曇天模様の空の下、私は紅一色になった木々を見つめて呟いた
「…寒い」
机には先程から進まないレポート、そして空になったマグカップ
「何で今日はこんなに寒いのかしらね」
目の前では呑気な顔した少女が私を見つめながら言った
「と言うかそもそも何で暖房効いてないの?」
「私に聞かないで欲しいわ、こっちだって知りたいのに」
そう言いながら目の前に居る少女は湯気が立ち上るマグカップを傾け
私は自分の空になったマグカップを恨めしげに見つめた
「と言うか本当に寒い!」
「じゃあ帰りましょうよ、寒いんだったら」
「うん、それ無理なんだ、このレポート今日中に教授に出さないと私死んじゃう」
「あ、今『今日中』と『教授』掛けたのね?流石だわ蓮子」
「違うよ」
何がおかしいのかメリーはくすくすと笑った
そう言って尚も見続ける外は相変わらずの厚い雲、そして痛み出す頭
「…今日、雨降るのかな」
「天気予報だと降らないって言ってたわ」
「ふーん」
そう言いながら雨は降るだろうなと心の中で思った、私の頭が痛いときは決まって雨が降るのだ
「早く仕上げないと夜になるわよ?蓮子」
「うんそーだね」
そう言ってカップを口に運ぶメリーに私は言った
「ねぇメリー一口頂戴」
「これ?」
メリーはマグカップを指さして言った
「うんそれ」
「はい」
私はメリーから差し出されたカップを受け取ると口を付け、流し込まれる暖かい液体を飲み込むと頭痛が若干和らいだ
一息つくとメリーがこちらを見て微笑んでいた
「…何?」
「ん?口」
そう言ってメリーは私からマグカップを奪うと一口飲み込み続けた
「間接キス」
その瞬間私の体温は一気に上昇した
「暖かくなった?」
「…熱いくらいよ、バカ」
そして私は先程よりも幾分かやる気が出た気がした
「…寒い」
机には先程から進まないレポート、そして空になったマグカップ
「何で今日はこんなに寒いのかしらね」
目の前では呑気な顔した少女が私を見つめながら言った
「と言うかそもそも何で暖房効いてないの?」
「私に聞かないで欲しいわ、こっちだって知りたいのに」
そう言いながら目の前に居る少女は湯気が立ち上るマグカップを傾け
私は自分の空になったマグカップを恨めしげに見つめた
「と言うか本当に寒い!」
「じゃあ帰りましょうよ、寒いんだったら」
「うん、それ無理なんだ、このレポート今日中に教授に出さないと私死んじゃう」
「あ、今『今日中』と『教授』掛けたのね?流石だわ蓮子」
「違うよ」
何がおかしいのかメリーはくすくすと笑った
そう言って尚も見続ける外は相変わらずの厚い雲、そして痛み出す頭
「…今日、雨降るのかな」
「天気予報だと降らないって言ってたわ」
「ふーん」
そう言いながら雨は降るだろうなと心の中で思った、私の頭が痛いときは決まって雨が降るのだ
「早く仕上げないと夜になるわよ?蓮子」
「うんそーだね」
そう言ってカップを口に運ぶメリーに私は言った
「ねぇメリー一口頂戴」
「これ?」
メリーはマグカップを指さして言った
「うんそれ」
「はい」
私はメリーから差し出されたカップを受け取ると口を付け、流し込まれる暖かい液体を飲み込むと頭痛が若干和らいだ
一息つくとメリーがこちらを見て微笑んでいた
「…何?」
「ん?口」
そう言ってメリーは私からマグカップを奪うと一口飲み込み続けた
「間接キス」
その瞬間私の体温は一気に上昇した
「暖かくなった?」
「…熱いくらいよ、バカ」
そして私は先程よりも幾分かやる気が出た気がした
…………ってえぇぇっ!?
後書きに持ってかれたwww
…って、なにしてんの友人ww