まず橙は可愛い。これは異論を認めない。異論を唱えるやつは今すぐ藍様と紫様のおっぱいに挟まれて圧死すればいい。なお、これをご褒美だと思う輩は今すぐにここから立ち去るように。
さて、橙の何が可愛いかってその笑顔だろう。幻想郷広しと言えど、あそこまで神々しい笑みはない。ほかのロリもまたいいが、しかし彼女らには圧倒的に敵わないものが橙にはある。猫耳だ。「萌えの最終兵器」「萌えの切り札」「とりあえず猫耳つければ萌えキャラになる」と言われて久しい猫耳だが、やはりそれを幼女につけるという発想に至った神主に最大級の賞賛を贈りたい。お燐や☆は同じ猫科であるが、彼女らはロリではない。もう一度言おう。ロリではない。貧乳じゃないし、背伸びして「届かない〜」ということもない。故に橙は最強だ。ロリ+猫耳。これほど萌えるキャラがどこにいるだろうか? それなのになぜみんな分かってくれないのだ。
しかし、その橙に匹敵するキャラがいる。そう、ナズーリンだ。
ナズーリン。ロリキャラでなおかつネズミの耳を装備している。ネズミかふむ。となるが、特筆すべきはその性格だ。橙が天真爛漫、純粋で汚れを知らないロリならば、ナズーリンはクール、知性を兼ね備えてはいるが経験不足が悩ましいロリだ。ナズーリンにデレをしてみるとよい。破壊力は抜群である。ツンからデレに移行すればかの有名な伝家の宝刀「ツンデレ」になる。クールからデレに移行すれば、今なお不動の人気を誇る「綾○レイ」と同じ「クーデレ」になる。
なんということだ。ナズーリンは両刀使いではないか! 彼女にデレを与えてみよ。世界中が愛してやまないミッ○ーマウ○をも凌駕するに違いない。これが橙に匹敵する理由だ。ナズーリン侮り難し。
しかし、あぁ、どちらを愛すべきなのか。笑顔が眩しい橙。デレると世界を滅ぶナズーリン。彼女たちを選ぶなど私には出来ない! 両方選ぶ方法はないのか!
――あるんです。それが。二人を愛する方法が。そう……カップリング!(背景音に雷が轟く音)
愛すべき彼女たちをさて、くっつけてみたらどうだろうか。素晴らしいことになるだろう。
ただくっつけただけではない。ナズーリンと橙の二人が並ぶと一気に様々なシチュエーションが湯水の如く湧くだろう。
例えばこんな感じだ。
ふて腐れるナズーリン。彼女はいつも宝塔を無くしてしまう、自分の上司☆にイライラしていた。
そこに後ろから抱きつく橙。ナズーリンは不意打ちに慌てる。でも、橙だと分かって安心すると同時にムッとするのだ。――どうしていきなり抱きつくんだ。心臓が止まるじゃないか。
そこで橙が笑う。ごめんね、ナズーリン――。そして橙はお詫びの印としてナズーリンの頬にチューをする。
そこで、ナズーリンはしばし呆けて、顔を真っ赤にして橙に叫ぶのだ。――今ので心臓が止まった!
……うぐふ。
まぁ、こんな感じで二人を絡み合わせれば、破壊力は二倍、いや二乗する。
次にこんな感じだ。
命蓮寺の花瓶を壊してしまう橙。慌てて隠そうと破片を拾おうとするも、ナズーリンに止められてしまう。
ナズーリンの破片を拾おうとしたことに対する叱責に身を縮ませる橙。橙は言う。――割ったのを隠そうとしてごめんなさい。
ナズーリンはさらに怒る。――違う! 破片で怪我したらどうするつもりなんだ!
……がはぁ。
最後にこれでお終いにしよう。
藍と☆が話し合っている時、ナズーリンと橙は一緒に座っている。
橙は藍と☆を見て言う。――私たち、あまり大きくないよね。自分の胸を見て、ため息を吐く。
ナズーリンは、橙に真っ正面に向き合うように言う。橙が真っ正面に向き合った時、ナズーリンはぎゅっと橙を正面から抱きしめてこう言った。――ほら、私たちを阻むものがないからいいじゃないか。
ぶしゃああああああああああああああああああああああああああああ。
……さて、命の危機を感じてきたので、今回はここら辺にしよう(ティッシュを鼻に詰めながら)。
これを見て、なずちぇんの魅力に気づいた方。レッツライティング!
ただのキチ○イの文章じゃねえかと思った方。橙とナズーリンに罪はないので許して。
ちゅーん