Coolier - 新生・東方創想話

幻想大決戦 〜 終焉の時

2024/05/10 14:35:24
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靈夢「…ゆっくりA…」
さとり「…あんなに…感情に任せて暴れないでって、言ったのに…」
フラン「…バカ…バカ!!バカァ!!」
紫「…もう…やめてって…いった…のに…」
神様「…あの者は、自分の職務を全うしおった…我々神も感謝している」
神様「…元々、あの「デス・ゴット」は、世界を、宇宙を支配しかねない存在だった」
神様「だから、我々でも、手を焼いておった」
神様「…それを、ただの若造に先を越されてしまうとは…天晴だ」
ゆっくりA「…これで、終わったんだ…全ての悪夢から開放され、また新しい生命が誕生する星を待つとしよう」
靈夢「…ゆっくりA…あなた…」
ゆっくりA「…俺は、もう死んだ」
神様「…勇気ある戦士‼ゆっくりAよ‼」
神様「我々は、お主が神になるに相応しいしいと思うが、お主はどうじゃ?」
ゆっくりA「…分かった…なろう」
神様「良く言ってくれた‼では、この世界はゆっくりA。お主の世界じゃよ?」
ゆっくりA「ありがとう」
神様「では、我々もやる事があるのでな、じゃあの」
ゆっくりA「…おい、待てよ」
神様?「ん?どうしたんじゃ?」
ドコッ
神様?「ゴハッ」
神様?「き、貴様…何を」
ゆっくりA「…バレてんだよ…紅夢」
紅夢「…ガハッ…さすがにバレちまったか…」
ゆっくりA「あの戦いで最期だと思ったのに…」
紅夢「…ヘヘ、暇つぶしになるじゃん?」
ゆっくりA「…何が‼何が暇つぶしだ‼俺の父さん達は何処にやったんだ…」
紅夢「…俺があいつらの霊力を奪った…そして、もう霊力はカラカラで死にそうだった…もう死んでる、かもな‼」
ドカッ
ゆっくりA「…グハッ‼」
ゆっくりA(…魔力の半分も出てないだと…)
紅夢「さあさあ、これでおしまいにしましょうよ?」
ゆっくりA(…っく、ここで終わりか…)
ゆっくりA(…!!いや…まだだ!!あの…あの惨状だけには…させるわけには…)
紅夢「ラストワード発動‼『夢幻ワールド』‼」
ゆっくりA「…」
カキン
紅夢「…っな‼何ィィィィ?!」
ゆっくりA「…俺は…お前を封印するまで‼倒れるわけには‼いかないんだ‼」
紅夢(?!なんだ?こいつから、手にとって分かるような、魔力が増加しているのは…!)
ゆっくりA「…俺は…こいつらを…また…あんな目に合わせない…そう誓ったんだ…」
ゆっくりA「だから‼俺は‼皆のために‼この天界のために‼戦う‼」
ゆっくりA「…もうお前の好き勝手にはさせねえぜ‼」
紅夢「っく‼この紅夢様が‼こんな庶民に負けるはずが‼」
ゆっくりA「ハア‼」
ゆっくりA「スペルカード発動‼神術『夢窓への扉』‼」
紅夢「っく‼『カウンター』‼」
ゆっくりA「スペルカード発動‼結界『弾幕四重結界』‼」
紅夢「…へぇ、自分だけ防御かぁ、あの子達殺っちゃってもいいの?」
ゆっくりA「大丈夫だ…今のは、あいつらに張った」
紅夢「?!…まさか‼お前‼」
靈夢「だめ‼それだけはだめーー‼」
ゆっくりA(…すまん…靈夢…皆…これは、お前等の生活を脅かす存在なんだ。だから、許してくれ‼)
ゆっくりA「うおおおおおおお‼」
紅夢「おい‼やめろと言ってるんだ‼」
ゆっくりA「ラストワード発動‼神術‼『神聖なる死者の魂』‼」
ピカーーーーン
ドーーーーーーーーーーーーーーーーーン
靈夢「ゆっくりAーーーー‼」
魔理沙「…そんな…ゆっくりA…」
紫「…もう…なんでいつもいつも…私達を置いて逝っちゃうの…」
フラン「うわあああああああん‼ゆっくりAぇ‼」
ゆっくりA「…ゴハ…生きてるのか…皆は無事か…」
靈夢「ゆっくりA‼」
フラン「もう‼ゆっくりAのバカぁ‼」
ゆっくりA「ハハ…最期の最期に…嫌われたな…」
フラン「…違うもん…無茶するからだよ…」
魔理沙「…おい…ゆっくりA…お前…」
アリス「…その…身体…」
フラン「…え?…?!ゆっくりA‼身体が‼」
ゆっくりA「…俺も…あの技を喰らったからな…仕方無い…」
ゆっくりA「…お前等は…大丈夫か?」
フラン「うん…大丈夫…」
ゆっくりA「ハハ…それはよかった…」
ゆっくりA「…おっと…もう時間が…残されて…いねぇ」
ゆっくりA「…俺の…最期の…願い…聞いてくれるか?」
フラン「うん‼聞くよ‼」
靈夢「当たり…前じゃない…」
紫「…何でも言ってね?」
ゆっくりA「…俺からの最期の…願いは…」
ゆっくりA「…お前等は…幸せに…生き…ろ」
ゆっくりA「ッハァ‼」
ゆっくりA「スペルカード発動‼移動『瞬間移動』‼」
ゆっくりA「…お前等…元気でな…」
フラン「ゆっくりAぇ‼」
靈夢「駄目よ‼あんたもきなさい‼」
ゆっくりA「…俺は…もう長くない…大丈夫だ…」
ゆっくりA「お前等の心の中で密かに…生きている…から…」
紫「…ゆっくりAぇ‼だめーー‼」
ゆっくりA「じゃあな…皆…アリーヴェデルチ‼」
紫「…バカ…バカバカぁ‼」
全員が泣いた

