Coolier - 新生・東方創想話

従者と主人の愛

2008/12/20 11:26:27
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*読む際のご注意
1:キャラ崩壊(崩れ去ってます)
2:ベッタベタの激甘(甘い物苦手は人には害です)
3:読む価値すらない駄文
4:展開が基本カオス
5:誤字 脱字 多々ありかも(見逃してる点が多々の可能性大)

それでもいいという方のみ スクロールしてってください(あと以前ここで自分の名前を見たという方は先にあとがきをご覧ください・・・)

















「愛してるわ 咲夜」
「お・・・お嬢様・・・」

何故こんな状況になったのだろう。 私は後ずさりをし、お嬢様がゆっくりと歩み寄ってくる。 そして、内背中に壁を感じ、逃げ場を失った。 お嬢様は止まらない。 ゆっくり、でも確実に距離を詰めてくる。

「さぁ あなたの血をちょうだい 咲夜」

美しい微笑み。 赤い瞳に睨まれ、何も言う事が出来ない。 抗えない。 鼓動が速くなる。 しかし、感じるのは恐怖ではなく、むしろ嬉しさ。

「じっとしてなさい いいわね?」
「はい・・・」

本当に予想もしなかった。 今日はとても良い日だったのに、何故だろう。 いや、この状況も嬉しいと言えば嬉しいのだが。 ああ、愛しのお嬢様が私の血を欲されるなんて・・・じゃなく・・・何故朝の出来事がこんな結果に・・・



「咲夜ー」
「なんですか?」
「今日二人で出掛けない?」
「はい!?」

思わず大声を出してしまった。 お嬢様は目をパチクリさせながらこっちを見ている。 あ、マズイ。 鼻の奥がムズムズしてきた。

「ど・・・どうしたのよ?」
「い・・・いえ・・・すいません・・・」
「別に嫌ならいいわよ」
「いえ! 嫌だなんてとんでもない! むしろ是非!!」
「そ・・・そう?」

はっ! 心の中で止めておくべきだった言葉が出てしまった。 恥ずかしさで顔が赤くなっていく。 凄まじく気不味い。 ここはさり気なく切り抜けるのよ。 咲夜。

「ひ・・・日傘を用意してきますね」
「いいわよ どうせ日光なんて嫌いなだけだし」
「し・・・しかし・・・」
「それよりもあなたの服装よ」
「へ?」
「メイド服以外にも着る物あるんでしょ?」
「ありますけど・・・一応・・・」
「それを着てきなさい 命令よ」
「は・・・はい・・・」

どう対応したらいいのか迷ったが、命令と言われては逆らえない。 仕方ない。 ここは大人しくタンスの中で眠っている私服を出そう。 一礼して、背を向けて扉のノブにてを掛ける。

「楽しみにしてるわよ 咲夜」

危なかった。 背を向けていてよかった。 何故ならその一言を聞いた途端に鼻血を吹いてしまったからだ。 ちょっと色のついた声は反則ですって・・・お嬢様・・・

「はい」

なんとか普通の声を出せた。 部屋を出てエプロンに目を落とす。 白かったはずのエプロンが真っ赤に染まっていた。 やってしまった。 早く部屋に戻って着替えねば。

「大丈夫? 咲夜」
「ふぇ?」
「妹様ーって・・・あれ? 咲夜さんどうかしたんでs・・・」

後ろから中国の声がした途端、反射的に時間を止めた。 そして

「私がここに居たことは忘れないさい いいわね?」

奴の耳元でそれだけを囁き、その場から走り去る。 ふぅ・・・危うく見られるところだったわ。 とにかく、早く着替えねば。 お嬢様をお待たせするわけにはいかない。

さて、部屋に着いたのはいいものの、何を着ていこう? 完璧で瀟洒と呼ばれる私でも、あかぬけた服など一着も持っていない。 しかしお嬢様は期待してくださっている。 困った。 どうしよう・・・

