物には必ず属性がある。
属性は弱点と同じなの。
黒い魔法使いは「弾幕はパワーだ」と言うし、
七色の人形遣いは「弾幕はブレイン」と言う。
確かに、力が無ければ簡単に撃ち負けてしまうし、
頭を使わなければ、力があっても使いこなせないわ。
両者の意見は、正しい。
けど、私は「相手を知る」必要もあると思う。
相手の方が力、知識が勝っていても、自分が速度、技術、経験で劣っていても、
相手の弱点を把握し、そこを的確に突けば、勝てる。
古来、そのようにして戦況をひっくり返した事例は多々あるわ。
そして、弱点を知るとは属性を知る事なの。
物には必ず属性がある。
大きく分ければ日と月、陽と陰。
でも、これでは大雑把すぎるから、
木、火、土、金、水
つまり五行に当てはめ、相手の弱点を知る。
つまり、「弾幕は情報」
まぁ、人形遣いに近いのだけれど
これが、私の持論。
……え？
皆の弱点が知りたい、ですって？
……面白くもなんとも無いわよ？
……ふぅ、判ったわ。
今日は気分も良いし、特別よ？
それに、弱点を知っても実践できなきゃ意味が無いわ。
それを覚えておく事。
まずは、紅白からね……
紅白は「無重力」で全ての重圧、肩書きを『平坦』化してしまうわ。
それに彼女は魔理沙と違って曲線も直線自在。『曲直』
つまり、彼女は『木』属性
金剋木、つまりは、金に属する『ワサビ』が紅白の弱点ね
次は魔理沙ね……
魔理沙は『霧雨』の名が示すとおり『水』属性。
水は入れ物から零れてしまえば流れ落ちるだけ。『潤下』
とても単純な水だけれど、その流れは量が増えれば激流にもなるわね。
激流は全てを打ち砕く力。
単純だけど、高威力な魔法を好む魔理沙そのもの。
そして、土剋水、土属性の『うなぎ』が魔理沙の弱点ね
次はアリス。
彼女はとても器用ね。
多分、幻想郷でも五指に入るんじゃないかしら？
そんな彼女は霊夢と同じく『木』属性。
木気は震と巽、つまり雷と風も司る器用な属性なの。
彼女にとって人形は手足の延長でしょ？
木にとっての枝と一緒よ。
金剋木、金属性の『唐辛子』がアリスの弱点ね。
ん、咲夜の弱点？
咲夜は『金』よ。
刃物を扱う者は金属性。
そうね、あの半人半霊も咲夜と同じね。
火剋金、二人は火属性の『ゴーヤ』『高麗人参』が弱点ね。
そうそう、亡霊嬢も同じく『金』よ。
何故って？
アンデッドは火に弱い……
まぁ、他にも理由はあるわ。
未確認だけど、亡霊嬢が西行妖って妖怪桜を封印してる事がその証明ね。
桜は『木』でしょ？
だから『金』。
後はあの鬼ね……
あの鬼の名前や能力の「疎と萃」のとおり、『水』ね。
水は散らせば霧になり、集めれば湖になる。
さらに凝縮すれば氷にも成り得る。
それに炒った『大豆』にも弱い。
大豆は『土』属性。
土剋水ね。
え……？
スキマ？
あぁ、彼女は『隙間妖怪』って言うほどだから
季節の隙間の『土用』ね。
それで『木』属性の『梅干』をあげたんだけど……
喜んで持って帰ったわね。
……えぇ、確かに、胡散臭い存在ね。
なに？
私の属性を知りたいの？
……ま、いいけど。
私は『土』属性よ。
自分で言うのもアレだけど、私は動かないでしょ？
静止の艮、静寂の坤。
だから私は『土』属性なのよ。
まぁ、私の場合は弱点を克服すること位造作も無いことだけど。
「ふぅん……ねぇパチェ」
先ほどまで大人しくしていたレミィが口を開く。
「なにかしら？」
「私は？」
少し膨れるレミィが可愛い……って、違うわね。
「レミィの？」
「そうよ、私の名前が出てないじゃないの」
「そうね……じゃあ苦手なものから逆に推測してみるわ。
日光に弱くて、流水が渡れない。
さらに鰯の頭も苦手……ってやっぱり多いわね……」
「仕方ないでしょ？
私だって嫌なのに……」
「日光は『火』流水、鰯は『水』だから……
火剋金と、相手に力を与えてしまう金生水かしら？
そうね、レミィは『金』属性ね。」
「ふぅん……」
あ、レミィが椅子にもたれたわね。
興味がなくなった証拠ね……
「……面白くないって言ったでしょ？」
「話はもういいわ
久々にアレでもどうかしら？」
レミィがニヤリと笑う。
「アレ？」
「そう、アレよ」
私は開いていた本を閉じる。
久々にレミィとアレをするために。
「丁度開発したスペルがあったわね……」
お互いにスペルカードを準備。
物には必ず属性がある。
属性は弱点と同じなの。
「さ、始めましょう？」
属性は弱点と同じなの。
黒い魔法使いは「弾幕はパワーだ」と言うし、
