アルバイト輝夜SP
作品集: 2 投稿日時: 2011/04/01 13:47:59 更新日時: 2011/04/01 13:47:59 評価: 2/5 POINT: 2016331 Rate: 67211.87
分類
輝夜
久我ぴー
という事で、俺の目標は『始まりもなければ終わりもない小説を書くこと』なんですよ、姫様」
といいうながら、俺はコップに入った日本酒(お湯割り)を一口いただく。
実はアルコールにそんなに強くないので、お湯割りが丁度いい。
これを注文すると、お酒好きの友人が邪道極まりないという怪訝な顔で見てくるのだが、無視だ。
いわゆる好きなものは好きなんだからしょうがない。
ざ・BL。
「へ〜。それで、なんか書いているの?」
長机の向こうで姫様はオセロをやっている。
しかも一人で。
どうやら、僕の相手はしてくれない様だ。
「いやぁ、それがね〜、忙しくてね〜。ほら、今度例大祭の新刊も書かなきゃならないし、投稿用のを書いてる暇がないんだよ。ていうか、今もこんな事してないでさ、さっさと原稿かけよって話だけどさ〜」
きゅうりの漬物を頂く。
実は付け出しで、注文していない。
そんなお金ない。
「それって言い訳じゃない。私みたいにニートって言われるわよ」
「姫様はニートじゃねーですやん。永夜抄って結局は姫様が外に出れる様になったって話でしょ?」
「どうでしょうね。永夜異変は自機が豪華だったし、私の存在には眼が言ってないんじゃないかしら。まぁ、そのわりに儚月抄とかはありがたいんだけどね」
「優遇されてると思うんですけどね。姫様かわいいじゃないですか、よ、黒髪ロング姫属性っ」
パチンと姫様が黒をおくと、盤面はすべて黒に染まった。
どうやったらそんな状況になるんだ?
教えて欲しい。
「当たり前じゃない。お姫様といったら姫カットでしょう」
「『えむの王国』の姫様は姫カットじゃなかったですけどね?」
「まぁ、あれはファンタジーだし、いいんじゃない?」
今度はチェス盤を取り出してきて駒を並べる姫様。
俺はそんな姫様を眺めつつ、ちびりちびりと酒を呑む。
あぁ、おいしい。
「しかし、あなたキモイわね」
「な、なんで!?」
「こんな話書いてるのが」
「そりゃキモイですけど、俺はえんたーてぃなーですから」
と、俺が言った瞬間に輝夜が爆笑する。
「えんたーてぃなー!? えんたーてぃなーですって! あっはっはっははははは! 馬鹿じゃないの! ねぇ、店長、こいつ馬鹿だわ! あははははあはは!!!」
そんな輝夜がゲラゲラ笑っているのを見ながらも、俺は酒をちびりと呑む。
「そんなだから、会社もクビになって、友人からガン無視されて、友達なくして、ご近所から奇異の眼で見られて、消防団も止めさせられて、悪態をつくだけの人生なのよ。あはは、あははははは、あ〜、おかし」
「俺は不幸かい?」
「そうでもないわよ。なんせ、この私が相手してやっているのですもの。これ以上ない幸せを感じなさい」
「そいつは重畳」
ほんとに重畳。
一発書きで誤字脱字チェックも推敲もしてない悪ふざけ。
久我ぴー
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2011/04/01 13:47:59
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奇声を発する(ry
■2011/04/01 13:59:20
姫カットはええものよ
4.
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名前が無い程度の能力
■2011/04/05 03:39:11
そんな人生でもいいんじゃないの
楽しければさ
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