ドアの前で悩んでいても仕方がない。 とりあえず探してみよう。 普段着ていないがために、何があるのか全然覚えていない。 それなりの数はあるだろうと思い、タンスの奥から全部引っ張り出した。 そして唖然とした。

「セーターオンリー・・・?」

え!? 本当にセーターだけ!? タンスの奥を探ってみたが、やはり見つからない。 どんだけセーター好きなのよ私! 下はスカートもズボンもあるのに・・・上着はセーターのみって・・・まさか他のは捨ててしまったのだろうか?
今さら考えても仕方がない。 一番ベターな白いセーターと黒のロングスカートを選び着替える。 今日は少し寒いから、こんな感じがいいと思うのだが・・・

「何か・・・パッとしないわね・・・」

しかし仕方がない。 無いものはない。 服を出す魔法が使えるわけでもない。 第一そんな魔法があるのかどうかすら分からない。 とにかく、今はこれがベストだと思う。 そうは思うが・・・

「お嬢様の期待に・・・応えられなかった・・・」

はっきり言って死にたい。 こんな平凡な醜態を晒すくらいなら腹を切って死んでしまいたい。 しかしお嬢様との約束は破りたくない。 絶体絶命過ぎる。

「あとで・・・お嬢様に謝ろう・・・」

はっきり言ってそれが一番だ。 多分お嬢様も分かってくださるはず。 そう信じたいだけかもしれないが・・・ 肩を落としながら部屋を出ていこうとすると、椅子にかけられた藍色のマフラーが視界にはいった。 お嬢様が私のために編んでくれたものだ。

「寒いから・・・これも首に巻いていこう」

実際にはそこまで寒くない。 ただ巻くと幸せになれるだけ。 なにせこれはお嬢様の手作り。 お嬢様の手作り・・・お嬢様の手作り・・・お嬢様の・・・

「エヘ・・・エヘヘヘヘヘヘヘ はっ!?」

危ない危ない。 もう少し気を抜いていたら白いセーターが一部赤色のセーターになるところだった。 とにかく、あんまりお嬢様を待たせては失礼だ。 腹をくくろう・・・

扉を開け中に入ると、お嬢様と目が合った。 ほおづえをつきながらこっちを見てくるお嬢様。 可愛らしすぎる!! じゃなくて・・・やはりダメか・・・ ここは素直に・・・

「へぇ~ いいじゃない」
「・・・え?」
「似合ってるわよ セーターもスカートも」

聞き間違いかと思った。 聞き間違いじゃなければ夢かと思った。 ヤバイ、凄く泣きたい。 しかしここはグッと涙を堪える。

「ありがとうございます」
「じゃあ行きましょうか」
「あ じゃあ日傘を」
「だから要らないって・・・」
「しかし・・・今日快晴ですよ?」
「吸血鬼だから日光に弱いって今まで演じてきたけど はっきり言ってもう疲れたわよ」
「でも・・・肌にダメージが・・・」
「とにかく今日は日傘持ちだしたら怒るわよ いいわね?」
「は・・・はい・・・」

お嬢様の身をあんじて言ってはいたが、お嬢様に怒られるのだけは勘弁だ。 怒られるというか・・・しばらく口を聞いてもらえなくなる。 一度やられて幾晩枕をぬらしたか覚えていない・・・ ああ・・・思いだしただけで泣きそうに・・・

「さっ 行くわよ」
「あ・・・はい」
「ん?」
「ふぇ?」
「どうかしたの? 泣きそうな顔して」
「っ!? い・・・いえ! なんでもありません!」
「そ・・・そう?」
「ええ! さぁ 行きましょう!」
「え・・・ええ」

焦った・・・ 自分でも泣きそうな顔までしてるとは思いもしなかったからなおさら焦った。 はぁ・・・今日はなんだかグダグダな一日になりそうだ・・・トホホ・・・

お嬢様と一緒に湖のほとりを歩いている。 ただそれだけでも嬉しい。 でも、こんな状況で手とか繋げたらもっとデートって感じがでるんだろうなー。 ヘヘヘヘヘヘ・・・

「咲夜」
「はい?」
「はい」
「・・・え?」

これは幻? お嬢様が私に手を差し出されている。 え? これは・・・もしかすると・・・もしかして・・・?

