ある、涼しい夜のことだった。
残暑の暑気も程よく消えた、秋のある日の夜半過ぎ。
中天には満月が座し、辺り一帯に虫の涼やかな鳴き声の響く中。
――それは、突然やってきた。
萃香「ミッシングパゥワアァー マ・キ・シ・マムゥゥゥッ!!!」
紫「ああ、突然萃香が全長50m以上の超巨体にっ!?」
霊夢「説明台詞ありがとってなに何なのちょっときゃああぁぁぁぁぁッ!?」
伊吹萃香が、キレたっ!!
――――各所に走る激震
咲夜「スクランブル、スクランブルっ!
緊急事態発生! 緊急事態発生!
全メイド隊及び門番隊は、第5乙種戦闘配備に就けっ!!
なお、これは訓練では無いっ! 繰り返す、これは訓練ではないっ!!」
幽々子「フフフ、見なさい妖夢。人がゴミのようよ」
妖夢「いやもう勘弁して下さい幽々子様……」
――――歓喜するマッドども
てゐ「永琳さまー。どうすんのこれ、マジで」
永琳「フフフ、愚問ねてゐ。貴方らしくもない。
こういう事態でこそ真価を問われるのが、天才というものよ」
魔理沙「フフフ……フハハハハ……フハーッハッハッハーッ!!!」
アリス「なにを悪役じみた三段笑いやってんのよっ!!」
――――――――そして、全ての元凶
紫「……あらあら」
霊夢「死ね」
――――しかし、幻想郷はただ事態に流されるような惰弱なモノの集まりにあらず
各人は各人の、己が信念を込めて立ち上がるっ!
それは、湖の畔で――――
咲夜「全メイド及び門番隊。総員配置に就きましたっ!!」
美鈴「エネルギー充填率135%超過っ! いつでも往けますっ!」
パチェ「電気系、魔力系、各伝達回路のチェック終了。どこにも問題無いわ」
レミリア「……了解。紅魔館極短期決戦形態『コウマジンガーR』っ! 出るわよっ!!」
総員「「「「イエッサーッ!!!」」」」
冥界で――――
幽々子「この西行寺幽々子が、何百年もただ呆としていたわけではない、ということ。
たっぷりと教えてあげるわ。 さあ、頼むわよ妖夢っ!!」
妖夢「………あーもー、幽々子様の阿呆ーっ!!!」
幽々子「西行寺幽々子完全形態 With西行妖……。とくとご覧なさいっ!!」
竹林で――――
鈴仙「ぞ、憎悪の空より来たりてっ!!」
永琳「正しき怒りを胸にっ!!」
二人『我らは魔を断つ剣を執るっ!!!』
永琳「汝、無垢なる兎刃 ウドンゲインっ!!
そしてアーンド、鈴仙マギウスモードッ!!」
鈴仙「って、え、なに、ってキャアアアァァァァァッ!?」
魔法の森で――――
アリス「バカやってないでさっさと逃げるわよっ!!」
魔理沙「……フっ、アリス。その答えは正解じゃないぜ」
アリス「だから、さっきから何言ってんのよっ!?」
魔理沙「マッドたる者、こういう時には、こう言うんだ。
そう、『こんなこともあろうかとっ!!!』」
魔理沙「……八頭身キノコから発想を得た巨大化薬っ!! 手元にあったのは幸いだったぜっ!!
さあ、私んちの庭先を踏み荒らしてくれた借り、熨斗付けて返してもらうぜっ!!」
幻想郷の傑物たちも参戦し、混乱の度合いを増す戦場――
これを鎮圧できるのは――――――博麗の巫女だけだっ!!
霊夢「…………お茶が美味しいわ」
紫「…………そうね」
――――絡み合う思惑っ!
慧音「全ては、仕組まれていたんだっ!!!」
村人「「「「「な、なんだってーっ!?」」」」」
――――拡大する被害っ!
ウサギ「ああっ! 姫様が妹紅さんと一緒に吹っ飛ばされましたー!」
永琳「ほっときなさい。姫様だし死にゃしないわ」
――――引き裂かれる絆っ!
チルノ「大ちゃんっ………逃げてーっ!!!」
大妖精「チルノちゃん!?……………チルノちゃーんっ!!!」
――――開かれる、過去への扉っ!
