DOROWA SLAYER

作品集: 2 投稿日時: 2011/04/01 11:42:56 更新日時: 2011/04/01 11:42:56 評価: 2/2 POINT: 2000000 Rate: 133335.00

 

分類
NINJASLAYER
パロディ
※ NINJA SLAYERの東方パロです。読む際には、元ネタに関する知識を持っている事を推奨します。







 時は2XXX年、世界全土が灰色の空とスキマ・ネットワークに覆われたネオゲンソウキョウではドロワーズの持つ絶対的な力(ドロワソウル)を巡って、日々争いが絶える事の無い、マッポー的な世界が広がっていた。


 ドロワソウルを手に入れた者は、各々がその力を生かしてミコサンやオゼウサマ、シャッチョーといった役職に成り上がり、ドロワソウルを持った他者を蹴落とす機会を今か今かと待ち構えていた。サツバツ!


 そんなネオゲンソウキョウでは、とあるメガコーポが莫大な権力を握っていた。その名はボーダーショージ。そのシャッチョーたるユカリ・ヤクモもドロワソウルを手に入れた者の一人。その類稀なる頭脳と力を持って、無名であったボーダーショージを僅か二年でネオゲンソウキョウ一のメガコーポへと成長させたのである。タツジン!


 この物語は、そんなユカリを……いや、全てのドロワソウルを持つ者達を滅ぼそうと試みる、ハクレイシュラインのミコサンことレイム・ハクレイの戦いの記録である。それでは、ゴウランガ!




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               ↑※スリケンでは無くザブトン




「ミッドナイト・ソーナノカー」#1


 

どうした事だろうか。普段は灰色の雲に覆われたネオゲンソウキョウの空が、今朝から薄紅色の霧に覆われて、マッポー的な雰囲気に拍車を掛けている。

「……」

 誰一人訪問客の居ないハクレイシュライン。そのエンガワに佇み、バイオ・グリーンティーをユノミからちびちびと飲んでいたのは、身長2m体重120kgもあろうかという巨体を持った、このシュラインのミコサンを務めるレイム・ハクレイであった。最も、それはこのマッポーの世を生きる仮の姿ではあったが。
 
 レイムは無言のままユノミの中身を飲み干して立ち上がると、脇目も振らずに部屋の中のカミダナへと向かいそこに置いてある箱に手を伸ばす。彼女にとって、部屋の高い位置にあるカミダナに触れる事はヘソでティーを沸かす事と同じ位容易なのであったのだ!
 
 箱を開けると、中には穢れ一つ無い純白のドロワが、敷き詰められたコットンの上に収まっていた。レイムはドロワを無骨な指で摘み、箱を元に戻すと目を瞑り、呼吸を整えた後に一気に頭から被った!

するとなんという事だろうか!額の辺りにまですっぽりと被ったドロワの中心に光が灯る!


「ドロワ」
「殺」
「ドロワ」
「殺」

 更に深く息を吸い込み、そのあまりの強さに部屋のショージがカタカタと音を立てて震えていた。そして口を結び目を見開いたレイムは、この世に存在するありとあらゆる悪意、敵意、殺意が込められた、サツバツとした口調で呟いた。

「……ドロワ、滅ぶべし!」

 レイム、いや、ドロワスレイヤーが薄紅色の霧の中に飛び立って行く。この先に待ち構える、壮絶なドロワソウルを持つ者達との戦いの結末を知る事も無く……





To Be Continued ?
Q:ニンジャスレイヤーの醍醐味の一つ、戦闘シーンは?
A:ごめんなさいごめんなさいもう時間が無いんですorz
ドロワヘッズ
作品情報
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2
投稿日時:
2011/04/01 11:42:56
更新日時:
2011/04/01 11:42:56
評価:
2/2
POINT:
2000000
Rate:
133335.00
簡易匿名評価
POINT
1. 1000000 名前が無い程度の能力 ■2011/04/01 13:57:59
ドーモ。ドロワスレイヤー=サン。
2. 1000000 名前が無い程度の能力 ■2011/04/01 16:06:38
アイエエエエ!
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