「手繋ぐの嫌?」
「っ!?」
「嫌ならいいけど・・・」
「と・・・とんでもございません! むしろ是非!」
「そ・・・そう?」

ヤッター! お嬢様と手繋ぎー! でも本心だだ漏れ・・・ しかし、いざ手を繋ごうとすると、少し抵抗が・・・

「・・・・・(ゴクリ)」
「どうしたの?」
「えっと・・・本当にいいんですか? 私なんかが・・・」
「いいって言ってるでしょ ほら」
「あ・・・」

ま・・・マズイ!! 鼻血が! 鼻血がぁ! お嬢様の・・・お嬢様の御手が! 冷たい御手がぁ!!

「さ・・・咲夜?」
「はい・・・」
「大丈夫? 凄く顔が赤いけど・・・」
「心配無用です・・・」
「そ・・・そう?」
「はい」

ゼハー・・・ゼハー・・・全神経を使ってなんとか血の濁流は止めることに成功・・・ 危うくお嬢様の目の前で醜態をさらすところだった・・・ふぅ・・・

「じゃあ 行くわよ」
「はい」

ああ・・・このまま時を止めてしまいたい。 この幸せな時間を永久保存したい。 でも叶わない夢・・・ああ・・・ って・・・私は何を言っているのだろう?

紅魔館の反対側のほとりの草地に私とお嬢様は座っている。 お嬢様のお洋服が汚れるのを心配したが、お嬢様は構わずに座ってしまった。 本人が気にしないからいいか。 そう思い私もお嬢様の隣に腰をかけた。 もちろん手を繋いだまま。

「ちょっと霧がかかってるけど、紅魔館が見えるわね」
「そうですね」

ああ・・・なんて幸せなんだろう・・・ お嬢様と一緒にこんな綺麗な景色を眺められるなんて。 しかも手まで繋いで。 ああ・・・お嬢様に仕えてきた今までの時間の中で一番幸せだって言える。 初めて握ったお嬢様の手・・・冷たくて・・・スベスベしてて・・・ あぁ・・・今すぐ死んでもいいかも・・・

「そういえば咲夜の手握ったのって初めてだっけ」
「ふぇ?」
「暖かいわね あなたの手」
「そうですか?」

マズイ! 平常を保っていても鼻は第二次濁流警報発令中! しかしこのムードを壊したくない! 耐えるのよ! 咲夜!

「まぁ 吸血鬼の私の手が冷たいのは仕方ないけどね」
「そうですね」
「だからさ 咲夜」
「は・・・っ!?」
「しばらく私を温めてくれる?」

お・・・お嬢様が・・・わた・・・私に・・・抱きつ・・・抱きついて・・・ お・・・お嬢様ぁあああ!!! 咲夜は・・・咲夜はぁああ!!!

「はひれ・・・ほひれ・・・」
「え? ちょ!? 咲夜! 大丈夫!?」
「だ・・・だいひょうぶれすよ~・・・あぅ・・・」
「咲夜!? 咲夜ぁあ!」

エヘ・・・エヘヘヘヘ・・・私の人生に・・・一片の悔い・・・無し・・・

んぁ・・・? おでこが冷たい・・・ あれ? 私確かお嬢様に抱きつかれて・・・で・・・鼻血を大量に放出して・・・死んだんじゃなかったっけ? ああ・・・死んだんじゃなくて・・・気絶したのか・・・ お嬢様・・・怒ってるだろうなぁ・・・ うぅ・・・起きるのが怖い・・・

「ヒッ・・・ヒッ・・・ひゃくやぁ・・・起きてよ・・・ひゃくやってばぁ・・・」

え? 涙声? お嬢様泣いていらっしゃる? と・・・とにかく起きよう・・・

「うっ・・・お嬢様・・・?」
「ふぇ・・・咲夜・・・?」
「どうしたんですか? そんな顔しt・・・」
「咲夜ぁああ!!」
「っ!!?」

思いっきり抱きつかれて凄まじく苦しかったがなんとか耐えた。 グッジョブ・・・私・・・
なによりもこれ以上出血しなくて本当に良かった・・・ 流石にこれ以上は命に関わる・・・

