ようこそ、諸君。今日、君たちをここにお呼びしたのは他でもない。
ここは、どこだ? そう、ここは幻想郷。幻想の名の下に集った、種々様々な『実体』が暮らす世界だ。
当然、その世界においては、一つのイメージというものが、幻想の中に生きる彼ら、彼女らを定義する要素となるだろう。今回、私は一つの実験というものをしてみたいと思う。君たちにはそれに立ち会ってもらい、実験結果の生き証人になってもらいたいわけだ。
何、悪いようにはしないよ。
……ん? 私の名前は、って?
そうだな……私は……そう、ミズ・Rとでも名乗っておこうか。ちなみにミスやミセスは結婚してない女性への差別にもつながることがあるから、中立であるミズを使うのが、最近じゃ一般的ってけーねが言ってた……こほん。
それでは、実験をスタートしよう。
今回の実験内容は、ずばり、これだ。
『紅魔館の方々が、ダメ人間だったら?』
一部以上、人間じゃないのが混じっているが、それについては追求しないで頂きたい。それでは始めようか。
Case1 レミリアがダメだった場合
「す~……す~……」
どんな悪魔でも寝顔は天使ね……ほんと……。あんな感じで、いつもいてくれたら、私も楽なのに……って、こほん。
それでは、実験開始だ。
「……?」(起きたようだな)
「……? ……?」(寝ぼけ眼で何かを捜しているようだが……?)
「……うぇ……」(……ん?)
「ふぇ~ん……さくやがいないよ~……。さくやぁ~、どこぉ~!?
うぁ~ん、あ~ん! さくやぁ~!」
結論:幼児化が進み、『レミリア・スカーレット』が『れみりゃ・すかーれっと』としてデフォになる
Case2 十六夜咲夜がダメだった場合
「それでは、皆さん。本日のメイド講習は、『美味しいお茶の淹れ方』です」
『はい、メイド長』(ふむ、これが紅魔館の日常か)
「では、私が、まず最初に手本を見せるのでそれに続いてください」
『はい、メイド長』(さて、どんな結果が待っているのやら……)
「……それでは」(って、なぜ脱ぐ!?)
『な、何――――――――っ!?』
「ちょっと、何脱いでるんですか、メイド長!」
「そもそも紅茶を淹れるのに脱ぐ必要が!?」
「何ですって……?」
『ひっ……!』
「服も脱がずに紅茶が淹れられるかこんちくしょ――――――っ!!」
結論:声がう○だゆう○になる
ここで皆さんに紹介だ。
『十六夜流 正しい紅茶の淹れ方
1:服を脱ぐ
2:服を畳む
3:紅茶を淹れる
4:塩と砂糖を間違える』
Case3 紅美鈴がダメだった場合
「よう、中国。いつも通り、図書館に用があって来たぜ」(ほんと、あいつは相変わらずねぇ……。真っ当に扉をくぐるなら、ちゃんと通してくれるって言われてるじゃない……って、こほん。独り言だ)
「……なんだと?」
「へっ……今回こそ、あんたを倒して図書館に入らせてもらうと言ったのさ」(……む?)
「ふん……愚か者が」(何この展開?)
「二度は……言わないぜ」
「愚かな……。うぬごときの実力で、この紅美鈴を紅王号から引きずりおろせるとでも思ったか!」
「やってみなくちゃわからないものさ! 行くぞ、美鈴! 今回こそ、お前を倒すっ!」
「下らぬ……。その浅ましき考え、すぐにも後悔させてやろう!!」
結論:マイナスとマイナスをかけるとプラスになる。
っていうか、誰か世紀末救世主呼んできて世紀末救世主!
Case4 パチュリーがダメだった場合
「げほっ……ごほっ……。ああ、調子が悪い……」(いつものことだな)
「全く……。それなのに、どうしてこう、うちの場合は猫度が……げほごほ……」(あいつも苦労してるのね……こほん。独り言だ、気にするな)
「……しょうがない。
めんどくさいから、とっととお帰りになってもらうわ。げほごほげほっ。こ、小悪魔、水っ!」(いいから寝てろ。安静にして)
「……げほっ、ごほっ。
……そ、それじゃ、行くわよ。
日輪の力を借りて以下省略ロイヤルフレアー!!」
結論:やたらいい加減なのに容赦ないEX化するパチェ萌え
Case5 フランドールがダメだった場合
「ねーねー、そこのあなたー。一緒に弾幕ごっこしてあそぼー」(何かいつもと変わらないな……)
「い、いえ。フランドール様。私はこれからお仕事がありますから」
「いーじゃんいーじゃん。あそぼーよー。ねーねー」
「だ、だからダメですってば」
「ぶぅー、ケチー。あそぼあそぼーあーそーぼー!」
「だからだめ……め……だだっ……めめっ……めるぽぉっ!」
がっ!!