──スタッフロール──
ある一人の少年によって引き起こされた事件
これを、我々は後世へ伝えるべく、ここに書き記した
それがこの「幻想大決戦」である
これは、永久保存版であるが、じきにこの書籍も幻想と化し、人々の記憶から抹消されるだろう
だが、夢は最期まで諦めなければ、いつか実を結ぶ
だから、この書籍が…幻想にならない事を願っている
そして、私から最期…
人間は、いつしか生まれ変わる
皆は、「人生は一度きりだ」とか、ほざいているが
この世に未練があれば、また生まれ変われる
だが、皆はそのやり方を知らない
もしかしたら、君が知ってるのかもね
おっと、それじゃあ
もう時間みたいだ
君達に会えた事を僕は、光栄に思える
また、君達に会えるのを楽しみにしているよ
僕は…ずっと、君の味方
僕は…君達の、家族
僕は…ずっと君達を待ち続ける
そう、温かな土の中で…
by.ゆっくりA

幻想大決戦 完‼
初見さんは、いらっしゃい、常連さんはお久しぶり‼ゆっくりAです‼
遂に完結致しました‼長かったです。前作ので終わらせようとしてたのですが、まだ物足りないなぁ〜という感じで、続きを書かせていただきました‼これで、モヤモヤは消えたのでは無いでしょうか?
まあ、この作品が完結というだけで、小説はまだまだ投稿していきますので、今後とも宜しくお願い致します‼
あと、遂に幻想神社の公式サーバーが出来ました‼「https://Discord.com」という所をクリックしてご祈祷下さい‼
それでは、幻想神社でお待ちしております‼
それじゃあ、バイバイです‼
by.ゆっくりA
ゆっくりA
[email protected]
https://discord.com/channels/1231199874444165220/1231563706027217008
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コメント



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2.100あよ削除
ゆっくりA様、完結おめでとうございます!!!
自分はまだ一つも完結させられていないので(短編以外)精進したいなあと。
みんなが感情全開のまま一貫してるのが個人的にはめっちゃ良かったです。インパクトありますしね。
これからも応援してます!
3.無評価ゆっくりA削除
どおも、あよ様、ゆっくりAでございます。
ご感想とてもご光栄で御座います。自分的には、最期なだけあって、めちゃ作ってる時に泣きそうになりました。
あと、上記にも記載されていますが、幻想神社の公式サーバーか出来ましたので、ご祈祷のほど、宜しくお願い致します!!!!