「ごめん・・・ヒッ・・・ごめんね・・・」
「そんな・・・どうしたんですか? 急に」
「だって・・・私の所為で・・・咲夜が・・・咲夜が・・・」

ああもう! 可愛すぎますお嬢様! じゃなくて・・・ここは優しい言葉を返すべきムードよね。

「私は大丈夫ですから そんな顔しないでください」
「ほ・・・本当に?」
「はい ですから泣かないでください 美しいお顔が台無しですよ?」
「~っ!!」

みるみる内にお嬢様の顔が赤くなっていく。 だから可愛すぎますお嬢様! 反則です! その顔は反則すぎます!!

「バ・・・バカ・・・」
「ありがとうございます」
「か・・・帰るわよ!」
「え? もうですか?」
「倒れたんだから無理しない これも命令」
「はい」

名残惜しかったが、やはり命令と言われては逆らえない。 立ち上がって、またお嬢様の手を握って歩きだす。 ああ・・・この手の冷たさが癖になりそう・・・ おっと・・・いけないヨダレが・・・

帰り道はすごく短く感じた。 幸せに浸っていたらあっという間にお屋敷についてしまった。 ああ・・・まだ手を繋いでいたいなぁ・・・ でも今日が楽しかったということで我慢しておこう。 ウン。

「咲夜?」
「なんですか?」
「疲れてる?」
「いいえ」
「そう じゃあ・・・」

あれ? なんかお嬢様の握る力が強くなってるような? 気のせいだろうか?

「行くわよ」
「え? どちら・・・っ!?」

え!? これはどういうこと!? 何で私がお嬢様にお姫様抱っこされてるの!? 何でこんなに速くお嬢様は飛んでいらっしゃるの!? あ・・・でもこんなのもいいかも・・・じゃなくてぇええ!!

よ・・・ようやく降ろされたと思ったら・・・何故お嬢様のお部屋に・・・ あれ? 何で鍵を閉めるんですか? 何でそんなに危ない笑みを浮かべて歩み寄ってくるんですか・・・?

「愛してるわ 咲夜」

いやまぁ、それは私もそうですけど・・・え? 今なんて?

「お・・・お嬢様・・・?」
「ほかの誰よりも・・・あなたを愛してるわ 咲夜」

え? これ夢よね? お嬢様が私を愛してるなんて言われるわけ・・・え? 現実!?

「ほ・・・本当ですか・・・?」
「私が嘘を言うとでも思ってるのかしら?」
「い・・・いえ・・・そんなことは・・・」
「咲夜 あなたを心から愛してる だから・・・」

え・・・えっとぉ・・・すごく嬉しくて泣きたいんですけど・・・ その赤い目で見られると・・・金縛りかかったようになっちゃうんですけど・・・

「あなたの血を頂戴 咲夜」
「はい・・・」

ん? あれ? なんかトリップした声で答えちゃったけどなんか不味くない? 私の血ってもしかして・・・私が今日のディナー!?

「じっとしてなさい いいわね?」
「はい・・・」

耳元で囁かれた・・・って・・・い・・・いつの間にこんな近くに・・・ ああ・・・お嬢様の・・・お嬢様の吐息が首筋に当たる・・・ ・・・でも・・・お嬢様は・・・結局私の血が欲しいだけなんだろうか・・・? そのためだけに・・・今日散歩に行ったのだろうか・・・? 私の愛なんて・・・関係・・・

「お嬢・・・様・・・」
「なに?」
「・・・お嬢様は・・・私の血が欲しいだけなんですか・・・?」
「え?」
「愛してるなんて・・・嘘なんですか・・・?」
「さ・・・咲夜・・・?」

