと吹きました(w
4.木製削除
>えと、つまりうどんげは落とし穴に嵌ってたってこと?
考えてなかったなんて口が裂けても(ぉ
とりあえず加筆訂正。アブドゥルもイチコロだぜ!
木製作品は場面を想像しないで読むと2%程美味しく(当社比)頂けます。
5.名無し妖怪削除
いい話になるかとおもったけどぶん投げましたねまた。
あと、もこたん、その生き方は駄目です……。