雨と埃だけ食って辛うじて生きる

劇場版 霧雨魔理沙は途切れない ~未来都市のアーティファクトレジェンド~ 予告編

2016/04/01 01:37:26
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 ――お願い、魔理沙。幻想郷を救って……!

 突如現れた月の刺客が、幻想郷を焼き払う!
 残った者は、仲間たちに助けられて窮地を脱した魔理沙と、夢の世界へ逃げ込んでいたアリスだけであった……。

 魔理沙は託された希望と、未来と、運命を手に救出の糸口を探り出す!


「私は魔理沙。霧雨魔理沙。普通の魔法使いだぜ」

 時代の壁を越え、たどり着いた未来都市。

「私は蓮子! こっちはメリー! ご先祖様について、なにかしらない?!」

 紐解かれる過去。
 封じられた歴史。
 閉ざされた未来。

「わたしは九人のアリスの中でも最弱! でもね、わたしにしかできないこともあるんだよ?」

 ――ただ、夢を見たかった。
 ――ただ、“今”を飛び出したかった。
 ――ただ、誰でもない者になりたかった。

「諦めんなよ。私はいつだって諦めなかった。だから、ここにいる。おまえはどうだ?」

 ――後悔。

「夢を辿る? でも、どうやって?」

 ――懺悔。

「アクセス! リミテッド・ラルカンシエル! 繋がったよ!」

 ――悔恨。

「普通じゃ嫌なんだろ? なら、魅せてやるよ」

 ――それでも!

「アリス、バックアップは任せたぜ!」

 ――ああ、それでも!

「メリー、意識、保ててる? 私は今にもぶっ飛びそう!」

 ――道を照らしてくれるあなたがいて、くれるのなら。

「蓮子! 境界、見えたわ! ……手、繋いでて」

 ――“わたし”は。

「魔理沙! 貴女の炉に虹を込めたわ! あとは……!」

 ――“わたし”は、あなたたちと。

「さて、“やんちゃ”をするのもそこまでだ。言っておくが私は、動くと撃つぜ」

 ――“わたし”は、あなたたちと……。

「【ザングレイザー】」

 ――生きたい!



「気にすんな。私はいつだっておまえの手を取ってやる。だから、全力でぶつかって来いよ」

「あとさ、友達作れよ、友達。作り方がわからばいなら、ほら」

「私がおまえの友達第一号だ。な? 簡単だろ? ――“――”」

「じゃ、仕上げだ。しっかりついて来いよ! 行くぜ! “恋苻”」



「【マスター――」



 さぁ、物語を綴ろう。
 これは、そう。



「――スパーク】!!」



 神秘と深淵と希望と絶望と、夢と虹と、魔法の物語。

 深秘にたどり着き、紺珠に至る前哨譚――。





――To Be Continued――


◇◆◇


 間に合わなかったので、プロットからちょちょいと抜粋して予告編になりました。
 本編は……書き終わったら……うん……。
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コメント



0.4410030簡易評価
1.14奇声を発する(ry削除
こういうのってワクワクする
2.14無名の卍解削除
月面は二次創作者たちに残された数少ないゆーとぴーあー