所詮・・・私は人間・・・吸血鬼のお嬢様に恋を抱くなんて・・・無駄だったんだ・・・でも・・・悲しい・・・胸が痛い・・・涙が・・・止まらない・・・

「私は・・・私はお嬢様のことが好きです・・・」
「え・・・?」
「叶わない恋でも・・・ずっと好きでした・・・今日だって・・・手を握ってもらえた時・・・凄く嬉しかったです・・・でも・・・」
「違うの・・・聞いて咲夜・・・」
「ふぇ・・・?」
「私もあなたの事を愛してる・・・これは本当・・・信じて」
「本当・・・ですか・・・?」
「嘘じゃない 本当に愛してる」
「お嬢・・・様・・・」

すごく嬉しい・・・ さっきの悲しみが嘘のように晴れていく・・・

「ただ私は吸血鬼 だから・・・愛してる人の血が・・・欲しいの」
「お嬢様・・・」
「だから・・・頂戴・・・あなたの血を」

また体が言うことを聞かなくなった・・・ お嬢様の吐息が首筋に当たる・・・

「うっ・・・」
「痛む?」
「大丈夫です・・・」

少しチクっとした痛みが走ったがそれほど痛くはない。 ああ・・・血を吸われるってこんな感じなんだ・・・ すごく・・・頭がボーっとしてくる・・・

「んぐっ はぁ・・・美味しいわ 咲夜の血」
「ありがとう・・・ございます・・・」
「おっと 大丈夫?」

私は貧血になりやすいのだろうか? 少しだけ吸われただけなのにもう立つことすらできない・・・ でもお嬢様に支えられてるからちょっと幸せかも・・・

「こんなとこで寝たら風邪ひくわよ」
「す・・・すいません・・・」
「だから ベッドに行きましょうね?」

ああ・・・今日はもうお終いなんですね・・・ もっとあんなことや・・・こんなことを期待して・・・違う違う・・・ 何を考えているんだ私は・・・って・・・あれ?

「お・・・お嬢様?」
「なに?」
「扉はあちらですが・・・」
「あら? 私の部屋にもベッドはあるけど?」
「・・・え?」

これは何の冗談ですか? なんか期待通りでも逃げなきゃいけないような気が・・・って・・・あぅ・・・ うわぁ・・・もうベッドに押し倒されたよ・・・私・・・

「あ・・・あの・・・」
「じっとしてなさい 私が介抱してあげるから」
「え・・・?」

介抱って・・・そこまで酷く・・・え? なにか間違っているような・・・

「お・・・お嬢様?」
「なに?」
「どうして・・・私の服を脱がそうとしてるんですか・・・?」
「へぇ~ 結構胸あるのね 霊夢やら魔理沙やらがパッドて言ってたけどやっぱり嘘だったのね」
「あの・・・お嬢様・・・?」

む・・・無視されると非常に困るのですが・・・状況からして・・・

「咲夜」
「は・・・はい・・・」

き・・・危険な香りがぷんぷんする笑顔で何を言われるのですか・・・? だいたい予想はつきますが・・・

「今夜は楽しみましょう」
「へ?」


「ちょっ! お嬢様ダメですって!」
「可愛い顔するのね もう我慢できないわ」
「最初っから我慢する気なんて無いくせにー!」
「好きよ 咲夜」
「ちょ・・・あっ・・・本当に・・・だ・・・アッーーー!」





(ここまでの駄文と駄展開で粗方妄想出来た人は各々の世界を作り上げてください 出来なかった方は申し訳ありません OTL)




んぁ・・・寝てしまったのか・・・ しかしヒドイ夢を見たなぁ・・・ いや・・・ある意味よかったのかな? とにかく起きてお嬢様を起こさなくては。

「んっ・・・さくやぁ・・・」
「・・・ん?」

あれ? 何で私の隣でお嬢様が? ってかここ私の部屋じゃなくてお嬢様の部屋!? そ・・・そんなわけがない・・・落ち着くのよ咲夜・・・ これは夢・・・まだ夢から覚めてないだけ・・・そうよ・・・そうに違いないわ・・・

「あー・・・む」
「っ~!!!?」

痛い! お嬢様に噛まれた指が凄く痛い! ってことはこれは夢じゃない!? お嬢様に聞かなくては!

