最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
そして、『任氏伝』の真の作者様にお詫びを。
著作権は千年以上前に切れているのでお許しいただけるでしょうか、沈既済老師。
さて。本当の『任氏伝』は古代中国の唐代に書かれた伝奇小説です。
作者は沈既済。とある若者が仙人にもらった枕で寝たら、自分の一生を夢の中で疑似体験してしまった、という夢オチの古典的名作『枕中記』の作者でもあります。国語の教科書に大抵載っているアレですね。
この話は『任氏伝』をベースにして数年前、妄想の限りを尽くして書いてみたものです。藍はどのようにして紫の式となったか、後の展開は色々と考えているのですが、文章にするかどうかは決めていません。
書かないかもしれませんし、もし続きを書いてシリーズ化するとしたら、大幅に書き換えて完結させてから投稿するつもりです。恐らくは数年先のことかと。
お祭りであるにせよ、このような未完成の話を出してしまい申し訳ありません。
それでは、またどこかで。
ああ、それと一つだけ。
『任氏伝』は翻訳されたものが出版されています。図書館などにもあると思いますので、よろしければ読んでみてください。面白いです。
沈既済