七色の人形遣いは「弾幕はブレイン」と言う。
確かに、力が無ければ簡単に撃ち負けてしまうし、
頭を使わなければ、力があっても使いこなせないわ。
両者の意見は、正しい。
けど、私は「相手を知る」必要もあると思う。
相手の方が力、知識が勝っていても、自分が速度、技術、経験で劣っていても、
相手の弱点を把握し、そこを的確に突けば、勝てる。
古来、そのようにして戦況をひっくり返した事例は多々あるわ。
そして、弱点を知るとは属性を知る事なの。
物には必ず属性がある。
大きく分ければ日と月、陽と陰。
でも、これでは大雑把すぎるから、
木、火、土、金、水
つまり五行に当てはめ、相手の弱点を知る。
つまり、「弾幕は情報」
まぁ、人形遣いに近いのだけれど
これが、私の持論。
……え？
皆の弱点が知りたい、ですって？
……面白くもなんとも無いわよ？
……ふぅ、判ったわ。
今日は気分も良いし、特別よ？
それに、弱点を知っても実践できなきゃ意味が無いわ。
それを覚えておく事。
まずは、紅白からね……
紅白は「無重力」で全ての重圧、肩書きを『平坦』化してしまうわ。
それに彼女は魔理沙と違って曲線も直線自在。『曲直』
つまり、彼女は『木』属性
金剋木、つまりは、金に属する『ワサビ』が紅白の弱点ね
次は魔理沙ね……
魔理沙は『霧雨』の名が示すとおり『水』属性。
水は入れ物から零れてしまえば流れ落ちるだけ。『潤下』
とても単純な水だけれど、その流れは量が増えれば激流にもなるわね。
激流は全てを打ち砕く力。
単純だけど、高威力な魔法を好む魔理沙そのもの。
そして、土剋水、土属性の『うなぎ』が魔理沙の弱点ね
次はアリス。
彼女はとても器用ね。
多分、幻想郷でも五指に入るんじゃないかしら？
そんな彼女は霊夢と同じく『木』属性。
木気は震と巽、つまり雷と風も司る器用な属性なの。
彼女にとって人形は手足の延長でしょ？
木にとっての枝と一緒よ。
金剋木、金属性の『唐辛子』がアリスの弱点ね。
ん、咲夜の弱点？
咲夜は『金』よ。
刃物を扱う者は金属性。
そうね、あの半人半霊も咲夜と同じね。
火剋金、二人は火属性の『ゴーヤ』『高麗人参』が弱点ね。
そうそう、亡霊嬢も同じく『金』よ。
何故って？
アンデッドは火に弱い……
まぁ、他にも理由はあるわ。
未確認だけど、亡霊嬢が西行妖って妖怪桜を封印してる事がその証明ね。
桜は『木』でしょ？
だから『金』。
後はあの鬼ね……
あの鬼の名前や能力の「疎と萃」のとおり、『水』ね。
水は散らせば霧になり、集めれば湖になる。
さらに凝縮すれば氷にも成り得る。
それに炒った『大豆』にも弱い。
大豆は『土』属性。
土剋水ね。
え……？
スキマ？
あぁ、彼女は『隙間妖怪』って言うほどだから
季節の隙間の『土用』ね。
それで『木』属性の『梅干』をあげたんだけど……
喜んで持って帰ったわね。
……えぇ、確かに、胡散臭い存在ね。
なに？
私の属性を知りたいの？
……ま、いいけど。
私は『土』属性よ。
自分で言うのもアレだけど、私は動かないでしょ？
静止の艮、静寂の坤。
だから私は『土』属性なのよ。
まぁ、私の場合は弱点を克服すること位造作も無いことだけど。
「ふぅん……ねぇパチェ」
先ほどまで大人しくしていたレミィが口を開く。
「なにかしら？」
「私は？」
少し膨れるレミィが可愛い……って、違うわね。
「レミィの？」
「そうよ、私の名前が出てないじゃないの」
「そうね……じゃあ苦手なものから逆に推測してみるわ。
日光に弱くて、流水が渡れない。
さらに鰯の頭も苦手……ってやっぱり多いわね……」
「仕方ないでしょ？
私だって嫌なのに……」
「日光は『火』流水、鰯は『水』だから……
火剋金と、相手に力を与えてしまう金生水かしら？
そうね、レミィは『金』属性ね。」
「ふぅん……」
あ、レミィが椅子にもたれたわね。
興味がなくなった証拠ね……
「……面白くないって言ったでしょ？」
「話はもういいわ
久々にアレでもどうかしら？」
レミィがニヤリと笑う。
「アレ？」
「そう、アレよ」
私は開いていた本を閉じる。
久々にレミィとアレをするために。
「丁度開発したスペルがあったわね……」
お互いにスペルカードを準備。
物には必ず属性がある。
属性は弱点と同じなの。
「さ、始めましょう？」
饅頭の属性ってなんだろう？(´・ω・)ﾌ
饅頭の起源らしい、河（水）の氾濫を治める（剋）生贄からも、土属性と推測。
でも、紫の場合は「饅頭恐い」ネタじゃないかなー？（自信無し