たけのことかきのことかよりも

「はぁ！？　きのことか認めないし！」
「何言ってるのよ！　たけのこなんてきのこの踏み台に過ぎないのよ！　たけのこの下地のクッキーはきのこの端材で出来るてるのよ！」
「ソース出しなさいよ！　ウスターソースなんて言うんじゃないわよ！」
「残念、私は中濃ソース派ですわ」
「何よ！　きのこなんて直立も出来ないへたれじゃない！　しかし、たけのこは真っ直ぐ天に伸びる！　つまりたけのこ＞＞＞＞きのこは確定的に明らか！」
「違うわ！　きのこは謙虚に生きているの！　たけのこみたいに自己顕示欲がないのよ！」
「何ですって！」
「いい加減に負けを認めなさいよ！」
「……上等じゃない。決着をつけてあげる！」
「望むところですわ」


















「紫のカレー美味しいわね」
「あなたのサラダも美味しいわよ」
「切っただけよ？」
「あなたがしたことに意味があるの」
「……ん、ありがと」
「素直じゃない」
「たまにはね」