Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

極星

2006/09/21 14:45:36
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「……いよいよね…」



目が覚めてから頭が覚醒するまでに、2時間ほど費やしただろうか。
ついにこの日がやってきた。


後悔など、していない……。




窓の外は憎たらしいほどいい天気だった。


「さて、私も準備をするか……」


右腕を天へ向け、指を鳴らす。






パチン










『 極 星 』










ことの発端は、天狗が運んできた。




「これ……が、私に見せたい物?」


「はい。あなたに足りないもの、それがここにあります。」


「………。」



そういって私に見せてきたものは、数冊の文庫本だった。










ふと気が付くと、私は正装を見にまとっていた。

隣で咲夜が紅茶を入れていた。


いつもながらはやいこと。





「目覚ましの一杯です。どうぞ…」


「……朝の一杯はやっぱりこれに限るわね。」


「左様でございますか。」



普段は私の好む味だったが、なぜか今は酷く不味いように思えた。




それが無性に悲しく感じられた。







最近のお嬢様はどこか虚ろに感じられた。


そして、今日はっきり確信した。



今日、お嬢様の身に何か良くないことが起こる。




そう確信した要素はいくつもある。



1つ、ここ数日お嬢様が部屋に引きこもることが多くなってきた。

昨日においては、部屋から出てのはたった数十分というところだ。


2つ、今朝のお嬢様は明らかにいつもと様子が違った。

明らかに身構えている。そして、覚悟している。


3つ……

予定通りならば、あれが完成するのが今日なのだ。




あれの正体もなんとなく分かっていた。









「……ようやく、完成してしまったのね……」


完成『してしまった。』

お嬢様の優れないお顔と緊張の色の窺えるその台詞、そしてこの堂々たる風格が確信をさらに一歩、確信に近づけた。






館から多少離れた荒地にそれは建っていた。




明らかに過去の文明が生み出したことを思わせる、幾何学的なフォルム。


日の光を受けさらに輝きを増す、その神々しさ。


そして天高く聳える様が具現する、何者をも圧倒させる偉大な存在感。





私の思いついている答えが間違いであるならば……



そんな、絶望の中で見つけようとした希望はもう無かった。






「お嬢様……これ、は…一体……?」


訊ねてはいけない、そう思っていたにもかかわらず、口は自然に開いていた。



「一体……何なのですか……」








「これは……」












「私の墓よ。」





自分が落ちていく感じが分かった。


奈落とはこんなところなのだろうか。



お嬢様の姿も霞んできたようだ。





「ここには……早ければ、今日にでも…入ることになるわ……。」








深い闇が私を包む。さらに深淵へと引きずり込んでいく。


永遠に仕えると心に決めた、最愛の主人との別れがもう迫っているという。



運命を操れるお嬢様がここまで追い詰められているのだ、私が身を粉にしたところでどうすることも出来ないのだろう。





「咲夜。この墓はね、ある偉人が己の愛の証として建てたものだそうよ。」


「………。」


「私は皆を、フランやあなたを愛してあげられたかしら……。」



もう涙を堪えられそうにない。


お嬢様が覚悟しているのなら、私も最後に本心を告げよう。

そして私も共に果てよう。もしお嬢様が望むのなら私が紅魔館を、フランドール様をお守りし続けよう。




「……お嬢様は大変立派でおられました。誰もお嬢様を忘れることはありませんよ。」


「そうかしら。……ありがとう咲夜。」



眩しい笑顔だった。もうこの笑顔を決して忘れはしない。今までの日々を亡き物なんかにはしない。




「……彼の偉人はこの墓をこう名付けたそうよ……」





































「『聖帝十字稜』と。」


















































「だから私はそれを礎に、紅帝十字稜と命名することにするわ。」




は?



