「……バカ。霖之助のバカ、アホ、鈍感男」
トントントン、と包丁のいい音を鳴らしながらも、慧音は霖之助に対して悪態をついていた。
「なんでわかってくれないんだ。……私に女としての魅力がないからか?」
想いが伝わらないことがもどかしい。それと同時に、伝わらないでくれ、と思う気持ちもある。
伝わって、拒絶されることが怖いのだ。
拒絶されるくらいなら、今のままの距離でいる方がいい。そう、思っていた。
「ふふ、霖之助」
霖之助の鈍感具合に腹を立てながらも、慧音は満足していた。
「駄目な男だよな、霖之助は」
何度同じことを言っても直さない霖之助。まるで子どものようだ。
しかし、そのことをどこかほっと安心している自分がいる。
霖之助が駄目でいる限り、私はここにいることができるのだから。
なんてことを考える私は、教師失格なのだろうか――――
幻想郷競輪普及委員会(Ministery、katharsis、葉月ヴァンホーテン)
なのでまず一言だけ言わせてください。
おまえら結婚しろ!
鈍感な霖之助と通い妻慧音という珍しい組み合わせ。
慧音が角や尻尾で悩むのはありがちかと思いきや、人間を種族、そして守るべき対象としてしか見られないというのは面白いと思いました。
残念なのはその点についての掘り下げが不足していることでしょうか。
そしてもう一つ、視点の変更が唐突で慧音と霖之助を行ったり来たりして、もどかしく思うこともあった事です。
ストーリーはとても好みなだけに惜しい作品でした。
恋のため息が、熟して香りも変わるわけですね
まあ、お二人とも寿命は長いようなので、あとは時間の問題でしょう。
互いに不器用な香霖と慧音がとってもいい感じ。
先は長い二人ですから、きっとゴールインしてくれるでしょう。
口から砂糖吐くぐらいの甘い甘い作品でした。
こんなツッコミも作者達の掌の上だと思うと悔しい!でも(ビクンビクン
甘いのに青柚子のようにさっぱりとした風味を感じる、素晴らしいSSでした。
霖之助はこれくらい朴念仁がいい。慧音先生はこれくらい初心がいい。
ただ、慧音が自身の妖怪部分をどうしてこれくらい毛嫌いするのか、その部分が若干薄いためちょっと減点。幼いころに罵られたりしてトラウマでも抱えたのでしょうかね…
でも、大変読みやすくて面白い作品でした。競輪流行れ!
ハッキリしない関係性と相手に依存し過ぎている両者にモヤモヤしたけど
慧音先生がカワイイのでどうでもよくなりました
裏表なく、そう言えるぜ。
この関係がゆっくりとでも進展することを願います。
こういう、両想いなのに気付いていない、相手は自分のことを想っていないとお互いが思っているシチュは大好物です!
終始穏やかな雰囲気で、安定して読めました。
結論、慧音可愛いよ慧音w
霖之助ものが苦手というのもあるんですけど、ちょっと文量が足りないのもあいまって、霖之助好きな人には楽しいんでしょうけど、俺は楽しめなかったです……。
お約束をきちんとするあたりがまた良かったです。
色々言いたいことはありますが、とにかく乙!
さて祝儀袋も持ったし式場は博麗神社で合ってたかな?
途中のシリアスが後書きでもってかれたw全く持ってけしからんwww満点もってけ
慧音先生の通い妻っぷりは良かったですが、それだけでした。
先生に対する違和感はありましたが、あまりの可愛さにそんなもの吹き飛んでしまいました。
しかし私は競輪と闘う運命にあるのだ! という個人的な感情は評価とは別にしてあります。本当です。
個人的な望みを言わせて頂ければ、慧音が霖之助に惹かれていく過程を見てみたかったです。
いや、けれどそんなシーンまであっては、僕はきっと糖尿病になっちまうでしょうから、
現状以上を望むのは危険なのかもしれませんね……!
最初のて、てーは特に惹かれました
大変申し訳ありません!
慧音が可愛過ぎて困ってしまった。
テンプレ読んでる気分だった
ただ、やるからには何故好きなのかという理由とかの描写も欲しかったです。