幻想郷には 妖怪がすむの
頼れる霊夢は いつも餓死寸前
弾幕にかけた青春 でも
霊夢餓死寸前
アリスは私の 友達じゃないけど
私の友達とも 友達ではない
だいたいそんな 感じ
ギャグ東方日和
名探偵かよ! うどげちゃん
うどげちゃんは近所でも評判の名探偵だよ
この世の全ての犯罪者はたとえ師匠だろうが友人だろうがけして容赦することなく自慢の眼で人格を崩壊させてでも捕まえるくらいの心がまえだよ。
学校で大事件
キャーー!!
「ムム、事件のようね」
「お、久々にうどげの名推理が見られそうだな」
「どうしたのチェン美ちゃん。机の中にリグルの死体でも入れられてたの?」
「妙に発想が恐ろしいぞ、うどげ」
「世の中は荒んでいるから何が起きても不思議ではないのよラン吉くん。
ところで全然関係ないけどやけにピッチリした服を着てるのねラン吉くん」
「き、気のせいだ。話は戻るが何かが盗まれたとかではないのか?」
「そうなの?」
「私のスクール水着が盗まれたの。えーん、えーん」
「な、なんて破廉恥な。許せないな、うど…あー!」
<○><○>
うどげの目つきが鋭くなった。
これはうどげのインスピレーションが働いた証だ。
この特徴から別名『うどげちゃん目つき悪っ! そして紅っ!』と呼ばれている。
この鋭い目から逃れられる犯人は1人もいない。
さあ、はじまるぞ。うどげの名推理が!!
<○><○>
少女隙間送り中
のぞきなんて最低だ!
キャーー!!
「ムム、事件のようね。どうしたの?」
「ああ、うどげか。見ての通り事件だ」
「何があったの霊夢ちゃん?」
「のぞきよ、うどげ。誰かが私の脱衣シーンをのぞいてたよ」
<○><○>
「な、違う! 私ではない。そんな目で見るな! たしかに前科はあるが…」
「ラン吉じゃないわ。犯人は逃げる途中『ちん、ちん』と言っていたもの」
「『ちん、ちん』か。普通に考えれば犯人は夜雀。でも『珍事件だよ、霊夢ちゃんの一糸纏わぬその脇チラ。えーい、チンジャオロースもう一杯!!』の略かもしれない」
「その線はないだろ! チンジャオロースを食べながらのぞきなんて犯罪史上例がないぞ」
「まじめに考えるんだ、うどげ。許せないことだぞ、のぞきなんか。しかも捜査をかく乱するために狐のくせに夜雀の鳴き真似など残すとはなんと卑劣な」
ピクッ
「のぞきなんて最低で卑怯な行いだ!」
<○><○>
少女隙間送り中
うどげちゃん最後の名推理
「悪質なストーカーからいやらしい手紙が来たの」
「な、なんですってー」
「わ、私のチェン美になんてことを…許せない」
『チェン美へ
今日 おまえの部屋に入ってやるぞ
フフ フフフフフフフフ
ラン吉 』
<○><○>
少女隙間送り中
犯人っスか! ラン吉くん
「最近事件がなくてつまんないわ。ちょっとー、内臓破裂しなさいよラン吉くん」
「な、何を言い出すんだおまえは。ほら、白石先生がきたぞ」
「えー、最近学校の近辺で露出魔が出没するようです。何かあったらすぐ先生に報告してください」
「ほ、ほら。事件だぞ、うどげ。なにやら破廉恥な事件のようだ」
「露出魔か…あんたじゃないでしょうね?」
「ち、違う。そんな何でもかんでも私のせいにするな! 失敬な」
「昨日はチェン美ちゃんが被害にあったようです。チェン美ちゃん、そのときのことを話してください」
「下半身裸のラン吉くんが満面の笑みで『テンコー楽しいよ、テンコー』と言いながら家までついてきました」
<○><○>
「フッ、また私か。まいったな、ハハ…」
うどげちゃんの憂鬱
「どうしたうどげ。今日はやけにおとなしくないか?」
「実は今日学校にきたら下駄箱に『うどげちゃん、何その目? 怖っ! そして紅っ!!』って書かれた紙が入ってたのよ」
「それはきっとうどげの才能に嫉妬したやつがしたんだろう。あまり気にするな」
「その点ラン吉くんは無能だから苦労がなくて良さそうね」
「む、無能? 失礼な。私にだって何かしら努力をしてるんだ。たとえばこの胸は大きく見えるが実は某悪魔城のメイドに習って詰め物をしてるんだ。
ほら、中身を取ったらこの通りEからDに」
「十分あるじゃないの」
「ねえ、うどげちゃん。実は昨日、私の部屋に泥棒が入ったの」
<○><○>
「お、おいなんだその目は。今回ばかりは私じゃない」
「盗まれたのは私の靴下よ。スーさんの刺繍入りの」
「な、なんだと? 私のチェン美の靴下を。犯人は絶対変態だ。変態という名の淑女だ」
<○><○>
「フ、見事な推理だったよ、うどげ。しかし1つだけ見落としていることがある」
「なんですってー」
私もまた、靴下に踊らされただけの犠牲者の1人に過ぎないってことさ
少女隙間送り中
終わら
原作のテンポを程よく踏襲してて○
「犠牲者の一人だったのさ・・・」があれば完璧だった
ララララ ラララ ラー!(ED)