日曜日よりの使者

松本：「四月馬鹿」て、いかにもまぁ四月を馬鹿にしたような言い回しぢゃないですか

浜田：まぁ……そやね

松本：僕思うんですけどね、それは四月に問題があると思うんですよ

浜田：何(笑) 何でですか？

松本：そもそも不埒なんですよ四月！季節的には春でしょー、エッロいわぁ……

浜田：や、まぁ確かに春に関してはそういう関係の言葉も多いですけどねぇ……(笑) うん

松本：人目はばからずあっちへプラプラこっちへプラップラ男とっかえながらね、まぁ遊んでる訳ですよ

浜田：(笑) はい、はい

松本：もうあんまりにもだらしない子なんですね、四月は んでまぁ結構やらかしてる子でね、ある日とうとう移しちゃった訳ですよ

浜田：何をや

松本：いやもう病気ですよ！

浜田：(笑) 病気、病気てあの？

松本：感染した五月君が後の五月病ですよ

浜田：(笑) これはしょーもな しょーもないわ

松本：ホンマしょーもないアホですよ四月は……

浜田：移しちゃってますもんね、隣に

松本：えひゃはひゃひゃひゃ(笑)

浜田：あーはい本日は四月一日という事でゲスト登場ー！

(チルノ、さとり、紫、魔理沙が会釈しながら入場する)

チルノ：えーと、幻想郷から来たチルノです！よろしくお願いしまー！

さとり：右に同じ

紫：左に同じく

魔理沙：真上に同じくだぜ

松本：えー、なんかもう一人に至っては天井と一緒になっちゃってますけどねぇ

魔理沙：(笑)

松本：この照明の辺りですよ

浜田：えぇ今回は皆さん、幻想郷っていう所から来たって事で？

さとり：まぁ一応、日本なんですけどもね。幻想郷はあまり知られてないっていうか……

松本：心斎橋のソープですよね？

浜田：(笑) やめや(笑)

松本：つい先日「幻想入り」して……

浜田：やめって(笑)

松本：えひゃひゃふひゃ(笑)

浜田：えーとそちらの……八雲紫さん

紫：はいはい

浜田：何でも、幻想郷の管理人？なんですよね？

紫：幻想郷に結界を張ったり、それを繕ったり……まぁ、管理人？という事になるのかしらね

浜田：ほぉー、結界！

松本：いいですよ〜結界

浜田：その結界というのは？

紫：ん、平たく言えば外界からの干渉を防いだり……まぁ、幻想郷を守っている物ですわ

松本：うん……

浜田：管理のシステムとかどうなってるんです？結界

紫：私自身が逐一見回って、不備がないかどうか調べてますわ。行き届いた管理のお陰で幻想郷の平和は守られているのです

松本：一人作業員ですよね？

紫：(笑) いや、作業員っていうか(笑)

松本：安全帯つけてこう、結界よじ登って「異常なしですわ！」て！

浜田：(笑)

松本：で、結界の天井らしき所に着いたらあの子がおるんですよ(魔理沙を指差す)

魔理沙：いやいやいや(笑)

松本：危険ですよ〜結界……

浜田：はいはい……(笑)

チルノ：いや違うよ！だってゆかり、いっつも寝てばかりだもん！

紫：！？

浜田：何、何？(笑)

チルノ：ゆかりはいっつもキツネに自分の仕事任してるもん！ホントは寝てばっかりなんだよー！

松本：狐て？

紫：あぁ、まあいや……私の従者なんですけどもね

浜田：はい露呈しましたよコレ、思わぬ黒さ(笑)

紫：いやまあ、何だかんだできちんとやってますわ！

松本：狐につままれたような顔してまぁ……

浜田：にゃっはっはっは(笑)

松本：えーと、そちらの児童服の方は？

さとり：(笑) 古明地さとりです、幻想郷の地底にある地霊殿という屋敷でペット達と共に暮らしています

浜田：屋敷！

松本：オトンはサッカー選手かなんかですのん？

さとり：えええ(笑) いえいえ

松本：サッカーやってる血色ぢゃなさそうですもんねぇ、お父さん

浜田：いやオトンはわからんやろ！(笑) 確かに白いけど

松本：身体に黒いのベッタベタ塗ったらボールにはなれそうなんやけども

さとり：(笑)

松本：ひひゃひゃひゃへひゃ(笑)

浜田：さとりさんは動物好きいう事で？

さとり：あ、はい

松本：ん、犬とか、猫とかね

さとり：はい

松本：ボールも友達ですもんね？

浜田：しつっこいわお前！(笑)結構たくさんペット飼うてるて聞きましたけど、どんなのが？

さとり：あ、犬猫、カラス、珍しいものになるとワニとか……

松本：ワニ！ひゃー

浜田：ほぉほぉ、世話するにしても大変でしょうワニなんて

さとり：まぁー、うん……でも一番愛情を注いでいるので苦にはならないですよ(笑)

浜田：ほぉー愛情……

松本：屋敷って前フリでちょいドキッとしましたけどねぇ

浜田：(笑) 何、お前何

松本：ワニ革なんて上流階級の資本ですやん

浜田：最ッ低やな(笑)

松本：ホンマねぇ……ふひゃへゃ(笑)

チルノ：ちょっとーずっと座ってるだけぢゃつまんないよーアタイにも何か聞いて聞いてー！

(椅子を激しく揺する音)

松本：(腕を背中側で交差させながら俯く)

浜田：(半笑いで俯く)

チルノ：つーまーんーなーい！つまんないつまんないつまんないつまんない

松本：いや、もう……誰かこのチビッ子ギャング捕まえたってください

浜田：(笑) にゃっはっはっは(笑)

松本：町内会の会合連れてこられた子供やで！

浜田：(笑) ホンマな(笑) えーとそちらの方は、何でも「普通の」魔法使いさんって事で？

魔理沙：あーまぁ、一般的な言い方だとな

松本：「普通の」って時点で一般的の土台固めてきてますもんね

魔理沙：(笑)

松本：普通の……

浜田：もうええて！(笑) 魔法使いって事はあれやろ、やっぱり火ぃ出したりすんの？

魔理沙：あー、ははっ そんぐらいは楽勝だぜ

松本：ほな、実践してもらいましょうか？

浜田：ええね では霧雨魔理沙さん、お願いします！

ワーワーパチパチ

魔理沙：……

松本：……

浜田：……

魔理沙：……えーと

松本：……

浜田：……

魔理沙：……

松本：何、この空気！

浜田：にゃっはっはっは(笑) 何で？何で無言なん？

魔理沙：あーうーなんか緊張しちゃって……

松本：緊張か！緊張なんか！

魔理沙：いざ大勢の前でやるってなると、ちょっと……(笑)

松本：魔女ちゃう、これはマゾの域や！

浜田：(笑) やめって(笑)

松本：「魔女狩り」ですよ！怖いですねー！

浜田：にゃっはっはっは(笑)

松本：ふひゃらひゃらへゃ(笑)