「お嬢様! 起きてくださいお嬢様!」
「ん~・・・なによぉ・・・朝から大きな声出して・・・」
「あっ・・・すいません・・・じゃなくて!」

お嬢様の寝起きの顔は大好物だが今はそれどころではない。 なにがどうなってこの状況になったのかを聞かないと・・・

「何で私がお嬢様のベッドで寝てるんですか?」
「何でって そりゃあ・・・ね?」
「へ?」

いや、なんでそこでこっちを見ながら赤くなるんですか!? そんな仕草されても私は鼻血しか出せません! じゃなくて・・・混乱しか出来ません!

「咲夜ったら・・・途中から私をあんなに・・・(ポッ)」
「・・・え・・・?」
「私がリードするつもりだったのに・・・まさか私が受けになるなんて・・・」
「お・・・お嬢様・・・?」

え~っと・・・これはもしかすると・・・もしかして・・・?

「もう・・・途中で優しくしてって言ったのに・・・ちっとも優しくしてくれないんだから・・・」
「・・・・・」

結論が出た。 そして恐らくこれは事実だ。 ヤッてしまった・・・ 何でこういう記憶ばっかり忘れるのよ!! じゃなくて・・・どうして・・・こんなことに・・・

「ああ あとね咲夜」
「はい・・・?」
「背中と犬歯に触れてみて」
「え?」

この他にまだ何かあるというのか・・・って・・・あれ? この背中から触れたことのある感触は・・・? あと・・・私の犬歯ってこんなに長かったっけ・・・?

「お・・・お嬢様・・・これは・・・」
「吸血鬼にしてみたんだけど どうかしら?」
「な・・・何故・・・?」
「咲夜とずっと一緒に居たいから」
「え・・・?」
「・・・嫌・・・だった・・・?」

すごく嬉しい内容に、その上目の悲しそうな表情のタッグは反則すぎる・・・ 元々嫌という答えはないが、これでは『嬉しい』と、言わざるをえないじゃないですか・・・

「いいえ とても嬉しいです」
「本当に・・・?」
「はい 本当にありがとうございます」
「ふぁ・・・」

お嬢様のお身体・・・やっぱり冷たい・・・ まぁ、今の私もそうなのだろうが。 そして・・・今告白しよう・・・お嬢様に・・・私の気持ちを・・・

「私はあなたにお仕えしたその時からお嬢様の事が好きでした」
「え・・・?」
「でもあなたは主人・・・それにあなたは吸血鬼・・・人間の私と結ばれるなんて夢のまた夢・・・それに・・・万が一結ばれたとしても・・・人間の寿命はあっという間に来てしまいます・・・」
「咲夜・・・」
「だから・・・私諦めてたんです・・・そしたら・・・昨日お嬢様に告白されて・・・本当に嬉しかったです・・・」
「・・・私・・・だって・・・」
「ん?」
「私だって咲夜が好きだった! 咲夜がここに来たその日から好きだった!」
「お嬢様・・・」

二人して告白のし合いになってしまった。 でもすごく嬉しい。 そしてお嬢様の気持ちを受け入れられてなかったのは私の方だったんだ。 私・・・従者としてまだまだね。

「咲夜?」
「はい?」
「ずっと私の傍に居てね?」
「それは命令ですか?」
「いいえ お願いよ」
「ってことは断ってもいいんですね?」
「え・・・?」
「冗談です ずっと仕えさせていただきます」
「っ!! しばらく口きいてあげない!!」
「え!?」

しまった! ちょっとからかうつもりが冗談が過ぎた!

「お嬢様・・・機嫌を・・・」
「うるさい!! 最低一週間は口きかないんだから!!」
「そ・・・そんなぁ・・・」

ごめんなさい~!! だから許してください~!! もうあの辛い日々はもうイヤ~!!