幽々子「……これは……なに? ダレの、記憶なの? 私は……ワタシは………」
紫「―――っ!? 幽々子っ! 見ては駄目っ!!」
―――――――そして、下される神罰―――――――――
魔理沙「ちょっと待てっ!! 閻魔に大仏は関係ないだろっ!?」
映姫「シャラップっ!!!」
生き残るのは―――――――
――――SAAAaaaaaaaKEEEEeeeeeeeeEEEEっ!!!
「ロケット・スカーレット・シュートッ!!」
「冥界の姫の真価を見なさいっ!!!」
「千本桜・西行っ!!」
「違う! 色んな意味で違うっ!!」
「仏滅クラッシャーっ!!!」
「アタイったら最強ねっ!!」
「レミリア・インパクトーッ!!!」
「師匠それ二重の意味で版権ヤバイーっ!!」
「⑨とは違うのだよ⑨とはっ!!」
「お嬢様! ダメですっ!!」
「戦闘は火力っ!!」
「いーや、知恵と勇気、だっ!!」
「人間を、舐めるなああぁぁぁぁぁっ!!!!」
「貧乳貧乳貧乳!!
よかろうナイムネめ。我らが仏罰の味、噛み締めるが良い」
「今宵は満月。
ナイトピープルの宴に無粋は許さない」
――――NIiiiiHOOoooNnSYuuuuuっ!!!
「アーハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
「そんなに欲しいかっ! 私の見てきた戦争がっ!!」
「これが、旧作世界を灼き払った神(主)の火だ」
――――――――誰だっ!!!
香霖「……歴史は、常に勝者が書き記す。
故に、主観で歪められ、都合で捏造され、真実の形は容易に失われる。
だから、僕は書き留めることにしたんだ。
誰とも関わらず、誰にも干渉せず。
ただ、見たままの歴史を。一個の記録装置として」
この秋お送りする超大作(多分)っ!!
幻想郷 なんとなくやってみたかった巨編っ!!
『 幻想郷大戦 ――博麗神社最後の日―― 』
COMING SOON………
残暑の暑気も程よく消えた、秋のある日の夜半過ぎ。
中天には満月が座し、辺り一帯に虫の涼やかな鳴き声の響く中。
――それは、突然やってきた。
萃香「ミッシングパゥワアァー マ・キ・シ・マムゥゥゥッ!!!」
紫「ああ、突然萃香が全長50m以上の超巨体にっ!?」
霊夢「説明台詞ありがとってなに何なのちょっときゃああぁぁぁぁぁッ!?」
伊吹萃香が、キレたっ!!
――――各所に走る激震
咲夜「スクランブル、スクランブルっ!
緊急事態発生! 緊急事態発生!
全メイド隊及び門番隊は、第5乙種戦闘配備に就けっ!!
なお、これは訓練では無いっ! 繰り返す、これは訓練ではないっ!!」
幽々子「フフフ、見なさい妖夢。人がゴミのようよ」
妖夢「いやもう勘弁して下さい幽々子様……」
――――歓喜するマッドども
てゐ「永琳さまー。どうすんのこれ、マジで」
永琳「フフフ、愚問ねてゐ。貴方らしくもない。
こういう事態でこそ真価を問われるのが、天才というものよ」
魔理沙「フフフ……フハハハハ……フハーッハッハッハーッ!!!」
アリス「なにを悪役じみた三段笑いやってんのよっ!!」
――――――――そして、全ての元凶
紫「……あらあら」
霊夢「死ね」
――――しかし、幻想郷はただ事態に流されるような惰弱なモノの集まりにあらず
各人は各人の、己が信念を込めて立ち上がるっ!
それは、湖の畔で――――
咲夜「全メイド及び門番隊。総員配置に就きましたっ!!」
美鈴「エネルギー充填率135%超過っ! いつでも往けますっ!」
パチェ「電気系、魔力系、各伝達回路のチェック終了。どこにも問題無いわ」
レミリア「……了解。紅魔館極短期決戦形態『コウマジンガーR』っ! 出るわよっ!!」
総員「「「「イエッサーッ!!!」」」」
冥界で――――
幽々子「この西行寺幽々子が、何百年もただ呆としていたわけではない、ということ。
たっぷりと教えてあげるわ。 さあ、頼むわよ妖夢っ!!」
妖夢「………あーもー、幽々子様の阿呆ーっ!!!」
幽々子「西行寺幽々子完全形態 With西行妖……。とくとご覧なさいっ!!」
竹林で――――
鈴仙「ぞ、憎悪の空より来たりてっ!!」
永琳「正しき怒りを胸にっ!!」
二人『我らは魔を断つ剣を執るっ!!!』
永琳「汝、無垢なる兎刃 ウドンゲインっ!!
