「咲夜さーん」
真下から、声。
「そんなところで寝ちゃだめですよー?」
眠れないんだってば。
「それとー」
こんなお気楽極楽でも、中身は…
「スカートの中見えますよー」
「それを先に言えー!」
反射的に飛び降りてしまった。…はめられたのだろうか。
やってくれる。これはお仕置きものね。
考える…落下の勢いで押し倒してスリーパーホールド。
ギブアップしたら部屋に連行して朝まで一緒に飲ませる。
オーケイ。
「…覚悟しなさいよ」
「何か言いましたー?」
あと3メートルに迫った、のほほんとした笑顔を見ていたら…
「まぁ、良いか」
あと、1メートル。