オワリ
本当にすいませんでした でも大好きなんです・・・こういうのが・・・

さて・・・信じて貰えるかどうか分りませんが・・・ 以前ここに自分の名前で明らかに場違いな物が置かれてましたが・・・ハイ・・・確かにアレは自分が書いたものです・・・しかし置いたのは自分の知り合い馬鹿一号でして・・・自分がPC点けっぱで寝たのをいい事に勝手に置きやがったのです・・・次の日覗いて口からお茶がだだ漏れ・・・すぐにパス吐かせて消させていただきました・・・ でも・・・自分の責任には変わりありません・・・誠に申し訳ありませんでした・・・OTL

さて・・・酷かったですよね・・・? いやはや・・・文章力というか・・・正しい書き方さへも微妙なので・・・ハイ・・ヘタレデス・・・自分は米粒以下です・・・ できれば・・・経験者の方がいらしたら・・・自分に書き方を伝授していただけませんか・・・ってかむしろこの籾殻野郎に伝授してくださいまし・・・お願いします・・・OTL
海苔御飯
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コメント



0.340簡易評価
7.無評価名前が無い程度の能力削除
コメントしづれぇ…。っていうか評価もしにくい。
まあ、まず三点リーダーを多用するなら、・・・より…(「てん」変換で出ます)の方が見やすいですよってことと
!や?と言った感嘆符のあとにスペースをつけるのはわかるのですが、
。の後にスペースつけるSSはあまり見たことないっすね。少なくも自分は。

内容は、作者のレミ咲愛はすごく伝わったけど、正直ただそれだけって感じです。
辛口ですみませんが、まず読みにくかったのでそこまで感情移入出来ませんでした。
あと、あとがきがちょい意味不明です。ここでも読者を置いてきぼりにするのはよくないかと。
とりあえず今回はフリーレスで。これからも頑張って下さい。
9.10名前が無い程度の能力削除
謝るくらいなら載せないでくださいます?
『読む価値すらない駄文』と自ら判じた上でここに載せるということは、読者を大変に侮辱しているということをわかっておいでですか?
そんな作者にすら見放された作品を誰が愛してくれるというのですか? これを読んで面白いと思った人がいたら、その立場はどうなるのですか?
……注意書きが免罪符になると思ったら大間違い。逆に余計に叩かれる原因になるということを学んだほうがいいです。
あとがきでも『・・・』が連続して読みにくい上に、へりくだりすぎてうざったいです。
行き過ぎた謙遜は反感しか呼びません。自分にちゃんと自信を持っている人と、自分なんてどうせといつもつぶやいている人と、あなたはどっちと友達になりたいですか?
作品を出すんだったらもう少し堂々として下さい。批判があっても、やたら謝るより毅然として(決して尊大にではなく)対応したほうが好感触です。
あと誤字や脱字なんてのはしっかり推敲していればわかるもんなんです。たとえ見逃していたとしても、ちゃんと推敲していれば誤字があるなんて思わないんです。『あるかも』なんてことを言うのは、つまりこの作品はまだ完成してないってことを明言しているに過ぎないんです。ちゃんと自分で完成品だと思えるものを投稿してください。(ちなみに私が読んだところ誤字や脱字はなかった、と思いますよ)

……さて、作品のほうですが。
全体として言えば緩急がなかったかな。と。一貫して咲夜さんがお嬢様にラブラブしてる話なのでだれてしまったというところがあります。
もっといえば咲夜さんの感情しか書かれてないからですかね。咲夜さんが暴走しっぱなしでロクに状況判断できる様子ではないので、むしろ三人称向きだったのかもしれません。地の文の冷静な視点が恋しいところでした。まぁ、これは私見なので、一人称でも書こうと思えばうまく書けると思います。書ける人は。
んー、起承転結がないというより『起』だけがないんでしょうかね、これは。お嬢様は咲夜が館に来たときから好きだって思ってたのに、なんで今になって行動を起こしたのか。その発端がわからない。話の土台がない。このお嬢様はツンデレじゃなさそうだしなぁ。
だからその後の展開がいきなりで宙ぶらりんなものに見えてしまう。個人的に恋愛モノには『なんで好きになったのか』っていうくだりが必要だと思っているんですよ。お嬢様がなんで咲夜さんを好きなのかっていう根本のところが見えてこないのでよくわからない。