そしてアーンド、鈴仙マギウスモードッ!!」
鈴仙「って、え、なに、ってキャアアアァァァァァッ!?」
魔法の森で――――
アリス「バカやってないでさっさと逃げるわよっ!!」
魔理沙「……フっ、アリス。その答えは正解じゃないぜ」
アリス「だから、さっきから何言ってんのよっ!?」
魔理沙「マッドたる者、こういう時には、こう言うんだ。
そう、『こんなこともあろうかとっ!!!』」
魔理沙「……八頭身キノコから発想を得た巨大化薬っ!! 手元にあったのは幸いだったぜっ!!
さあ、私んちの庭先を踏み荒らしてくれた借り、熨斗付けて返してもらうぜっ!!」
幻想郷の傑物たちも参戦し、混乱の度合いを増す戦場――
これを鎮圧できるのは――――――博麗の巫女だけだっ!!
霊夢「…………お茶が美味しいわ」
紫「…………そうね」
――――絡み合う思惑っ!
慧音「全ては、仕組まれていたんだっ!!!」
村人「「「「「な、なんだってーっ!?」」」」」
――――拡大する被害っ!
ウサギ「ああっ! 姫様が妹紅さんと一緒に吹っ飛ばされましたー!」
永琳「ほっときなさい。姫様だし死にゃしないわ」
――――引き裂かれる絆っ!
チルノ「大ちゃんっ………逃げてーっ!!!」
大妖精「チルノちゃん!?……………チルノちゃーんっ!!!」
――――開かれる、過去への扉っ!
幽々子「……これは……なに? ダレの、記憶なの? 私は……ワタシは………」
紫「―――っ!? 幽々子っ! 見ては駄目っ!!」
―――――――そして、下される神罰―――――――――
魔理沙「ちょっと待てっ!! 閻魔に大仏は関係ないだろっ!?」
映姫「シャラップっ!!!」
生き残るのは―――――――
――――SAAAaaaaaaaKEEEEeeeeeeeeEEEEっ!!!
「ロケット・スカーレット・シュートッ!!」
「冥界の姫の真価を見なさいっ!!!」
「千本桜・西行っ!!」
「違う! 色んな意味で違うっ!!」
「仏滅クラッシャーっ!!!」
「アタイったら最強ねっ!!」
「レミリア・インパクトーッ!!!」
「師匠それ二重の意味で版権ヤバイーっ!!」
「⑨とは違うのだよ⑨とはっ!!」
「お嬢様! ダメですっ!!」
「戦闘は火力っ!!」
「いーや、知恵と勇気、だっ!!」
「人間を、舐めるなああぁぁぁぁぁっ!!!!」
「貧乳貧乳貧乳!!
よかろうナイムネめ。我らが仏罰の味、噛み締めるが良い」
「今宵は満月。
ナイトピープルの宴に無粋は許さない」
――――NIiiiiHOOoooNnSYuuuuuっ!!!
「アーハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
「そんなに欲しいかっ! 私の見てきた戦争がっ!!」
「これが、旧作世界を灼き払った神(主)の火だ」
――――――――誰だっ!!!
香霖「……歴史は、常に勝者が書き記す。
故に、主観で歪められ、都合で捏造され、真実の形は容易に失われる。
だから、僕は書き留めることにしたんだ。
誰とも関わらず、誰にも干渉せず。
ただ、見たままの歴史を。一個の記録装置として」
この秋お送りする超大作(多分)っ!!
幻想郷 なんとなくやってみたかった巨編っ!!
『 幻想郷大戦 ――博麗神社最後の日―― 』
COMING SOON………
読みてぇぇぇw
このテの予告やって、本編書いた人見たことないんで…
期待します。