「……何を言っておられるのですか?」




「そう、彼は言った……。『愛ゆえに人は苦しまねばならぬ。』と……。」




「………。」



「そして彼の墓標に捧げられた最期の言葉……それは……」






『誰よりも愛深きゆえに』







「あら咲夜、知ってたの?」


この方はどこまでこうなんだろうか……。



そういえば、最後は確か……



「そして彼は、最愛の師と共にこの墓で永遠の眠りにつくのよ……。あぁ、愛…愛ってなんて素晴らしいの……」



最愛の…。


ならばここで私がとるべき行動は一つ……。















「お嬢様。まずは中をご覧になってはいかかですか?」

























―  同刻  博麗神社  ―


「おかわり。……なぁ霊夢、たまには出涸らしじゃないお茶が飲みたいぜ。」


「はいはい、また今度ね……って、あら?」


「おおぉ!?なんだ、地震か。」


「珍しいわね、地震な……」


「ん?どうした?」


「…いいえ、何でもないわ……はい、出涸らし。」




いつしか日は沈み夜が更けていった……。












「巨星、落つ…か。」
フラン「あれ?お姉様は?」
パチェ「……逃げたようね。自分から挑んできたくせに……」
フラン「え~、つまんな~い!」
小悪魔「逃げた、って……何があったんですか?」
パチェ「私と勝負して、負けた方は勝った方の言うことを何でも聞くってね…ナギッ」
フラン「私もせっかく裏サイマスターしてきたのにぃ…ブ~……」
あやや「こんばんわ~、っと。あれ?レミリアさんは?」
小悪魔「あはは……、なんでも試合放棄だとかなんとか……」
パチェ「ナギッナギッバォー!」
あやや「そうなんですか。原作もあげたので、キャラ愛で頑張るかと思ったんですが…」
フラン「負け続けて、心が折れちゃってたりして!」
パチェ「ナギッカクゴッ!ナギッバォーッ、テンショナギッ」
小悪魔「ははは……ありえる……」
フラン「剛○波のこと、マスタースパークって言ってもいいかな?いいよね?」
あやや「私も流星ループとバグsyゴホッゴホッ練習してきたんですけどね……」
パチェ「イィヤァー!ナギッナギッナギッカクゴッ!」
小悪魔「パチュリー様、少しは静かにしてください!」
パチェ「セッカッコー!」



題名で感づいた人、シリアスなの楽しみにしてた人、本当にごめん。


俺もう聖帝使うの疲れたよ。俺だってブーンループしたいよぉ……
けど、誰かがバグばっかりやって、うちのホームの撤去されました('A`)
時間も無いよぉ('A`)



ちなみに、アリスは妖星だと思います。
精一杯の斑鳩
コメント



1.名無し妖怪削除
あとがきの面子がぴったりすぎる。なのにやけに騒がしいパチェフイタwww
というか、レミリア以外みんな強キャラですかw

個人的に小悪魔の持ちキャラが気になって仕方ないんですが
2.あぐら削除
聖帝にトキはねぇだろ…
そして何気に裏サイマスターしてるフランが恐ろしい…
3.名前なんか無いさ削除
>小悪魔「パチュリー様、少しは静かにしてください!」
>パチェ「セッカッコー!」

ハゲワロスwwwwwwww
4.名無し妖怪削除
咲夜さん!早まっちゃダメッ!!

あとがき読まないと全体像が見えないね。あとがきが面白いけどw
5.名無し妖怪削除
いきなりサウザー吹いたw
6.精一杯の斑鳩削除
>名無し妖怪さん
最初は文=ブーンで北斗ネタをやりたかった。気付いたらこんなんなってた。
小悪魔はハート様です。ちょっとぽっちゃりした人が好きな気がする。

>あぐらさん
1:9ついたら流石に泣くよね。裏サイは慣れればいけるよ。

>名前なんか無いささん
ごめんねw俺の中じゃパチェはおかしいキャラなんで、ごめんね

>名無し妖怪さん
というか、アーケードの北斗知らないとあとがきも分かんないよねw

>名無し妖怪さん
レミリア様には急転直下ばっかさせて申し訳ないです。