「ん~……間違えたかな?」
結論:アミバ様
以上が、紅魔館の主だったメンバーがダメになったら見られるであろう光景である。
今回の実験については、厳正な審査及び管理の元で行われている。以上の結果を記録した後、何事もなかったかのように幻想郷は元の姿を取り戻すだろう。
すなわち、それが幻想郷だからだ。
ここで、私から総括を述べる。
総括:だめだこりゃ
ここは、どこだ? そう、ここは幻想郷。幻想の名の下に集った、種々様々な『実体』が暮らす世界だ。
当然、その世界においては、一つのイメージというものが、幻想の中に生きる彼ら、彼女らを定義する要素となるだろう。今回、私は一つの実験というものをしてみたいと思う。君たちにはそれに立ち会ってもらい、実験結果の生き証人になってもらいたいわけだ。
何、悪いようにはしないよ。
……ん? 私の名前は、って?
そうだな……私は……そう、ミズ・Rとでも名乗っておこうか。ちなみにミスやミセスは結婚してない女性への差別にもつながることがあるから、中立であるミズを使うのが、最近じゃ一般的ってけーねが言ってた……こほん。
それでは、実験をスタートしよう。
今回の実験内容は、ずばり、これだ。
『紅魔館の方々が、ダメ人間だったら?』
一部以上、人間じゃないのが混じっているが、それについては追求しないで頂きたい。それでは始めようか。
Case1 レミリアがダメだった場合
「す~……す~……」
どんな悪魔でも寝顔は天使ね……ほんと……。あんな感じで、いつもいてくれたら、私も楽なのに……って、こほん。
それでは、実験開始だ。
「……?」(起きたようだな)
「……? ……?」(寝ぼけ眼で何かを捜しているようだが……?)
「……うぇ……」(……ん?)
「ふぇ~ん……さくやがいないよ~……。さくやぁ~、どこぉ~!?
うぁ~ん、あ~ん! さくやぁ~!」
結論:幼児化が進み、『レミリア・スカーレット』が『れみりゃ・すかーれっと』としてデフォになる
Case2 十六夜咲夜がダメだった場合
「それでは、皆さん。本日のメイド講習は、『美味しいお茶の淹れ方』です」
『はい、メイド長』(ふむ、これが紅魔館の日常か)
「では、私が、まず最初に手本を見せるのでそれに続いてください」
『はい、メイド長』(さて、どんな結果が待っているのやら……)
「……それでは」(って、なぜ脱ぐ!?)
『な、何――――――――っ!?』
「ちょっと、何脱いでるんですか、メイド長!」
「そもそも紅茶を淹れるのに脱ぐ必要が!?」
「何ですって……?」
『ひっ……!』
「服も脱がずに紅茶が淹れられるかこんちくしょ――――――っ!!」
結論:声がう○だゆう○になる
ここで皆さんに紹介だ。
『十六夜流 正しい紅茶の淹れ方
1:服を脱ぐ
2:服を畳む
3:紅茶を淹れる
4:塩と砂糖を間違える』
Case3 紅美鈴がダメだった場合
「よう、中国。いつも通り、図書館に用があって来たぜ」(ほんと、あいつは相変わらずねぇ……。真っ当に扉をくぐるなら、ちゃんと通してくれるって言われてるじゃない……って、こほん。独り言だ)
「……なんだと?」
「へっ……今回こそ、あんたを倒して図書館に入らせてもらうと言ったのさ」(……む?)
「ふん……愚か者が」(何この展開?)
「二度は……言わないぜ」
「愚かな……。うぬごときの実力で、この紅美鈴を紅王号から引きずりおろせるとでも思ったか!」
「やってみなくちゃわからないものさ! 行くぞ、美鈴! 今回こそ、お前を倒すっ!」
「下らぬ……。その浅ましき考え、すぐにも後悔させてやろう!!」
結論:マイナスとマイナスをかけるとプラスになる。
っていうか、誰か世紀末救世主呼んできて世紀末救世主!
Case4 パチュリーがダメだった場合
「げほっ……ごほっ……。ああ、調子が悪い……」(いつものことだな)
「全く……。それなのに、どうしてこう、うちの場合は猫度が……げほごほ……」(あいつも苦労してるのね……こほん。独り言だ、気にするな)
「……しょうがない。
めんどくさいから、とっととお帰りになってもらうわ。げほごほげほっ。こ、小悪魔、水っ!」(いいから寝てろ。安静にして)
「……げほっ、ごほっ。
……そ、それじゃ、行くわよ。
日輪の力を借りて以下省略ロイヤルフレアー!!」
結論:やたらいい加減なのに容赦ないEX化するパチェ萌え
Case5 フランドールがダメだった場合
「ねーねー、そこのあなたー。一緒に弾幕ごっこしてあそぼー」(何かいつもと変わらないな……)
「い、いえ。フランドール様。私はこれからお仕事がありますから」
「いーじゃんいーじゃん。あそぼーよー。ねーねー」
「だ、だからダメですってば」
「ぶぅー、ケチー。あそぼあそぼーあーそーぼー!」
「だからだめ……め……だだっ……めめっ……めるぽぉっ!」
がっ!!
「ん~……間違えたかな?」
結論:アミバ様
以上が、紅魔館の主だったメンバーがダメになったら見られるであろう光景である。
今回の実験については、厳正な審査及び管理の元で行われている。以上の結果を記録した後、何事もなかったかのように幻想郷は元の姿を取り戻すだろう。
すなわち、それが幻想郷だからだ。
ここで、私から総括を述べる。
総括:だめだこりゃ