細かいところとしては、
・お嬢様が私のために編んでくれたものだ。
レミリアは編み物とかしそうなイメージがない上に、そんなあからさまに部下思いなイメージもないので、引っかかりました。
もう少しそこらへんのエピソードを書いてくれれば説得力もあるのですが。

・吸血鬼だから日光に弱いって今まで演じてきたけど
何のために?
今回日中に出かけさせるために加えた設定でしょうけれど、別にこの話は日中じゃなくても問題なかった気がします。
レミリアには『日傘があれば夏の陽射しの中でも外出できる』、『日光に当たった場合気化してしまう』っていう設定がちゃんとあるので、かなり説得力に欠ける設定だったかな、と思います。
あと、『自分を恐れる人間の血しか飲まない』って設定もあるので、咲夜の血を飲むのは違和感がありましたね。
もう少しwikiやらイザヨイネットやらで設定を調べてみましょう。思わぬ発見があるかも。

あと、『・・・』は通常『……』として三点リーダを二つ繋げて使います。
『!』や『?』の後にスペースを開けるのは正しいですが、『。』の後にはいりません。
これらは紙媒体の頃からの基本的な文章作法で、別に守る必要はありませんが、守ってないと違和感を感じる人も多いので守って損はないと思います。
あとついでに『・・・』を使いすぎかな。『……』や『――』は使いすぎるとうざったく感じるので注意しましょう。

それに、会話文がまとまっているのもちょっとあれだったかな。
レミリアの行動の描写とか、情景描写とかをはさんでみるといいかも。

さて、色々言ってきましたが、『どんだけセーター好きなのよ私!』とか最後のオチとかにはクスリと来てしまって、ただつっこみどころだらけなだけの作品ではなかったと思います。
文章力をがちゃんとしてくればいいものも書けると思います。
自分だってSSを書き始めたころはひどいものだった。文字通りの黒歴史だった。でもあきらめなければそれなりの文章は書けてくるものです。

『書き方を伝授』って言ってますけど、ともかく盗むことです。ここの点数の高いSSとか、もっと文学的な小説とか、国語の教科書を掘り起こしたっていい。たまには絵本を読んでみてもいい。色んな文章のいいところに触れてその技術を盗むんです。
自然な文章力を手に入れるには自然に文章に触れることです。学ぶものじゃあない。
どうしてもというなら『小説の書き方』みたいな本を買ってみるのもいいでしょう。

まぁ、頑張ってください。なんだかんだいったって最初はこんなもんです。たまに化物みたいな人もいるけど、それは仕方ない。
……超長くてごめんね。全部読んでくれたらうれしい。
それでは。
10.無評価名前が無い程度の能力削除
読む価値のない駄文って思うなら載せない方がいい
14.50名前が無い程度の能力削除
う~ん……私は別にそこまで悪いという作品ではなかったかな。
ただ「・・・」を使いすぎているという点では同じですけども。
レミリアと咲夜さんの愛情は十分に伝わったのですが、
そこに何か山場があれば、また一味違ったものになっていたかと思います。

あと、後書きで謝りすぎです。
見苦しくなるので要点を述べて謝罪の言葉を入れたほうが良いですよ。
頑張って良い作品を書いてください。
16.10名前が無い程度の能力削除
『・・・』を多用しすぎで気持ち悪くて吐きそうです。
18.10名前が無い程度の能力削除
何か「十行くらいの文をムリヤリ引き伸ばした」感じに見えるんですが。
19.無評価名前が無い程度の能力削除
きもちわるい
21.50名前が無い程度の能力削除
もう少し読みやすいようにしたらもっと面白くなると思うよ。
個人的にマフラーの件のエピソードを詳しく書いてくれたら嬉しいです。
22.無評価名前が無い程度の能力削除
これはひどい
28.10名前が無い程度の能力削除
これはキモイw